「Kyash」は利用すると最大で1%のポイント付与されるのが魅力です。先日は「Kyash Card」が3Dセキュアに対応という朗報をお届けしました。

しかし、今回の発表は必ずしも朗報とは言えなさそうですので、詳しく解説しましょう。

【12/8~】銀行口座などから入金した残高に対して年1%の利息を還元

入金した残高に対して年1%の利息を還元
≪画像元:Kyash≫

12月8日より、本人確認アカウントの銀行口座などから入金した残高に対して、年利1%の残高利息(月利換算で約0.083%。決済のみに利用できる残高)が毎月、残高に付与されるサービスが始まります。

本人確認アカウントがあれば、決済や送金、送金の受け取りや出金が可能です。

決済や送金、送金の受け取りや出金が可能
≪画像元:Kyash

通常は前月に1回以上の決済をしていないと利息をもらえませんが、12月は特別に、本人確認アカウントの利用者全員が対象です。

「銀行口座からチャージしても得じゃない」と考える利用者にとっては朗報かもしれません。

クレカチャージの残高は年1%利息の対象外

基本的にプリペイド方式のKyashは、さまざまな方法で残高にチャージ可能です。

しかし、チャージ方法によって「できること」が次のように異なります。

チャージ方法によって「できること」が異なる
≪画像元:Kyash

つまり、年1%の利息が付く「決済や送金、出金に利用できる残高」は、銀行口座や銀行ATM(ペイジー)、コンビニ、セブン銀行ATMから入金した残高のみです。

クレカチャージで「クレカのポイント + 利息 + Kyash利用時のポイント」の3重取りを考える方もいることでしょうが、残念ながらクレカチャージの残高では年1%の利息をもらえません

【12/8~】登録カードを使った指定金額入金機能が廃止

指定金額入金機能が廃止
≪画像元:Kyash

12月8日より、登録したカードを使って指定金額をチャージする機能が廃止されます

毎月決まった金額しかクレカチャージをしないという方にとっては、改悪ですね。

また、登録クレカのキャンペーンのためにKyash残高への手動チャージを使っていた方も、今後は柔軟に利用できません

毎月決まった金額しかチャージしたくない方は、銀行口座からのチャージを利用してください。

ちなみに、残高不足時に登録カードから差額分の決済をする「自動入金」は引き続き利用可能です。

【12/11~】Kyashのポイント付与が変更

12月11日より、「Kyash Card」「Kyash Card Lite」「Kyash Card Virtual」のポイント付与が次のように変更となります。

Kyashのポイント付与が変更
≪画像元:Kyash

変更点で特に注目すべきは、「Kyashポイントの月間付与上限」です。

これまでは残高の種類に関係なく1,200ポイント/月(「Kyash Card Lite」「Kyash Card Virtual」は600ポイント/月)でした。

12月11日からは、残高のチャージ方法によって月間付与上限が区分けされます

クレジットカード、デビットカード、Kyashポイント、他のサービスの売上金やポイントからの入金による残高での決済については500ポイント/月(「Kyash Card Lite」、「Kyash Card Virtual」は250ポイント/月)です。

つまり、クレジットカードから「Kyash Card」へチャージした残高について、月5万円を超えた分の利用にはKyashポイントが付きません

相次ぐKyashの変更、クレカチャージ派には改悪か

ここのところ、Kyashには変更が相次いでいます。

そして12月には、残高利息、クレカからの手動入金廃止、ポイント付与の変更が矢継ぎ早に発表されました。

特にクレカチャージ派にとっては、改悪と言えるのではないでしょうか。

・ チャージ方法を銀行口座に変更する

・ 登録カード →「Kyash Card」への自動入金上限を5万円に設定する

など、変更の手続きをおすすめします。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)