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【積立NISA・iDeCo】積立投資を始められない人が陥りがちな勘違い3選 とにかく始めることが大事

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【積立NISA・iDeCo】積立投資を始められない人が陥りがちな勘違い3選 とにかく始めることが大事

終身雇用の崩壊や長引く低金利、コロナ禍による将来への不安、最近の私たちを取り巻く不安要素を挙げればキリがありません。

「銀行にずっと貯金していても増えないどころかインフレが起きれば目減りしてしまう」

「いつまで今の会社で働けるかわからないから少しでもお金を増やさないと」

「老後にもらえる年金も減りそうだから今のうちに投資した方が良いのかな」

多くの方が抱えている悩みだと思います。

将来を守る投資

そんな中、将来の自分自身や家族を守るためにも必要なのが投資です。

自分たちのお金は誰も増やしてくれません。

自分たちで増やすしかないのです。

預金金利が6%あった時代とは違います。

1度入社したら引退まで務めることができた時代とは違います。

老後の年金だけで生活できた時代とは違います。

いい意味でも悪い意味でも「自助努力」が必須の時代になっています

そんな時代もあってか投資ブームが起きています。

「少しでも自身や家族のお金を増やしたい」

そんな思いが強くなるのも当たり前です。

ですがなかなか投資を始められない人が多いとも聞きます。

今回はなかなか投資を始めることができない人にありがちな勘違い3選と題して解説したいと思います。

【勘違い1】勉強しないと投資で損をするか

ここでいう投資とは初心者でも始めやすい積立投資のことを指しています。

ギャンブル要素の高くなってしまうFXや信用取引、仮想通貨取引のことは指しておりませんのでご注意ください。

「勉強してからでないと投資を始めてはいけない」

「勉強したら投資がうまくなる」

「勉強しないと投資で損をする」

そんな風に思っている人もいるのではないでしょうか。

確かに個別株取引などの場合はその企業の業績やセクターの人気、日経平均などの地合い、PERやPBRといったファンダメンタル分析と移動平均線やボリンジャーバンドなどのテクニカル分析などが必要になってきます。

これらの用語さえ聞いたことがない人がほとんどだと思います。

ですが積立投資にはこういった知識は一切必要ありません。

正しい目柄さえ選べばあとはただ積立を続けるだけです。

学歴はもちろん、職歴や知識も全く関係ありません。

正しい目柄とは、ちまたでもよく解説されている「全世界株式」か「米国株式」に投資するインデックスファンドが今の時代はベターです。

難しいことを勉強する必要はなく、ただ始めれば良いだけです

言い換えれば積立投資について勉強してもあまり意味はありません。

勉強よりも始めることが大切なのが積立投資です。

【勘違い2】投資金額が大きくないと意味がないか

これもありがちな勘違いです。

確かに少額よりも高額で積立する方が投資効果は大きくなります。

ですが少額だと意味がないというものではありません

長期で積立を継続していくなら少額でも積もり積もって大きな金額になります

金額も大切ですが複利の効果をいかすなら期間も大切です。

少額でも早く始める方が運用期間が長くなり、その分複利の効果をいかすことができます。

ネット証券を使えば少額から積立投資を始めることができる時代です。

月5,000円でも月1万円でもまずは始めることが大切です。

積立投資を継続していく中で、慣れてきたら途中で増額することも可能です。

積立することが楽しくなり、節約の結果投資資金を増やすことができた人も大勢います。

【勘違い3】リスクとはお金がなくなる、0になることなのか

投資にはリスクがあるといいますが、この投資のリスクとはボラティリティ(価格の変動幅)のことです。

決してお金がなくなったり0になったりすることではありません。

確かにFXや信用取引、仮想通貨取引などを行うと資産が0またはマイナス(借金)になってしまう可能性もあります。

・ FXで借金を抱える羽目になってしまった

・ 退職金で株式投資を始めたら大損した

・ ビットコインに投資したらあっという間にマイナスになってしまった

こんな「投資=怖い(リスク)」といったことを連想させるニュースを見たことがある人も多いと思います。

こういった投資はギャンブル的要素が強く、プロでも勝ち続けるのは至難の技です。

ですが積立投資はギャンブルではありません

積立投資において資産が0もしくはマイナスなんてことはありません。

確かに変動幅はありますので一時的に資産が目減りしてしまうことはあるでしょう

ですが長期的に積立を継続することによりしっかりと資産を増やすことができるのが全世界株式や米国株式に投資するインデックスファンドです。

過去の実績では15年や20年といった長期にわたってS&P500(米国株式の代表的な指数)に投資し続けた場合、負ける(資産がマイナス)ことはないというデータもあるくらいです。

もちろん将来のことは誰にもわかりませんが、確率的には損する方が難しいと言えるかと思います。

積立投資に勉強は不要です。

少額でもとにかく始めることが大切です。

結論としてはこれに尽きます。

始めることによって知識は自然と身に付きますし、少しでも増える資産を見て金額を増額していくことも可能です。

・ 積立投資を始めるのに勉強は不要

・ 少額からでもまずは始めることが大切(余裕が出てきたら途中で増額することも可能)

・ 積立投資において資産が0になったりマイナス(借金状態)になることはない

長期的に賢く資産形成を

投資においては「絶対」はありませんので将来のことは将来にならないとわかりません。

ですが始めないと何も生みません。

銀行預金だとインフレが起きれば資産価値が目減りします。

つまり何もしなければ資産が減るということです。

投資の中でも積立投資は決して難しいものではなく、安定して資産を増やすことができる手法です。

長期的に賢く資産形成をしていきたい人にとってうってつけの投資手法です。

本記事がこれまで積立投資を始めることに不安を感じていた人の後押しになれば幸いです。(執筆者:FP歴10年 冨岡 光)

《冨岡 光》
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冨岡 光

執筆者:FP技能士2級、証券外務員1種 冨岡 光 冨岡 光

FP歴10年。保険、投資信託、住宅ローンを専門に扱っております。趣味は株式投資と読書、家族との時間。数々のお客様をコンサルティングさせていただいた経験を活かしながら、「皆様の疑問にわかり易くお答えする」をモットーに活動しております。 <保有資格>FP技能士2級、証券外務員1種、MDRT4年連続入賞 寄稿者にメッセージを送る

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