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4種類ある「PayPay残高」を徹底解説 違いを知って効果的に使う

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4種類ある「PayPay残高」を徹底解説 違いを知って効果的に使う

あらかじめチャージされたPayPay残高を使うと、多くのキャンペーンに参加できるのがPayPayの特徴です。

PayPay残高は一見すると違いがないように思えるのですが、違いがあることはあまり知られていません。

この記事では、4種類あるPayPay残高の違いを徹底解説しましょう。

2/1から「PayPayボーナスライト → PayPayボーナス」に変更

「PayPayボーナスライト → PayPayボーナス」に変更
≪画像元:ヤフージャパン
ヤフーのサービスで付与されるポイントが「PayPayボーナスライト → PayPayボーナス」に変更

これまで、Yahoo!ショッピング、PayPayモールなどヤフーのサービスで付与されるポイントは「PayPayボーナスライト」でしたが、2月1日からは「PayPayボーナス」に変更されます。

ただし、1月31日までに付与が完了しているPayPayボーナスライトについては、2月1日以降も変更がありません。

PayPayボーナスライトには60日間の有効期限が設定されていますが、PayPayボーナスには有効期限がないため、期限切れの心配をせずに買い物できます。

PayPay残高には4種類ある

「PayPay残高」とは、実店舗やネットのPayPay加盟店で1円単位で利用できる電子マネーのことです。

PayPay残高には

・ PayPayマネー

・ PayPayマネーライト

・ PayPayボーナス

・ PayPayボーナスライト

の4種類あり、PayPay残高を使って支払う際には、「PayPayボーナスライト → PayPayボーナス → PayPayマネーライト → PayPayマネー」の順番で、自動的に利用されます

PayPay残高の種類の確認手順

自分が持っているPayPay残高の種類は、次のような手順で確認できます。

手順1. 画面下部の[残高]タップ

手順2. 画面上部の残高表記(〇〇円)横の[>]をタップ

手順3. 各PayPay残高の内訳が表示される

4種類のPayPay残高の違いを徹底解説

PayPay残高には4種類あり、その内訳を自分で確認できるということが分かりました。

ここからは、4種類のPayPay残高の違いを4つの観点から徹底解説します。

1. 残高が増える条件

まずは、残高が増える条件の違いです。

【PayPayマネー】
銀行口座、セブン銀行ATM、ヤフオク!・PayPayフリマの売上金からのチャージ

【PayPayマネーライト】
ヤフーカード、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いを利用したチャージ

【PayPayボーナス】
特典・キャンペーンで還元

【PayPayボーナスライト】
特典・キャンペーンで還元

PayPayマネーはPayPay株式会社が発行する残高ですが、PayPayマネーライトは別の会社の依頼を受けて発行する残高です。

マイナポイントにPayPay登録で5,000ポイント
≪画像元:PayPay

マイナポイントで還元されるのは、PayPayマネーライトです。

PayPayボーナス・PayPayボーナスライトは、キャンペーンなどで還元されるもので、自分で購入(チャージ)はできません

ちなみに、各残高の上限は以下の通りです。

【PayPayマネー】500万円

【PayPayマネーライト】100万円

【PayPayボーナス】なし

【PayPayボーナスライト】なし

また、銀行口座、セブン銀行ATM、ヤフオク!からPayPayマネーへのチャージ上限は、「50万円/24時間、200万円/30日間」です。

2. 有効期限

【PayPayボーナスライト】還元日より60日間

【それ以外】期限なし

PayPayボーナスライトのみ「還元日より60日間」という有効期限が設定されています。

PayPay残高の利用順でPayPayボーナスライトが1番なのは、期限切れを極力防ぐためなのです。

60日間の有効期限は短いかもしれませんので、ヤフーのサービスでもらえるポイントが無期限のPayPayボーナスに変更されるのは改善だと言えますね。

3. 利用上限

【全残高】合計50万円/24時間、200万円/30日

利用上限は残高の種類にかかわらず、合計50万円/24時間、200万円/30日です。

ちなみに、PayPay残高払いではなくクレカ払いの場合には、本人認証をしていないと5,000円/24時間、認証済みであれば2万円/24時間です。

4. 出金・送金・割り勘機能

出金・送金・わりかん機能
≪画像元:PayPay

PayPay残高は、銀行口座への出金(払い出し)、友達への送金や割り勘などに使うこともできます

より金融サービスに近い感じです。ただし、残高の種類によって使える機能には次のような制限があります。

、残高の種類によって使える機能に制限

キャンペーンなどで高還元を期待できるPayPayボーナス・PayPayボーナスライトは、決済でしか利用できません

PayPayが自社で発行した残高であるPayPayマネーは、最も自由度が高いと言えます。

ヤフーカード、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いを利用してチャージするPayPayマネーライトは、安易な現金化を防ぐ目的で出金できません。

用途によって適したPayPay残高は異なる

決済サービスとして使うか、金融サービスとして使うかで、適したPayPay残高は異なる

最後に、4種類のPayPay残高の違いを表にまとめました。

4種類のPayPay残高の違い一覧表

PayPay加盟店での支払いに使うだけでしたら、PayPayボーナス・PayPayボーナスライトでも問題ありません。

ただし、PayPayボーナスライトの60日間の有効期限に気を付けてください。

ヤフオク!やPayPayフリマによく出品している人は、最も自由度の高いPayPayマネーを手にできます。加盟店で使ってもよし、出金してもよしです。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)

《角野 達仁》
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角野 達仁

執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁 角野 達仁

1976年生まれです。極力すべての支払いをクレジットカードでするようにしていますが、カード手数料をとられて損をするうっかり屋さんでもあります。その悔しさをばねに、日々クレジットカードのお得な使い方についてアンテナを張っています。アンテナを張って入手した無理なくできるお得なカード情報を、お得なカードライフを広めるために皆さんに分かりやすく伝えられたらいいと思っています。 寄稿者にメッセージを送る

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