※本サイトは一部アフィリエイトプログラムを利用しています

注目記事

加入後に保険料減額の可能性「健康チャレンジ制度」 加入した筆者が解説します

節約・ポイ活 節約・ポイ活
加入後に保険料減額の可能性「健康チャレンジ制度」 加入した筆者が解説します

保険の加入時に健康状態のチェックを受けることは皆さんご存じだと思います。

多くの場合は「告知書」の健康状態の確認項目に答えていく形式、あるいは直近の「健康診断結果」の提出で行われることが多いです。

喫煙の有無で保険料が変わる場合は併せて「コチニン検査」といわれる唾液採取検査も行われます。

こういった一連のチェックを経て保険料が確定します。

健康状態に不安がある場合は保険料が高くなってしまったり、喫煙者の場合は非喫煙者に比べて割高な保険料だったりと差が出てきます。

基本的には加入時に確定した保険料を払っていくことになるのですが、最近では加入後の再検査によって改善が確認された場合、以降の保険料が安くなる制度が誕生しています。

確定した保険料が加入後の状況によって割引

ほんの数年前まではなかった制度です。

・ 加入時には健康状態にさほど気を遣っていなかったが、加齢とともに気をつけるようになった

・ 保険加入から数年後にたばこをやめた

など、好転している方も多々います。

各社さまざまな制度を出してきておりますが、今回は実際に私が加入している「SOMPOひまわり生命」の「健康チャレンジ制度」を例に解説していきたいと思います。

若干の違いはあれど、各社ほぼ同様の制度です。

自分も該当するのではないかと思ったら、保険会社に問い合わせてみてください。

思わぬ保険料の返還があるかもしれません。

健康チャレンジ制度とは

簡単に解説すると「加入時には不安があったが、加入後に健康になったため、その後の保険料が安くなり、さらにこれまで払っていた保険料の差額分が返還される」制度になります。

ポイントは

・ 加入数年後に再度健康検査

・ OKならその後の保険料が割引に(加入時から健康だった場合と同額保険料になる)

・ 加入時から払っていた保険料の差額分(通常保険料−健康体保険料の差額分)が返還される

の3点です。

私が加入しているSOMPOひまわり生命の収入保障保険を例に具体的に解説します。

保険加入時

・ 喫煙者
・ 健康状態問題なし

の場合は「喫煙者健康体料率」が適用されます。

保険金額や保険料によって差はありますが毎月の保険料は5,170円となります。

SOMPOひまわり生命の場合は加入2年後以降に「健康チャレンジ」を受けられます。

禁煙が成功し、2年後に健康チャレンジを受け、

非喫煙者
・ 健康状態問題なし

と認定された場合、その後の保険料は3,760円くと大幅に安なります。

これだけでも非常に嬉しいのですが、これで終わりではありません。

2年間分の保険料の差額が返還されます。

(5,170円−3,760円)× 24か月=3万3,840円

こちらが祝金という名目で戻ってきます。

その後の保険料が安くなるだけでなく、これまで払っていた超過分の保険料も戻ってくる素晴らしい制度です。

健康状態が悪化していても保険料が割高になることはない

「健康状態が良くなっていたら保険料が安くなるのはわかったけど、逆に悪くなっていた場合はどうなるの?」

「保険料が高くなったら困るから自信が無い場合は健康チャレンジは受けない方が良いのかな?」

健康に気を遣い、改善されれば良いですが、逆に悪くなることも想定されますが、保険料が高くなることはありません

健康チャレンジに失敗してもこれまでの保険料が引き続き適用されることになります。

全く改善がない場合や、健康診断結果が目に見えて悪化している場合を除き、チャレンジしてみる価値はあると思います。

家計負担の軽減にもつながる

禁煙したらいいことたくさん

1番多いパターンは、「加入時はたばこを吸っていたが、後に禁煙に成功した」というものです。

最近は禁煙ブームも相まってたばこをやめる方が増えているので「たばこ代だけでなく保険料も節約できた」なんて方も多いのではないでしょうか。

もちろんたばこだけでなく、加入後に健康状態が改善される方も少なくありません。

加入時の健康状態で保険料が割高になってしまっても希望はあります。

健康状態も改善され、保険料も節約できるこの制度、チャレンジしない手はありません。

健康チャレンジ制度、どの保険会社でも扱っている制度ではありません。

加入時に制度の有無をしっかりと確認しておく必要があります。

現在の健康状態に不安があるが、今後改善していく意思をお持ちの方は敢えて健康チャレンジ制度を採用している保険会社で加入するのもアリだと考えます。

健康と保険料割引、2つのメリットに向けて前向きに取り組める良いキッカケ作りにしてください。(執筆者:FP歴10年 冨岡 光)

《冨岡 光》
この記事は役に立ちましたか?
+0

関連タグ

冨岡 光

執筆者:FP技能士2級、証券外務員1種 冨岡 光 冨岡 光

FP歴10年。保険、投資信託、住宅ローンを専門に扱っております。趣味は株式投資と読書、家族との時間。数々のお客様をコンサルティングさせていただいた経験を活かしながら、「皆様の疑問にわかり易くお答えする」をモットーに活動しております。 <保有資格>FP技能士2級、証券外務員1種、MDRT4年連続入賞 寄稿者にメッセージを送る

今、あなたにおススメの記事

特集