※本サイトは一部アフィリエイトプログラムを利用しています

注目記事

初売り・新春セールの失敗談と成功談を比較して、ムダな出費をしないコツを知る

ライフ 貯金
初売り・新春セールの失敗談と成功談を比較して、ムダな出費をしないコツを知る

年が明けると開催される「初売り」や「新春セール」、楽しみにしている人も多いようですが、破格の目玉商品や割引商品も多く、赤や金がメインの華やかなお正月カラーに気分も上がり、つい財布のヒモが緩んでしまいます。

この記事では、初売りや新春セールで「得した人」と「失敗した人」の体験談とともに、元旦から無駄なお金を使わないコツをお伝えしたいと思います。

「初売り・新春セールで失敗した」人の特徴

初売り・新春セールで「失敗した」という人の体験談から特徴をまとめてみると、下記のような特徴が浮かび上がってきました。

・ お正月ならではの店内の装飾や音楽に、つい気づいたら余計なものを買っている

・ 買うものを決めずに買い物に出かける

・ 「お正月ぐらいは…」という気持ちで買い物へ行く

・ 「いつもより安いから」と買い過ぎて後悔する

初売りや福袋で失敗する人

【失敗談】Aさん・40代・バツイチ(介護業)

普段は、常に「節約」して切り詰めているのに、初売りとか新春セールでの店の雰囲気や音楽にテンションが上がってしまい、いつも買い過ぎて失敗します。

いつもは時間の合わない友達やママ友と一緒に出かけたりするとなおさら、財布のヒモが緩んでしまいます。

「いつもは節約してるから、いいか…」と開き直りますが、子供のお菓子やオモチャに1万近く、自分の服や小物なんかにも1万円近く使っていて心の底では後悔はしてます…

【失敗談】Bさん・30代・夫婦共働き(会社員)

初売りに子供と出かけたら、オモチャが割引になっていて即購入、翌日も買い物へでかけたらまた子供のオモチャが安くなっていたので買ってしまいました。

「なにか安くなっているかも」

「見逃しては損」

という気持ちになり、普段は週3回と決めている買い物に連続で行ってしまい、その結果、ムダなものを買ってしまいました

いつも値段を見ていて、買わないようにしているからこそ、割引されているとお得感が高まり、つい買ってしまいます。

【失敗談】Cさん・20代・独身(会社員)

初売りで、好きなキャラクターのぬいぐるみを発見してすぐに購入しました。

お正月休みが明けて職場に行ったところ、同じキャラクターが好きな同僚は「福袋」で購入していて、ぬいぐるみの価格を割り出すとほぼ半値でした。

いつもならネットやスマホで調べてから買うのに、「初売りだから1番安い」という思い込みで調べずに買ってしまい後悔してます。

【失敗談】Dさん・40代・既婚(パート)

お得なものや安いものには目がなく、初売りや新春セールとなると、ついたくさん買ってしまいます。

とくに調理器具は「毎日使うものだから、ストックがあってもいいよね」と思いますし、ラップやトイレットペーパーの日用品なんかは、「安いときに買い溜めしておかなきゃ」と思って、大量に購入してしまいます。

結局は、置く場所に困って実家や旦那の義父母にあげたり、友達が来たときに買い過ぎた話をしてあげてしまったりと、毎年、自分でも何をしているか謎の状態になっています。

どんなに安くなっていても、必要最低限の買い物にしないとムダな出費になってしまいます。

Eさん・40代・既婚(パート医療事務)

1年に1回のお正月ぐらいはケチケチせずに、お金をパーッと使いたいと思って初売りや新春セールに行くのですが、毎年のように後悔しています。

パート(時給)で医療事務をしているため、働く日数がすくない2月の給料はいつもより下がり、春の税金、GWの家族旅行で後悔MAXになります。

失敗談の特徴から学ぶ「無駄なお金を使わないコツ」

1年に1度のイベントということもあり、最初から「お正月だから」と財布のヒモを緩めている人も多いようです。

買ったときよりも、あとからジワジワと後悔をするというケースも多かったです。

コツ1:中身の見えない商品は買わない

中身の見えない福袋やシークレット商品が入っているようなものはワクワクしますが、なかなか売れない商品を入れて販売されることもあるので要注意です。

コツ2:「お正月」を特別扱いしない

お正月というと、ついテンションも上がってしまいますが、毎月の給料に変わりはありません

2~3か月後の出費を計算しながら、事前に使えるお金の上限を決めることが重要です。

コツ3:周りの雰囲気に流されてもお金が使えない状態にしておく

雰囲気に流されやすい人は、使ってもいいお金だけを財布に入れておき、クレジットカードや銀行のカードも持ち歩かないようにして制御します。

初売り・新春セールで「得した」人の体験談

初売りやセールでも失敗しない人

「初売り・新春セールで得した人」の体験談や特徴をみていくと、失敗談の特徴から学ぶ「無駄なお金を使わないコツ」が裏付けられることも多いです。

成功例1:Eさん・40代・既婚(会社員)

12月中旬ぐらいから子供や夫と一緒に「欲しいものリスト」を作り、定価を調べて定価分の現金をそれぞれに渡しています。

購入のタイミングや、買い方はそれぞれに任せました。

出ていくお金が事前に計算でき、「お正月だから」と高額なものをねだられるのを避けられ、昨年は一昨年に比べて1万円ほど節約ができていました。

成功例2:Fさん・30代・夫婦共働き(販売員)

単体で売っていたものが、福袋として詰め合わされることも意外とあります。

だから、子供のオモチャやキャラクターものは、中身がわかる福袋で買うことが多いです。

不要なものが入っていても、子供が欲しいと言っているものの単価が、福袋やセット販売のほうが安い場合には買います。

そして、使わないものは寄付したり、近所の子供たちにあげたりしています。

成功例3:Gさん・40代・既婚(会社員)

年末ギリギリまで仕事なので、元旦に初売りや新春セールに行くのが唯一の楽しみです。

無駄遣いはしたくないので、初売りや新春セールに行く前に、自分の行く店のホームページやネットチラシで内容を確認してから行くようにしています。

すると、「これはいらないかな?」など冷静に判断できることが多くなり、出費も半分以下になりました。

成功例4:Hさん・40代・既婚(サービス業)

いつもは節約を頑張っているので、お正月ぐらいは何も考えずにお金を使いたいので、無駄なものも買うし、数日で捨てちゃうものもあります。

でも、これが私のストレス発散なので、「これでいい」と思っています。

後悔しないコツは、上限金額を事前に決めてお金を下ろしておき、封筒に入れておくことです。

年末年始でも稼働しているATMも増えているので、お正月は「絶対にお金をおろさない」という強い意思で、上限金額以上は使わないようにしています。

初売り・新春セールで「得した」人の特徴まとめ

初売り・新春セールで得をした人の多くは、「お正月だから特別」だと考えず、事前に欲しいものや金額をチェックしているということがわかりました。

事前に、欲しいものやその金額について調べることで、

・ 本当に欲しいものなのか

・ その金額が本当に安いのか

を冷静に判断しやすくなるようです。

その結果、初売りや新春セールの出費が減ったという人も少なくありませんでした。

「いくら使うか」も事前に決めておき、上限を設けることが成功談のなかには多かったです。

「お正月」の雰囲気にのまれない家計管理

「お正月」と聞くと、つい特別な日だと感じて、財布のヒモが緩んでしまう人も少なく無いようです。

初売りや新春セールで「得した」という人は、普段通り

・ 事前にチラシやネットで売出し情報をチェック

・ 使うお金の上限を決める

をしっかりとしていました。

毎年のように無駄遣いをしているという人は、「これならできそうだ」という方法を見つけて実行してみてください。(執筆者:最強節約ママ 山内 良子)

《山内 良子》
この記事は役に立ちましたか?
+0

関連タグ

山内 良子

執筆者: 山内 良子 山内 良子

2008年頃から接客業務改善などの業務に携わりつつ、資格を生かした親子クッキングイベントなどを開催。現在は主にライターとして活動し、レジャーや旅、暮らしや妊活、ママ向け記事やインタビュー、経営者向けの記事などなど幅広く執筆中。 寄稿者にメッセージを送る

今、あなたにおススメの記事

特集