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1枚たったの3円「手作りクッキー」の2つのメリットと「ポリ袋でもむだけ」の簡単レシピ

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1枚たったの3円「手作りクッキー」の2つのメリットと「ポリ袋でもむだけ」の簡単レシピ

昨今は、いつも以上に家で過ごす時間が増えいます。

おやつも手作りをすれば節約につながるのはわかっているけど、

「毎日の食事を作るのも大変なのにおやつまで作るなんて…」

という気持ちもあります。

それでもクッキーを手作りすると節約以外にもメリットがあります。

「料理が好きではない」「お菓子なんて作ったことがない」という人でも簡単に作れるレシピとアレンジアイディアも一緒に紹介します。

クッキーを手作りするメリット

1. 油脂の質を上げられる

クッキーの主原料であるバターは動物性脂肪であり、健康意識の高い方は控えたり、使用量を調整したりすると思います。

しかし、もっと気をつけてもらいたいのがマーガリンやショートニングといったトランス脂肪酸といわれる油脂です。

これらは液体の油脂を人工的に固体にしたもので、安価で扱いやすいため広く流通している食品です。

しかし、多く摂取し続けていると動脈硬化や心筋梗塞などの冠状動脈性心疾患(心臓の周りの血管の病気)の発症リスクを高めることが知られています。

参照:農林水産省

たまに食べるくらいであれば心配しなくてもよいのですが、日常的に食べるのであれば油脂の質には気をつけたいところです。

安価なクッキーにはよくこのマーガリンやショートニングが使用されています

クッキーを手作りすれば節約になるばかりではなく、質のよくない油脂を摂取する機会を減らせます

2. 糖質の量を調整できる

クッキーのおいしさの要は甘さですが、これは砂糖由来のものです。

クッキーには欠かせない食材ですが、摂取しすぎると体への負担が心配です。

砂糖は体に吸収されると急激に血糖値を上げるということが知られています。

これが頻繁にくり返されると血管を傷つけたり、血糖値が下がりづらくなったりするのです。

市販のクッキーの場合には重量比25%の砂糖を使っているものもありますが、手作りすれば半分程度まで減らせます

3. 安心して食べられる

「節約中だから…」

「カロリーが気になるから…」

と、おやつをもう1つ食べたいけれど我慢するということはありませんか。

手作りのクッキーであれば市販の一般的なクッキーと比べて安価にヘルシーにできるので安心して食べられます。

この小さな不安や我慢はストレスとして蓄積されて、あなたの心身に負担をかけるようになります。

ただでさえストレスの多い日常の中で、おやつくらいはストレスフリーで楽しみたいものです。

簡単クッキーレシピ

今回のレシピではバターではなく植物油を使います。

その理由は、

・ バターに比べて安い

・ バターを常温に戻す手間がないので、作りたいときにすぐに作れる

からです。

バターが200g = 400~500円であるのに対して、植物油は少し高い価格帯の良質なものを選んでも200g当たり約300円です。

計量から焼き上がりまでおよそ30分でできます。

バターを使った生地よりもダレやすいので手早く作業してください。なお、食材費は筆者が作って実際にかかったものです。

基本のプレーンクッキー

基本のプレーンクッキー

材料(16枚分・54円)

薄力粉:100g(34円)

砂糖:35g(8円)

ベーキングパウダー:ひとつまみ(1円)

牛乳:15g(3円)

植物油:40g(8円)

作り方

Step 1. ポリ袋に材料を全て入れて、中身が均一になるまでもむ

Step 2. まな板に生地を出して段面4cm×4cm、長さ13cmに成形する

Step 3. 包丁で16等分に切り、間隔を開けて鉄板に並べて170度のオーブンで18分焼く

脱酸素剤と一緒に保存すれば2週間程度おいしく食べられます

冷凍保存する場合には1か月をめどに食べるようにしてください。

手作りクッキーアレンジ

基本のプレーン生地を作れるようになればアレンジは簡単です。

薄力粉を大さじ1杯減らして、抹茶パウダー(無糖)を大さじ1杯を加えて生地を作れば抹茶クッキーになります。

抹茶クッキー

ナッツを40gを加えて生地を作ればナッツクッキーになります。このときには18等分に切ってください。

ナッツクッキー

生地を薄くカットして焼き上げた後にジャムをはさめばジャムサンドになります。

ジャムをはさめばジャムサンド

節約しながらも心置きなく楽しむ

おやつは大人にとっては心の栄養、子どもにとっては心身の栄養になるものです。

節約しながらも質・量ともに心置きなくおやつを楽しむために、クッキーを手作りしてみてください。(執筆者:栄養士、管理栄養士 小原 水月)

《小原 水月》
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小原 水月

小原 水月

栄養士・管理栄養士として、給食委託会社、ダイエット合宿所、特定保健指導の業務に従事。出産を機に職を辞し、夫の実家のある地方都市に移住。現在は、契約社員として勤務しつつ、兼業でライターをしています。食事/健康/ダイエット/ライフスタイルの分野が得意です。移住によって夫婦それぞれの年収が100万円以上ダウン。小さな節約を積み重ね、子どもの学費と老後の資金をつくる毎日です。 寄稿者にメッセージを送る

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