副業でネットショップ運営をおすすめする記事を見かけますが、安易に挑戦するととても失敗しやすいと言えます。

そうは言っても、なぜ失敗しやすいのかが分かりにくいですよね。

「ネットショップ運営って副業に向く?向かない?」

「実際に運営するとなればどんな作業があるの?」

ネットショップ運営を副業に考えた際には、上記のような疑問を持つ方もいらっしゃることでしょう。

そこでこの記事では、「副業でネットショップ運営をする際の注意点やおすすめの運営方法」についてまとめました。ぜひ参考にしてください。

【副業でネットショップ運営 】膨大な作業量で失敗しないための「2つの選択肢」

ネットショップ運営を副業にするのは作業量が多くて大変

ネットショップを運営すると、実は作業量が膨大で本業どころじゃなくなる可能性があります。

やるべきことや注意点、副業として行う際の注意点を踏まえたうえで選択しましょう。

安易にネットショップ運営を始めると失敗しやすい理由

ネットショップ運営を始めるとやるべきことがたくさんあります。

・ 商品の仕入れとリサーチ

・ 商品の登録と販売後の発送処理

・ お客様や取引先と各種問い合わせ対応

・ 在庫や商品の管理と調整

・ トラブル時の対応

・ 作成したショップのメンテナンス(カテゴリや販促デザイン)

・ 集客・購入者へのアプローチ(クーポンやメルマガ、イベント)

・ 売上や経費といった経理全般

実店舗とは違って開設しやすいのがネットショップです。しかしその一方で、業務内容にはあまり違いがありません。

筆者も実際にネットショップの運営を考え準備を進めていましたが、とてつもない業務量に副業として実践するのは諦めたほどです。

クレーム対応や問い合わせには、できるだけ速やかに対応したほうが良いことでしょう。しかし日々の仕事をしながら、いつかかってくるかわからない電話に出られるでしょうか。

メールであってもたまたま手が空いているときに、タイミング良く問い合わせが来ることは考えにくいことです。

むしろ、そういうときに限ってタイミング最悪なことがよくあるものです。

対応が遅ければレビュー評価で容赦なくマイナスをつけられてしまい、副業とは相性があまり良くありません。

「どうしてもネットショップ運営をしたい」場合の選択肢

副業としてのネットショップ運営はおすすめできませんが、絶対に無理だというわけではありません。

副業として運営していくのであれば、次の2点がおすすめです。

(1) 販売形式にこだわらないのであればAmazonのFBAを利用する

(2) 独自ネットショップにこだわるなら外注を利用する

それぞれ特徴がありますので、ご自分に合うものを選択してください。

(1) AmazonのFBAを利用する

個人・法人を問わずAmazonで販売を始めるのは簡単です。出品用アカウントを開設して商品を出品すればすぐに販売できます。

中でもFBAというサービスは、梱包から発送・返品対応までAmazonが行ってくれるサービスです。

出品者は商品をAmazon倉庫に送ればよいので、自宅を倉庫にする必要もありません。

初心者の場合には

まずAmazonの出品アカウントを作成して、ネットショップの運営がどういうものかを試してみると良い

ことでしょう。

筆者の場合、AmazonのFBAを利用して月間50万円ほどの売上を出せました。

FBAは副業と相性がよく、かつ売上も伸ばし続けやすいのが特徴です。

(2) 独自ネットショップ運営なら外注を利用する

FBAではAmazonが一貫して作業を代行してくれますが、独自ネットショップを開設した場合には代行してくれるサービスが基本的にはありません。

従って、代行者を自ら探す必要があります。FBAとは違って、すべてを自分で探さなくてはならないので難易度が高いと言えます。

ちなみに、商品登録や問い合わせ対応を別々に依頼したほうが、単価は安く済みます。下記はそれぞれの業務に対する外注料金の相場です。

・ 商品登録業務の代行:5,000円ほど

・ 受発注の管理:5,000円~1万円ほど

・ 問い合わせやメール処理:1万円~2万円

まだ規模が大きくないときには一連の業務を代行してもらい、規模の拡大とともにそれぞれの業務を区分けしていくと効率が良いといえます。

効率よく外注

筆者のおすすめはFBAと外注のいいとこ取り

実際に独自ネットショップとFBAを比較してみた筆者の経験からすると、FBAを利用しながら外注さんを雇うのが1番のおすすめです。

FBAを利用する場合には、自宅でAmazon倉庫に送るものを梱包し商品登録をして、出品まで進めます。

しかし、外注さんを雇って梱包・発送を依頼すれば、商品を選定するだけで面倒な発送業務の自動化が可能です。

さらに本格的な運営をするなら商品リサーチをマニュアル化して、予算を決めて基準に則ったものを仕入れてもらうこともできます

もちろんそう簡単には自動化できませんが、売上を多く伸ばしていくのであればこのやり方がとても効率的です。

外注の方に依頼する際の注意点

外注の方はクラウドワークスやランサーズといった、クラウドソーシングサービスで募集すると良いことでしょう。

商品を送ると持ち逃げされてしまう可能性や、ばっくれに遭うリスクも高まります。

いきなり信頼関係のない方に業務をお願いするのではなく、少しずつ業務をお願いしていって信頼を構築していくことをおすすめします。

最初は「放棄されてもよい業務」の依頼から始めて、自身の売上拡大とともに業務量を増やしていくようにすると外注費の圧迫も少なくなります。

目的を明確にしてから手段を導く

副業でネットショップの運営を考えた際に、なぜその選択をしたのかをよく考えてみましょう。

稼ぐことが目的であるのであれば、より効率のよい手段を選択すべきです。

安易にネットショップの運営に手を出してしまうとなかなか大変なので、よく考えてから自分の状況に合ったものを選んでください。(執筆者:奥泉 望)