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【管理栄養士考案】節約×ダイエットを叶えるスープレシピ3選

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【管理栄養士考案】節約×ダイエットを叶えるスープレシピ3選

ダイエットをしたいけれどなかなかうまくいかないという方にオススメしたいのが「スープダイエット」です。

本日は、管理栄養士である筆者が「スープダイエット」のコツや節約食材で作るダイエットスープのレシピを紹介します。

管理栄養士考案スープ3選

いつもの食事に「スープ」をプラスしてダイエット効果をアップ

「スープダイエット」というと、難しいレシピのスープを作らないといけないのかな? と思ってしまいがちですが、決してそんなことはありません。

「どんな物を飲むのか」よりも、「スープを食事にプラスする」ことに意味があるのです。

ではなぜスープがダイエットに良いのでしょうか。

食事の際にスープを飲むことで満腹感が得られ、メイン料理やご飯の食べ過ぎを防いでくれます。

温かいスープを飲むと代謝があがるので、朝飲めば1日の消費カロリーをアップすることも可能です。

他にも、温かい飲み物を飲むと食べたご飯をしっかり消化することができるため、ダイエットの敵である便秘も予防できます。

そして、食べ過ぎを防ぐことで、食後に余計なスイーツやスナック菓子を食べてしまうことも防げるため、節約効果も期待できます。

ダイエット効果を高めるスープの飲み方は?

スープダイエットの効果を高めるにはコツがあります。そのコツとは、

1. 食事の始めにスープを飲む

2. スープに野菜やキノコ、海藻を入れる

この2つです。

おなかが空いている時に食事をすると、ついつい食べ過ぎてしまいます。

そんな時にスープを飲むことで、満腹中枢が刺激されて食べ過ぎを防いでくれます。

また、スープに野菜やキノコ、海藻を入れることで、これらに含まれている食物繊維が血糖値の急上昇を防いでくれます

これによって、食べた物が脂肪として身体につくのを防いでくれるのです。

ダイエットに向かないスープ&オススメのスープ

スープはダイエット向きのメニューですが、中にはダイエットに向かないスープもあります

それは、ホワイトシチューやポタージュスープなどです。

これらには小麦粉やバターがたくさん使われているため、カロリーオーバーになりがちです

また、ポタージュスープには具材がないのでついつい食べ過ぎてしまうというリスクがあります。

少量であれば問題ありませんが、食べ過ぎには注意しましょう。

オススメのスープは、みそ汁、トマトベース、中華ベース、コンソメベース、お吸い物などです。

ここからは、たっぷりの野菜と、お肉や魚、豆腐などを入れて作った節約スープレシピをご紹介します。

1. 冷蔵庫のあまり野菜で作る! 鶏肉のトマトスープ

鶏肉のトマトスープ

冷蔵庫のあまり野菜を使った節約スープです。

トマトには、血液の中の中性脂肪の量を低下させる働きがあるといわれています。

他にも、身体にたまった塩分を排出するカリウムも豊富にふくんでいるので、ダイエットの敵であるむくみの予防にも効果的です。

材料(4人分・305円)

鶏むね肉または鶏もも肉:1枚

ご自宅にあるあまった野菜やキノコ:適量

オリーブオイル:大さじ1/2

すりおろしニンニク:小さじ1

〇カットトマト缶:1缶

〇水:400ml

〇顆粒コンソメ:小さじ4(固形なら2個)

ケチャップ:大さじ1/2~お好みで調整

塩・ブラックペッパー:適量

下準備

・ 鶏肉は皮を取り除き、食べやすい大きさに切る

・ 野菜は洗って、食べやすい大きさに切る

作り方

1. 鍋にオリーブオイルとニンニクを入れ、香りがたったら鶏肉を入れて焼きめを付ける

2. 1に野菜と〇の材料を入れて火が通るまで煮込む

3. ケチャップと塩コショウで味を整えれば完成

ポイント

食べごたえを出したい場合は、具材を大きめにカットし、野菜にすこし歯ごたえを残してみてください

よくかんで食べることで満腹中枢が刺激されます。

胸肉の場合は、表面をフォークで刺して繊維を切り、少量の片栗粉をまぶすとパサつきを抑えることができます

2. 生姜たっぷり肉団子で作る! 中華スープ

中華スープ

こちらも、ご自宅にある余り野菜とお安い鶏むね肉を使ったリーズナブルなダイエットスープです。

ポイントは生姜をたっぷり入れること。

生姜には体を温める効果があるため、代謝をアップしてくれます

材料(4人分・350円)

鶏むねひき肉:300gくらい

〇生姜:小さじ3

〇しょうゆ:大さじ1

〇酒:大さじ1

〇片栗粉:大さじ1強

ご自宅にあるあまった野菜やキノコ:適量

水:4カップ

中華スープの素:大さじ2

塩コショウ:少々

お好みでごま油:少量

下準備

鶏むねひき肉に〇の材料を入れて混ぜ合わせておく

(写真の肉団子は、ニラを入れて風味をアップしています。)

野菜は食べやすい大きさに切っておく

作り方

1. 鍋に水と火の通りにくい野菜を入れて火にかける

2. 煮立ったら弱火にし、中華スープの素を入れて野菜に火が通るまで煮込む

3. 2に火の通りやすい野菜、肉団子状にした鶏むね肉をいれ、フタをして10分ほど煮込む

4. 塩コショウ、少量のごま油を入れて味を整えれば完成

ワンポイントアドバイス

ごま油は大さじ1杯で111kcal(おにぎり1/2個分くらいのカロリー)があるため、入れ過ぎには注意しましょう。

風味が良くなるため、少量であれば問題ありません。

鶏肉は、ひき肉の状態で買うよりも固形の物の方が安い傾向にあります

お時間に余裕があれば、固形の物を購入して自分でミンチにすると食費の節約ができます。

3. 野菜の皮で作る! 超節約みそ汁

超節約みそ汁

最後は、おなじみのみそ汁です。

ダイエットスープの中でも、筆者が1番おすすめしたいのは、この「みそ汁」です。

発酵食品である味噌が腸内環境を整えてくれますし、具材の野菜にはたっぷりの食物繊維が含まれているので便秘解消や食べ過ぎを予防してくれる効果が期待できます。

今回は、本来であれば捨ててしまう野菜の皮やエノキの根本を使って、節約みそ汁に仕上げました

材料(4人分・25~50円前後)

だし汁:4カップ

野菜の皮やエノキの根本、冷蔵庫でダメになりそうな野菜など:適量

豆腐:1/2~1丁(金額は豆腐の量で変動します)

味噌:大さじ4

下準備

野菜は食べやすい大きさにカットしておく

作り方

1. 鍋にだし汁と野菜を入れ、野菜に火が通ったら豆腐を入れて軽く煮込む

2. いったん火を止めて味噌を入れ、再び火を付けてひと煮立ちさせれば完成

本日は、スープダイエットのコツや節約食材で作るダイエットスープのレシピを紹介しました。

ぜひ参考にしてダイエット × 節約を成功させてください。(執筆者:佐藤 まゆこ)

《佐藤 まゆこ》
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佐藤 まゆこ

執筆者:管理栄養士 佐藤まゆこ 佐藤 まゆこ

管理栄養士であり1児の母。食品メーカー、ダイエット系ベンチャー企業に勤務した後、2015年にフリーランスの管理栄養士として独立。現在はダイエット指導、コラムの執筆、レシピ提案など『食や健康』に関わる分野で幅広く活動中。プライベートでは「食費を節約しながら栄養バランスを整えるコツ」を日々研究している。 <保有資格>:管理栄養士 寄稿者にメッセージを送る

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