最近「人生100年時代」という言葉をよく耳にしますが、なかなか実感はわきません。

しかし毎年平均寿命が延びているわが国において、特に女性の平均寿命が90歳を超える日はあっという間にやってくるような気がするので、「人生100年時代」という言葉も間違っていないと思います。

そこで今回は長生きしなくてはいけないこの時代の、生活費の確保と賃貸経営について考えてみたいと思います。

人生100年時代のリスクに不動産経営で備え

80歳前後で金融資産が底をつく

一般のサラリーマン人生は、年金の支給が始まる(企業年金や特別支給の厚生年金等は除く)65歳で定年を迎え、その後働くとすればスタッフやアルバイトで数年働くといったところが平均的なライフプランではないでしょうか。

しかし上記のように人生の時間が延びてくると、当然さらに長く働かざるを得ない方々も出てくると思います。

「65歳以降も働かないと、2,000万円程度の金融資産があっても80歳前後で金融資産が底をつく

というライフプランが、良くネットや誌面をにぎわせます。

健康のためにも働く時間を持った方が良いという意見もありますし、また当然長生きするためにはそのための収入や資産が必要になります。

そうなると70~75歳程度までは働きたいという方が今後増えてくるでしょう。

働いてくれる賃貸用不動産

しかし働きたくても今の職場で引き続き働ける方は少なく、新たな働き先を見つける必要があります。

そうなると職種や賃金など自分の希望範囲の働き先は限られてきますし、さらに65歳以上という年齢が勤務先の選択肢をかなり狭めてしまいます。

では賃貸用不動産の経営はどうでしょうか。

個々の物件の条件は違うものの、ローンを完済したワンルームマンションを2~3戸所有していれば、手取り10~15万円程度の収入が期待できます。

空室リスクはあるものの、不動産が収入をもたらしてくれます。

マンション数室を所有しておけば老後生活の安心材料に

健康問題への対応

自身が50~60歳ごろになると、身近で健康を害して入院したりする人が増えてきて、健康の大切さを切実に感じます。

健康を害すると、60~65歳以降の働き先がさらに狭まり、場合によっては働けない状態になるかたもいるでしょう。

体の衰えは体を鍛えれば遅らせることはできますが、病気や体の衰えに伴うけが等はある程度やむを得ません。

そうなったときも賃貸用不動産は働いてくれます

健康問題は精神的につらいものですが、賃貸用不動産をもっているというだけでも精神的にゆとりができるのではないでしょうか。

老後生活の不安材料は「健康」

長生きする「リスク」

上記のように平均寿命が延びると、長生きする「リスク」が大きくなります。

私たちが長生きすることは残念ながら収入面ではリスクであり、この現実が遅かれ早かれ1人1人の切実な問題となりそうです。

長生きした時の収入面のリスクを下げるためには、収入の道を確保しながら生活面の工夫が必要です。

それに対応する対策は大きく3つあります。

それは

1. 収入を維持もしくは増やす

2. 支出を減らす

3. 資産運用で資産を増やす

の3点です。

しかし収入を維持もしくは増やすのは、前述した理由で勤務先を探すことを含めかなり困難です。

「支出を減らす」イコール「生活水準を下げる」ことであり、簡単ではありません。

資産を増やそうにも運用には失敗もあり得るため、知識と熟練した投資の技術が必要です。

こちらの3方策も、実践して効果を生むのは現実的に厳しいと言えます。

では現在の収入のほかに不動産収入があればどうでしょうか。

当然ですが空室リスクはあるにせよ、収入の道をほかに用意すると「長生きするリスク」に対処できる可能性が出てきます。

収入源の1つに不動産投資という選択肢を

退職後の生活はほとんどの方が年金収入を中心として生活設計すると思います。

しかしその年金も将来的に安泰とはいきませんし、今の日本が少子化や晩婚化も進んでいますから、ますますきちんとした人生設計が必要になってきます。

これらの問題は個人に留まらず、国全体の大きな問題となることも将来的には間違いありません。

そうなると今後は多岐にわたる収入源の確保がますます必要で、不動産投資もその1つとして現在有力な手段であることは確かでしょう。

将来みなさん1人1人の有望な収入源となるように、不動産投資の研鑽を進めていきましょう。(執筆者:不動産投資歴16年 堀江 優)