わが家では週2~3回ホームベーカリーを利用してパンを焼いています。

今回は、ホームベーカリーでパンを焼くのと買うのとではどちらがお得なのか、ホームベーカリーの元が取れるまでにはどのくらいかかるのかを検証します。

ホームベーカリーで焼くパンの金額

まずは、ホームベーカリーの本体価格から見ていきましょう。

ホームベーカリーの本体価格

ホームベーカリー SD-MT3
≪画像元:Panasonic

わが家にあるホームベーカリーはPanasonicの「ホームベーカリーSD-MT3」です。

購入理由は義母の好みです。購入価格は2万8,654円でした。店頭で他の商品を見ると6,000円~3万円の価格幅がありました。

手作りパンの材料費・電気代

わが家で作るベーシックな食パンの材料費は次の通りです。

1斤分:130円

・ 強力粉:250g(65円)

・ 砂糖:17g(5円)

・ 塩:5g(2円)

・ バター:10g(17円)

・ スキムミルク:6g(12円)

・ ドライイースト:2.8g(29円)

・ 水:180cc

電気代

わが家のホームベーカリーの消費電力は430Wです。

東京電力が一般家庭の平均的な電気料金として設定しているのが1kWh = 26.48円です。そして、食パンコースは4時間です。

430W ÷ 1000 × 4 × 26.48円 = 45.5456円

試算すると、食パン1斤を焼くのにかかる電気代は約46円です。

参照:TEPCO Energy Partner

材料費130円 + 電気代46円 = 176円

わが家で食パン1斤を焼くのにかかる費用は約176円でした。

食パンを買おうと思った際に、スーパーで安いものだと80円、街のおいしいパン屋さんでは252円、専門店の高級食パンには430円の費用がかかります。

普段はごはん食の筆者にとってパンは嗜好品であり贅沢品です。ある程度のお金を出してもおいしいものが食べたいと思っています。

そうした背景から「街のおいしいパン屋さん」と「ホームベーカリー」を比較すると、その差は76円です。

378回パンを焼いた時点でわが家のホームベーカリー本体のもとが取れる計算です。月に10回パンを焼くとしたら3年ちょっとかかるということです。

ホームベーカリーのメリット・デメリット

ホームベーカリーのメリット・デメリット

ホームベーカリーのメリット

ホームベーカリーを使うのは「焼き立てのおいしいパンが食べられる」「長期的にみると節約になる」というだけではなく、ほかにもメリットがあるからです。

地方在住で運転免許なしの筆者の行動範囲には好みのパン屋がないのが現状です。

パンのお取り寄せもしてみましたが冷凍保存のものが多いので冷凍庫のスペースを確保するのが難しかったり、梱包材をごみとして処分する手間や大量のゴミを出すことへの罪悪感が強いので断念しました。

しかし、ホームベーカリーであればその名の通り家で好みのパンを最小量で焼けるので、「好きなパンを食べられない」というストレスから解放されます。

さらに、レシピを変えればハード系のパリパリ食パンから、とろける生食パンまで作れるのです。

材料の質にこだわれたり、添加物を使わないですむという点もホームベーカリーのメリットだと感じています。

ホームベーカリーのデメリット

一方で、ホームベーカリーを使い続けていてデメリットも感じています。まずは、時間がかかるということです。

「パンが食べたい!」と思いたってから食べられるまでに最短で4時間必要です。そして手間がかかります

筆者がよく使うレシピの材料は7種類あり、全て計量が必要です。時間と心に余裕があるときはよいのですが、そうではないとパンを焼くハードルが高くなります。

さらに、切るのが難しいというのが最大の難点です。

焼き立ての食パンを豪快にちぎって食べるのもおいしいのですが、やはり普段はある程度の薄さにスライスするのが合理的な食べ方です。

しかしながら、自分でパンを切ろうと思うとパンをつぶしてしまったり、厚くなったり、途中で切れてしまうなど難しいのです。

パンを切りづらいという問題解消のために、電動包丁の購入を検討しているほどです。

高価格帯商品でも3年使えば元がとれる

ホームベーカリーはある程度の頻度で3年も使えば高価格帯のものでも元がとれることが分かりました。

メリット、デメリットはぞれぞれありますが、パン好きな人はホームベーカリーを持つ、ということも選択肢になるのではないでしょうか。(執筆者:栄養士、管理栄養士 小原 水月)