今回はFP暦10年の私が実際に加入している保険について紹介したいと思います。

・ たくさん種類があってどの保険に加入したら良いかわからない

・ 何かあったときに困ってしまうのが嫌だから保険にはしっかりと入っておきたい

・ 勧められるままに加入したけど本当にこれで良いのか

こういった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

各ご家庭の状況や考え方によって必要な保険は変わりますので、一概に「これが正解」とは言えません

保険にお悩みの方の参考になればと思います。

FP歴10年の私が加入している保険

結論から言いますと、

・ 医療保険
・ がん保険
・ 収入保障保険

の3つにしか加入しておりません。

さらにこの3つの保険の中身についても独自の考えに基づいて加入しております。

ひとつずつ紹介していきます。

医療保険は「入院一時金」重視

昨今、入院日数が短くなってきているという話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

厚生労働省が出しているデータでも実際に入院日数は短くなってきております。

医療保険は病気やケガで入院してしまった時のための保険です。

入院日数が短くなってきているということは、医療保険から受け取れる給付金も少なくなってきているということなんです。

そこで私は入院日額については最低の3,000円に抑えています

手術の給付金についても付帯していません

その代わりに入院一時金20万円を付けています。

つまり病気やケガで1日でも入院してしまったらその段階で20万円の受取額が確定します。

何日入院するかわからない状態だと保険からいくら給付金が受け取れるかもわかりません。

ですが一時金を付帯していれば20万円は確実に受け取れますので「先立つもの」として費用に充てることができます。

短期入院が多くなってきている今の時代に合わせた医療保険の組み方です。

ただし手術給付金は付けておりませんで、手術を受けても保険からは0円です。

一時金で20万円受け取れますので、そちらでカバーするという考え方です。

高額療養費制度を考えれば十分な金額を確保することができると考えています。

20万円受け取れる保険と聞くと掛け金も高いイメージを持つかもしれませんが、

・ 入院日額3,000円

・ 入院一時金特約20万円

・ 先進医療特約

この内容で2,000円代中盤の掛け金です(30代後半男性)。

もちろん一生涯掛け金は上がりません。

ちなみに医療保険は十分な自己資金があれば不要だとする考え方もあります

私もそこは賛成です。

お恥ずかしながらまだ不安要素が残る段階なのでこの医療保険に加入しておりますが、将来的には解約予定です。

一時金を付帯しています

がん保険は一時金のみの構成

続いてはがん保険ですが、こちらも一時金のみの構成にしております。

保険会社によってはがん入院給付金やがん通院給付金などが付いているものもありますが、医療保険と同じ理由でそういった特約は不要と考えております。

最近では抗がん剤治療や放射線治療、ホルモン剤治療を受けた場合、月額10万円の給付金が受け取れる保険も出てきております。

こちらについても私は懐疑的です。

将来的に新しい治療方法が確立された場合、使えなくなる危険性があるからです。

例えばウイルス療法です。

がん細胞のみを攻撃対象とするウイルスを体内に入れることにより、がんを治療する方法です。

さまざまな研究機関で新しい治療方法が開発されており、現在の治療方法が古くなる時代もきっと来ると考えています。

そうすると使えなくなる特約も出てきます

ここで大事なのが「診断一時金」です。

こちらの保障内容はがんと診断された段階で一時金を受け取ることができます。

この一時金を治療費や収入の補填に充てるという考え方です。

診断給付金については今後治療方法がどう変わっていこうと受け取れなくなることはありません

まとまった一時金を受け取り、その時代に合わせた治療費に充てていく

この方法の方が合理的だと考えております。

ちなみに入院や先進医療については医療保険の方から給付金を受け取れますので、そちらでカバーできます。

がん保険についてもガイドラインに沿った治療のみを行うなら高額療養費の対象になります

わざわざ「がん保険に加入する必要もない」という考え方にも一理あります。

ただ、私には長生き願望があります。

ガイドラインよりも治癒率の高い治療方法がある場合、そちらを選択したいと考えておりますので、しっかりと一時金が受け取れるがん保険に加入しています。

そのがん保険の中身ですが、

・ 初めてがんと診断された場合300万円(初期、悪性問わず)

・ 2回目以降がんと診断された場合100万円(2年に1回を限度、無制限)

・ 初めてがんと診断された以降、掛け金の払込は免除(初期、悪性問わず)

といった内容で月の掛け金は3,000円です(30代前半男性)。

治療費のみでなく、所得保障にも充てるため初回の金額を大きくしています。

他の病気と違ってがんは怖いと考えていますので、しっかりとした内容で加入しており、掛け金も高めです。

各ご家庭の状況や 考え方によって 必要な保険は変わります

死亡保障について

死亡保障は毎月保険金が受け取れる収入保障保険です。

こちらは毎月保険金を受け取れる収入保障保険で組んでおります

毎月の保険金額については遺族年金と合わせて生活できる金額で組めば安心です。

医療保険、がん保険と違ってこちらの死亡保障は期間限定です。

妻との年齢差もありますので私の場合は70歳までの保険期間で加入しています。

妻の老齢年金受け取り開始年齢まで保障を持つイメージです。

死亡保障については私が加入している保険の中でも1番重要度は高いと考えています。

生きていればなんとかなる事も死んでしまってはなんともなりません。

せめて残された家族には経済的には困って欲しくない。

かといってぜい沢する必要もないので、普通に生活していけるだけの保険金で良いと思います。

確率論的には若い間には死にませんので、大きく組み過ぎると掛け金がもったいないです。

中身ですが、

・ 保険期間70歳

・ 保険金額10万円

毎月3,000円代後半の掛け金(30代後半男性喫煙者)です。

非喫煙者なら2,000円代で加入することも可能です。

シンプルに必要最低限の保障にしましょう

これまでFP暦10年の私が加入している保険の内容について紹介してきました。

シンプルに必要最低限の保障に加入しているつもりです。

コンセプトは

・ 「資産の形成段階にある現役時代は必要な保障をなるべく安く確保しつつ、将来のための資産形成をアクティブに行っていく」

・ 「心配だからといってあれもこれも入らない。国の保障制度をしっかり確認する」

です。

私と同じ様に固定費はなるべく安く抑え、資産形成に回したいと考えている方も多いと思います。

保険代も大きな固定費のひとつです。

必要な保障を賢く抑えて将来に備えたいものです。(執筆者:FP歴10年 冨岡 光)