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「絶対NGな節約」5つ 無駄遣い+火災・事故・法律違反につながるリスクも 危険度とともに紹介

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「絶対NGな節約」5つ 無駄遣い+火災・事故・法律違反につながるリスクも 危険度とともに紹介

「1円でも節約したい」という思いから、気づかないうちに事故や法律違反などにつながる「危険な行為」になっている場合があります。

自分では節約だと思っていても、節約どころかムダな出費につながるケースも少なくありません。

この記事では、そういった「ヤバイ節約方法」と対策について、危険度の★評価とともに紹介します。

やってはいけないNG節約5つ

1. 去年あまった灯油を使う

危険度:★★★

まだ夏場なのに、灯油の話なんて早すぎるという人も多いかもしれません。

けれど、実際に灯油が必要な秋・冬の季節になるとバタバタして処分を忘れたり、肌寒い日が続いて「ちょっとだけなら…」と使ってしまったりする可能性が高くなります。

そのため、夏の間に処分しておくことが大切なのです。

何気なく去年あまった灯油を使っている人も多いと思いますが、ファンヒーターの故障により修理や買い替えが必要になるだけでなく、火災の原因にもつながる危険行為なので気をつけてください。

たとえば、「独立行政法人国民生活センター」には、去年の灯油を使用したために、新しいファンヒーターに使用したのに部品交換が必要になったケースや、数日後に点火できなくなったケースも報告されています。

去年の灯油使用で新品のファンヒーター故障
≪画像元:独立行政法人国民生活センター「暖房器具に昨シーズンの灯油を使わないで(pdf)」≫

それだけでなく、異常燃焼を起こして火災につがなることもあるのです。

こういった原因のひとつが「不良灯油」で、不良灯油とは、年を持ち越した「変質灯油」のほか、汚れや水が混じってしまった「不純灯油」のことを指します。

灯油の変化は、見た目やニオイではわからないことが多いので気をつけてください。

灯油が安くなっていても、その年に使う分だけにし、暖かくなってきてから夏が終わるまでには処分するようにしましょう。

2. 車の点検やメンテナンスを怠る

危険度:★★★

何かを維持するための「メンテナンス」は、その時点で傷みや故障があるわけではないため、つい「お金がもったいない」と考えてスルーしてしまうケースも少なくないようです。

また、メンテナンスを受けるかどうか判断するための点検についても、避けて過ごしているケースもあります。

けれど車を例に挙げると、いつの間にかタイヤがすり減り、雨の日にスリップして事故につながったり、タイヤが破裂する「バースト」現象が起きたりするケースもあるのです。

そうするとタイヤの修理代だけでなく、損害金や修理費を保険から賄って自動車保険料が上がったり、ロードサービスの料金が発生したりします。

そして最悪の場合は事故により命を失います。

また、オイルやエレメントを交換せずに走行し続けると、エンジントラブルの原因や故障につながることもあるので注意してください。

車の場合は、無料点検をおこなうガソリンスタンドやディーラーも多いので、料金と点検内容を事前に尋ねてみるのがおすすめです。

ただ家のメンテナンスに関しては、訪問して来て「屋根やエコキュートの点検」などと言っては点検対象を自ら壊し、修理が必要だと伝える悪徳業者もいますので、十分注意してください。

3. ホテルなどの備品を持ち帰る

危険度:★★★

なかには、ホテルのバスタオルやボトルに入ったシャンプーなどを持ち帰ろうとする人もいるようですが、これは少数派と言えます。

ただ、ホテルのシャンプーやボディーソープ、ウエルカムドリンクやサービスの水などを空のペットボトルに詰め替えて持ち帰ろうとする人は、意外といるようです。

悪気があるわけではなくサービスの一環と考えている人も少なくないようですが、アメニティなど持ち帰りが許されているもの以外を持ち帰らないようにしましょう。

誰かと一緒に行った旅行や出張で備品などを持ち帰っていると、いままで築いてきた信頼や名誉が一瞬にして崩れ去ってしまう可能性も十分にあります。

また場合によっては窃盗などの犯罪となるケースもありますので、十分に注意してください。

「プレゼント」や「持ち帰りOK」などと書かれていないものについては、フロントスタッフなどに尋ねることをおすすめします。

4. 周囲が引くほどの、度を越した節約をする

危険度:★★

節約することを優先しすぎると、ケチなイメージがついたり、友達や家族、恋人との仲がギクシャクしてしまったりする可能性もあるので要注意です。

ここでは、周囲の人たちに聞いた

「それって、節約じゃないよね…」

という実例をもとに、いくつか紹介します。

ただし考え方は人それぞれの部分もありますので、参考までにご覧ください。

友人の度を越した節約に付き合いを考える

実例

・ それほど親密なわけでもないのに、「お1人様1個まで」のPOPを見つけて「2つ買いたいから一緒に並んで」とお願いされ、今後の付き合いを考えた

・ Aさんは家に来るたびお菓子を買って来てくれるが、毎回ワリカンだし、Aさんは自分のポイントカードにポイントを付けていることがレシートでわかり、なんとなくモヤモヤする。

しかも、私が食べられないお菓子ばっかり買って来て、全部Aさんが食べるのにも違和感がある。

・ 自分では絶対にお店を探さないのに、「〇〇っていうお店に行こう」と誘うと、「そこ高いから、節約中だから別のとこがいい」とワガママを言う友達がいました。

10回以上ガマンしたけどやっぱり無理で、こっちから誘うのをやめると疎遠になりスッキリです

・ 一緒にいるときに、「〇〇っていうお店行こうよ。ちょっと調べてみて」などと言われ、いつも私のスマホで店や場所を探していました。

でもある日、私がスマホを忘れてイベント会場までの場所を調べてほしいとお願いすると「通信料かかるから、ごめん」と言われ、友達をやめたことがあります

5. 不用品や割引商品をため込む

危険度:★★

タイムセールで見つけた格安商品や割引商品には目がなく、衝動買いしてしまう人は、お買い得な空気に流されて不要品を買っていることがあり注意が必要です。

また、街角やショッピングセンターなどでティッシュや試供品を配布しているスタッフのところへ何度も何度も行き、配布品をため込む人もいます。

モノをため込むために容器が必要になったり、不要だと気づいたときには有料のゴミ袋で処分する必要があったりと、ムダな出費につながることも少なくありません。

そのうえ、モノをギッシリとクローゼットや押し入れに入れてしまうと、風通しが悪くなってカビが生えやすくなります。

カビを掃除するだけで済めばいいですが、本当に必要なモノにカビが生えてしまう可能性もあるので気をつけてください。

モノを雑にため込むと、タコ足配線やプラグが埋もれて見えなくなり、差し込んだままのコンセントとプラグの間にたまったホコリと湿気が原因で火災につながることもあります。

ムダな出費を防ぐためにも、腐敗してしまう試供品などは興味のあるものだけもらい、安価な消耗品はストック場所の風通しを阻害しない程度の量にするのがおすすめです。

ヤバイ節約方法を回避して楽しく節約

節約だと思っていても今回紹介したように、火災・故障・名誉が心配になるケースやムダな出費につながるケースも少なくありません。

お金を使うときと同じように、節約するときも少し立ち止まって考え、できるだけヤバイ節約方法は回避したいものです。

そして、生活をともにする家族や恋人も楽しくなるような節約方法を目指してください。(執筆者:最強節約ママ 山内 良子)

《山内 良子》
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山内 良子

執筆者: 山内 良子 山内 良子

2008年頃から接客業務改善などの業務に携わりつつ、資格を生かした親子クッキングイベントなどを開催。現在は主にライターとして活動し、レジャーや旅、暮らしや妊活、ママ向け記事やインタビュー、経営者向けの記事などなど幅広く執筆中。 寄稿者にメッセージを送る

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