コンビニ「セブンイレブン」やファミリーレストラン「デニーズ」などで提供されていた無料Wi-Fi「7SPOT」が、2022年3月末で終了します。
これに伴い、通信の安定しない格安SIMなどを利用している人は、セブンイレブンでスムーズにスマホを使ったキャッシュレス決済ができるかどうか確認が必要です。
これを機に、格安スマホならどの機種がおすすめなのかなど、詳しくみていきましょう。
目次
「7SPOT」で節約生活に支障が出るケース
2022年3月31日23時59分に「7SPOT」が終了します。
そのため、格安スマホなどを使用している人の中には電波状況が悪く、スマホを使ったキャッシュレス決済やクーポン利用がスムーズにできないケースが出てくるでしょう。
後ろに誰も並んでいない場合は電波の再接続にもチャレンジできますが、レジが混雑してくると、焦ってしまい操作が難しくなる多いのではないでしょうか。
また、楽天モバイルは2026年3月末までにローミング提供を終わらせると発表していて、2022年3月末には千葉県、神奈川県の楽天モバイル（auローミング）が終了します。
その後は順番に、そして2023年4月までに全国の広い範囲でauローミングが終了となるため、注意が必要です。
さらに、「7SPOT」に接続してスマホを使ったキャッシュレス決済やクーポン利用をしていた人は、今後は自分の通信量を使うことになるので注意してください。
auローミング終了でつながりにくくなったときの対処方法
楽天モバイルでは、auローミングが終了してつながりにくくなったときには、「楽天モバイルコミュニケーションセンター」に問い合わせてみてください。
個別に状況を調査したうえで、スマートフォンの一時貸し出しをおこなってくれます。
ほかのコンビニへ行くのもひとつの方法
auローミングの終了などで電波状況が不安定な人は、ローソンやファミマ、ミニストップなど無料Wi-Fiのあるほかのコンビニを利用して支払うというのもひとつの手です。
なかには、指定されたコンビニでなければ支払えない支払用紙もあるため一概には言えませんが、支払いを済ますだけであればおすすめです。
ただし、セゾンのクーポンを利用したい人やプライベート商品が好きな人、ナナコカードのポイントを貯めている人は、ネット環境を整えることが解決策となります。
ネット環境を低価格で整えるために
ここでは、ネット環境を低価格で整えるために見直したいことのほか、おすすめの格安スマホについても紹介します。
本当に格安か再計算してみよう
何かの拍子に、通話やネットに支障があるのは困るものです。
自宅のWi-Fiを上手に利用したり、Wi-Fi自体をスマホの会社と同じにすることで月々の料金が割り引かれたりするケースもあります。
これを機会に、自宅にWi-Fi環境があって、ほとんどを自宅で過ごすフリーランスなどの人は、本当にいま使っている格安スマホがキャリアスマホよりも安いか計算してみましょう。
おすすめの格安スマホ
電話中に電話が切れたり、ネットを見たいのに重くてつながらなかったりと不満も多い格安スマホですが、「UQモバイル」は通話もネット回線も比較的安定しています。
なぜならUQ mobileは、au 4G LTE/5G回線による通信サービスや音声サービスを提供しているので、5G対応端末を利用すれば高速通信が利用できるからです。
ただし、高層ビルなどの悪条件の範囲ほか、1か月のデータ容量を超えていない場合でターボ機能をOFFにしていない場合に限るので注意してください。
年齢や学割などの条件なく、毎月3GBのデータ通信と10分間のかけ放題のプランであれば、税込月々2,500円程度の利用料金で使用できるので、かなり安く利用できます。
格安スマホを考えている人は、「UQモバイル」のように通話もネット回線も比較的安定しているものを探してみてください。
ポイント還元やクーポン割引の影響は意外と大きい
いろいろなキャンペーンも含め、ポイント還元やクーポン割引は頻繁に開催されているので、大きく節約にかかわっていることが少なくありません。
たとえば、2022年2月3日（木）までにセブンで700円以上のd払いをすると、通常の付与ポイントに加えて抽選で会計金額の500％分のdポイント（期間・用途限定）が還元される仕組みです。
≪画像元：d払い≫
抽選なので当選するかどうかはわかりませんが、1,000円の買い物をして当選した場合、5,000ポイントが還元されるキャンペーンにも参加できなくなります。
そのほか、おにぎりやサンドイッチなどの30円引クーポンなども使えなくなると、毎日クーポンが使えた場合では月々900円も損をすることになるのです。
電波状況などが原因で、還元ポイントやクーポン利用ができず、節約生活に支障をきたさないよう、ぜひご自分の電波状況をチェックしてみてくださいね。（執筆者：山内 良子）
