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【米国株投資】強気・弱気を客観的に知る逆指標「Fear&Greed Index」で相場を読んで実力を高める

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【米国株投資】強気・弱気を客観的に知る逆指標「Fear&Greed Index」で相場を読んで実力を高める

米国株投資をする際に決算や財務諸表、テクニカル分析(チャートを読む)を見て判断する投資家は多いのではないでしょうか。

もちろん、これらは個別株投資をする際の必修科目のようなもので、とても大切です。

しかし、市場全体の大きな流れを気にすることができれば、投資家としての実力は一層高まります。

市場全体の大きな流れを予測する方法「強気」「弱気」

市場全体の大きな流れを予測する1つの方法が市場参加者の「強気」、「弱気」を見極めることです。

市場参加者の強気と弱気は典型的な「逆指標」、つまり反面教師と考えてください。

基本的には

市場全体が総弱気になると相場は底に近く、逆に総強気の場合には天井が近い

と予測します。

しかし、市場の強気・弱気はどのように判断すればよいのでしょうか

SNSの市場参加者のコメントや身の回りの投資仲間の意見を聞けばよいのでしょうか。

もちろん、そうではありません。

市場参加者のセンチメントを分かりやすく判定する方法の1つが「Fear&Greed Index」を見ること

です。

誰でも一目で投資家心理が分かる「Fear&Greed Index」

「Fear&Greed Index」

Fear&Greed Index」は日本語にすると「恐怖と欲望のインデックス」です。

CNNが開発したインディケーターです。

「Fear&Greed Index」を使う方法はとても簡単です。

CNN BUSINESSのサイトにアクセスするだけです。

CNNは1980年に開局されたアメリカのケーブルテレビ局です。

24時間ニュースを流し続けるテレビ局で世界中に支社を構えているメディア業界の大手です。

米国でもビジネスニュースやマーケット情報を動画で流しています。

CNN BUSINESSは歴史も実績もあるメディアで情報源として信頼できます

そのCNN BUSINESSの開発したインデックスを個人投資家も自由に使えるのです。

使い方はとてもシンプルです。

50なら中立

0に近づくほど弱気

100に近いほど強気

です。

「Fear&Greed Index」は反面教師、逆指標なので

100の方に振り切れていると「市場全体が慢心してしまっている。少し危ないかも。」

という予測ができます。

「乗り遅れてはいけない」と焦って飛び乗るのが最も危険

株投資の失敗で最も多いのが「乗り遅れてはいけない!」と高値の人気銘柄に飛びついて、すぐに天井から大きく下落して大損してしまうというケースです。

2017年代後半の仮想通貨ブームの際には、まさに多くの人が「ビットコインに乗り遅れるな」と次々に仮想通貨投資に参戦しました。

テレビでも仮想通貨関連のCMがたくさん流れていました。

そして、2018年初頭から仮想通貨は大きく下がりました。

総強気で「乗り遅れてはいけない」と飛び乗った投資家が多かったのが仮想通貨ブームです。

歴史は何度でも繰り返します。

「乗り遅れてはいけない!」と飛び乗る人が多い時には相場の天井に近い

ことが多いと言えます。

そうした客観的なセンチメントを判断する際に「Fear&Greed Index」は手軽に使えるのです。

飛び乗った投資家が多かったのが仮想通貨ブーム

決算・テクニカル分析・最後に市場のセンチメントを確認する

決算・テクニカル分析など株を買うかどうかを考える際に読む指標はたくさんあります。

しかし、大きな市場全体の流れをつかむことも大切です。

「Fear&Greed Index」は市場の強気・弱気は全体の流れを予測するのに、とても有効な指標のひとつです。

現在、市場が加熱していれば慎重に、逆ならば勇気をだしてみることでマーケットのタイミングをはかる精度も高まります。

誰でもすぐにはじめられる「Fear&Greed Index」

投資家の強気・弱気を客観的に知る指標の1つが「Fear&Greed Index」です。

典型的な逆指標で100に近いほど「市場関係者が慢心している」と捉えて慎重になった方がよいと言えます。

CNN BUSINESSのサイトを訪れるだけですぐに確認できるため、誰でもすぐにはじめられます。(執筆者:世界を旅する投資家 田守 正彦)

《田守 正彦》
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田守 正彦

田守 正彦

フリーランスのWEBライター。教育機関やバンコクの大学で働く傍、海外投資に興味をもち20代の頃から香港やアメリカの証券口座に直接行き、口座を開いて実際に取引をしていました。得意分野は投資・教育・旅行・新しい働き方です。新しい分野にも積極的に挑戦しています。 寄稿者にメッセージを送る

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