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1年間で万単位も可能な「小銭貯金」 成功した人のコツを知り、今日からコツコツ貯めていこう

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1年間で万単位も可能な「小銭貯金」 成功した人のコツを知り、今日からコツコツ貯めていこう

先行きの見えないコロナの影響で、激しい乱高下を続ける国内外の株式市場で、保有していた投資信託や株で、大きな損失を出してしまっている人も少なくないでしょう。

また、投資に興味があったが、今回コロナを目の当たりにして投資のリスクに不安を感じている人もいるのではないでしょうか。

そんな人におすすめしたいのが、堅実な貯蓄方法「小銭貯金」です。

「この時代にそんなアナログな方法」と思いますが、小銭貯金はちょっとしたコツを掴めば、ズボラな人でも取り組み方次第では年間で万単位の貯金を作ることが可能です。

そこで今回は小銭貯金で成功した人たちが実践しているコツをご紹介します。

続けるためのモチベーション

続けるためのモチベーションが必要

小銭貯金は、地道にコツコツと続けていくことが何よりも1番大切です。

そのため、自身のモチベーションを上げられるような方法を見つけると、楽しく続けられます。

例1:目標金額や使い道を明確にする

小銭貯金が貯まったら、どんなことに使いたいかを考えます。

旅行や欲しかった洋服、外食など自身へのご褒美、また手堅く定期預金への預け入れなど、何でもかまいません。

小銭貯金を始める前に、貯金する目的について考えれば、どれぐらい貯めればいいのか目標金額も見えてきます

目的や目標金額が曖昧だとモチベーションも下がって長く続かなかったり、「ちょっと今月ピンチだからここから使っちゃおう」なんていう気の緩みにつながりますが、

「お金が貯まったら〇〇をする!」

と使い道を明確にしておけば、小銭を貯金するたびにその楽しみに近づいている感覚が味わえ、貯金が楽しくなります。

例2:自分に合った貯金箱を選ぶ

貯金箱選びもモチベーションを左右するポイントの1つです。

自身の好みのデザインの貯金箱を選ぶことももちろんよいのですが、デザイン性だけで選んでしまうと後々飽きてしまう可能性も否めません。

そこでおすすめしたいのが、

・ あまり大きすぎないサイズ

・ 中身が見えるスケルトンタイプ

大きすぎるサイズのものは、なかなか貯金箱が満杯にならず達成感が湧きにくいのが難点です。

そのため、まずは小さなサイズのものから初めて貯金箱の中身を満たす喜びや達成感を味わってみるのもよいでしょう。

スケルトンタイプのものも同様です。

小銭が貯まっていく様子を目でしっかり感じられれば、モチベーションアップへとつながるはずです。

マイルールを設定

小銭貯金を持続させるためには、自分なりのルールを設定するのも大切なポイントです。

設定1:頻度 → 毎日・週に〇回・小銭が余ったときだけ

設定2:時間帯 → 朝・夜・就寝前

設定3:金額や小銭の種類 → 500円玉・100円玉・小銭の種類は問わず〇円

ある程度決めておくのがおすすめです。

ルールは無理のない範囲

500円玉銭貯金をしている人の中には、500円玉を作ろうとして毎回支払い方を調整するあまりそれが段々負担や面倒に感じてきてしまう人も少なくありません。

小銭貯金は、ハードルが低く誰でも気軽に始めやすいのが魅力の1つです。

コツコツと持続させるためにも、自分にとって苦にならない程度のルールを設けるようにしましょう。

「ミニ財布」で効率化を図る方法

これまでのトレンドは長財布でしたが、近年ミニ財布にシフトしてきています。

コンパクトでおしゃれな見た目と、荷物の軽量化にも一役買ってくれるミニ財布は、小銭貯金に使えるアイテムです。

なぜならミニ財布は、コンパクトな作りで、小銭も少量しか収納できないからです。

放置していると、あっという間に財布がパンパンになってしまうため、こまめに財布の中を整理しなくてはなりません。

ズボラな性格の人でも必然的に小銭貯金が習慣化できてしまいます。

小銭貯金を始めるにあたって、持続できるか心配な人や効率化を図りたい人は、ぜひミニ財布へのシフトもいっしょに検討してみてはいかがでしょうか。

小銭貯金の入金や両替方法

貯金箱がいっぱいになったら、銀行にて両替もしくは保有口座に入金をしますが、このとき気を付けなければいけないのが、手数料です。

銀行では、一定の枚数を超過してしまうと、両替も入金もどちらも手数料がかかってしまうシステムとなっています。

三井住友銀行の手数料を例に挙げて見てみましょう。

窓口で入金した場合

三井住友銀行の手数料

参照:三井住友銀行HP(pdf)

窓口で両替した場合


参照:三井住友銀行HP

入金・両替でもそれなりの手数料がかかってしまうことが分かります。

「たかが入金や両替なのに」と感じる人もいるでしょうが、手数料は枚数が多くなればなるほどその分窓口にも負担がかかってしまうため設定されているものです。

窓口ではなくATMを使って自身で入金手続きをしたり、両替機で両替をしたりするほうが、手数料は低く設定されています。

例えば、同じく三井住友銀行では、ATMを利用した場合100枚までは手数料無料で入金が可能です。

どうしても手数料を取られたくないという場合は、手間はかかりますが窓口とATMを併用する、もしくはATMで数回に分けて入金するとよいでしょう。

三井住友銀行の両替機は小銭入金に対応していません

参照:三井住友銀行HP

また、郵便局で口座を開設している人であれば、郵便局で預け入れするのも方法です。

多くの銀行が大量の小銭を窓口で入金すれば手数料がかかるシステムとなっているのに対して、郵便局は無料で預け入れられるようになっています。

ただし、入金には枚数計算に時間を要してしまうため、あらかじめ利用する店舗にて連絡しておくようにしましょう。

「無理なく楽しく」が小銭貯金成功の秘訣

無理なく楽しくコツコツためる

小銭貯金を成功させるためには、あきらめずにコツコツと持続させることが最も大切です。

ゆえに、「無理のない範囲で楽しく実践する」を意識しながら取り組む姿勢が求められます。

まだまだ株式の乱高下が予想されるいま、リスクのない小銭貯金で堅実に資金づくりに励んでみてはいかがでしょうか。(執筆者:元銀行員 吉村 みき子)

《吉村 みき子》
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吉村 みき子

銀行の営業職経て、出産を機に専業主婦へ。その後、ライターとして3年ほど企業に勤めたのち、現在育児の傍らフリーライターとして活動しています。これまで、金融系の記事をはじめ、ファッションや子育て、恋愛系など幅広いカテゴリの記事を執筆してきました。元銀行員として、主婦として、そしてこれまでの執筆経験を活かして、みなさんが「読んでよかった!」と思えるような有益な記事をお届けします。 寄稿者にメッセージを送る

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