突然現れたTOYOTA製の電子マネー「TOYOTA Wallet」は還元率1.5%を武器に、一気にポイ活界隈ではメジャーな存在となっていました。

しかし去る11月1日より、還元率が「最大2.0%」という不思議な表記に。

果たして得になったのか否か、そのメカニズムと次善策を紹介します。

トヨタウォレット改悪

TOYOTA Walletの新・還元率について

TOYOTA WALLETの新・還元率

1.5%だった還元率が最大2.0%になるのですから、「さらにお得になった!」と言いたいところですが、こうしたキャンペーンで注目すべきは「最大」という書き方です。

条件付きでの還元である点に注意が必要です。

1. チャージ金額の1%を還元

チャージ金額の1%を還元

今回の肝ですが、最大2%のうちの半分、1%相当は下記の手順に沿って付与されます。

指定のクレジットカード(TS CUBIC CARD等)を利用して、

・ チャージされた金額の1%を付与する

つまりこれまではTOYOTA Walletへチャージするクレジットカードは何でも良かったのですが、指定のカードでなければチャージ金額に対する還元は発生しないことになったのです。

対象となるカードは下記の通り、グループ関連の会社から発行されるカードのみとなってしまいました。

チャージ還元対象カード一覧

・ TOYOTA TS CUBIC CARD
・ TOYOTA TS CUIBC VIEW CARD
・ TOYOTA TS CUBIC Pay
・ DAIHATSU TS CUBIC CARD
・ ジェームス TS CUBIC CARD
・ いきいきぷらちな倶楽部 TS CUBIC CARD
・ LEXUS CARD

2. 利用金額の1%を還元

利用金額の1%を還元

こちらは従来通りですが、利用金額の1%相当を還元されます。

つまり、指定のカードを持っていれば最大で2.0%還元と付与率は上がりますが、持っていなければ1.0%と下がることになったのです。

TOYOTA Wallet活用術

なにも工夫しなければ1%の還元率となってしまったので、ここからは少しでも還元率を上げるためにテクニックをいくつかご紹介します。

1.「Kyash」を経由する

Kyashを経由でチャージ
≪画像元:Kyash

プリペイドカードとして位置する「Kyash」にクレジットカードからチャージ。

そこからTOYOTA Walletにチャージする方法で、「Kyash」独自の還元として0.2%を獲得できます。

ただし、「Kyash」は還元額の最大が月間5万円までと決まっているため、それ以上のチャージをしても意味がないので要注意です。

逆に言うと、大きな買い物をしない月にチャージしておくという手もあります。

2. TカードPrimeの発行&日曜日のチャージ

TカードPrimeの発行&日曜日のチャージ

Tポイントがザクザク貯まると称されるクレジットカードが「TカードPrime」です。

このカードの特徴は、日曜日に利用すると1.5%の還元が得られることです。

前述のKyashと合わせて使用することで、下記のように還元率を上げられるのです。

「TカードPrime:1.5%」→「Kyash:0.2%」→「TOYOTA Wallet:1%」= 2.7%

指定のクレジットカードを作ること、曜日指定はありますがこのパターンが比較的簡単に、高い還元率を得るための方法と言えるでしょう。

3. 楽天カードは条件付きで+2.0%

楽天カードは条件付きで+2.0%
≪画像元:楽天カード

メジャーなクレジットカードながら、還元率は1%と普通の楽天カード。

しかし、毎月ひっそりと行っているキャンペーンが

「楽天市場で2万円(税込)以上楽天カード利用することで、街での利用分がポイント2倍 = 2%還元になる」

というものです。

「街で」と書かれていますが、実はチャージも適用されるため「TカードPrime」以上の還元率 = 3.2%を得られるのです。

ただし、

・ 付与されるのは期間限定楽天ポイントであること

上限が1,000ポイント = 購入金額10万円までであること

は注意が必要です。

このキャンペーン上限分を狙っても、Kyashの還元上限5万円を超えてしまうのです。

4. VISA LINE payカードは使えない

還元率の高いクレジットカードとして、長期間名をはせている「VISA LINE pay」カード。

2022年4月30日まではカードショッピング等で2%の還元が受けられるものです。

これを使えば楽天カードで2万円の買い物をしなくても…と思いますが、残念ながら還元対象外でした。

ご注意ください。

電子決済の徐々に特典内容が下がるケースに注意

クレジットカードや電子マネーの還元率は登場時こそ派手に高還元を連発しますが、徐々に下がっていくのが常というものです。

以前別記事で紹介した「PayPay」も工夫すれば還元率が上がることを紹介しましたが、こちらもいつ改悪されるか分かりません。

少しずつ新しいルートを開拓して、良い還元率を保てるようにこれからも調査したいと思います。(執筆者:遠藤 記央)