ロシアのウクライナ侵攻の影響で、ガソリン代の高騰が続いています。

2022年3月14日時点のレギュラーガソリンの全国平均購入実売価格は164.7円/リットル(e燃費調べ)です。

政府が元売りに補助金を出していてこの価格ですので、資源エネルギー庁によると、もし補助がなければレギュラーは189.7円だそうです。

ガソリン代そのものの高騰を抑えることは難しいのですが、家計への影響をできるだけ抑えたいものですね。

この記事では、私たちができる「足元の対策」を8つ紹介しますので、ご自分と相性の良さそうな対策をぜひ取り入れてみてください。

ガソリン高騰で足元の対策8つ

1. 安いガソリンスタンドを探せるアプリを使う

ガソリン価格は店によって結構異なります。

自宅や職場の近辺のどこのスタンドが安いのか、専用アプリやサイトを使って探せます。

e燃費

gogo.gs

NAVITIME

いずれのサイトも市町村や地図、セルフかどうか、などの条件を絞って探せます。

「安い順」「近い順」など、自分の求める条件に合ったスタンドのランキング表示機能をもったアプリもあります。

注意点:自宅から片道1.8km以上離れていると、結局損になる

安いガソリンスタンドを探して給油する際に、注意点が1点あります。

それは

「自宅から1.8km以上離れたスタンドまで給油しにいくと、損をする」

ということです。

これは、本当にお得になった金額を計算するには、ガソリンスタンドまでの往復のガソリン代を考慮しなければならないからです。

以下の条件で試算してみましょう。

≪試算の条件≫

・ いつも給油しているスタンドより1リットルあたり2円安いスタンド

・ 1リットル10kmの燃費の車

・ レギュラーガソリン1リットルあたり165円

・ 満タンにするには30リットルの給油が必要

1リットルあたり2円安くなるなら、30リットルの給油では60円分お得になります。

お得になった分をスタンドまでの往復の交通費が超えてしまうと元も子もないので、片道30円以内のスタンドが損益分岐点になります。

距離に換算すると、

・ 30円 ÷ 165円 = 0.18リットル

0.18リットル × 10km = 1.8km

自宅から片道1.8km圏内のスタンドでなければ、2円安いことが本当のお得とはなりません

これは、自宅から給油のためにわざわざ車を出す場合の話です。

通勤や通学ルートにあるスタンドの場合はこの限りではありませんので、もう少し範囲を広げて安いスタンド探してみても良いでしょう。

2. 最安値「プリカ価格」で給油する

お得に給油する方法がたくさんありますが、一般的に1番安くなるのは「プリカ価格」です。

スタンドの発行するプリペイドカードを使って給油するのが、その店の最安値に設定されている場合が多いのです。

プリペイドカードはチャージした金額を使い残しそうで、つい避けてしまう方もいると思います。

その場合は、満タンにできるギリギリの金額でチャージをすると、使い残しの心配がなくなります。

30リットルで満タンになる車なら、現在のガソリン価格では予算約5,000円です。

プリカのチャージ下限はたいてい1,000円や3,000円に設定されているので、最安値で入れたい方はぜひプリカを検討してみてください。

プリカに抵抗があるなら現金も安い

いくら安くてもプリカには抵抗があるという方は、現金での給油をおすすめします。

どのスタンドでも、プリカの次に現金決済が優遇されていることが多いためです。

3.「〇円分」と金額を決めて給油する

給油の方法には「満タン」か「金額指定」のどちらかを選べるようになっているスタンドが多いです。

ガソリン価格が高騰しても、ガソリン代の予算を上げたくない場合は、「金額指定」で給油すると予算のコントロールがしやすいです。

金額指定で給油する場合は、ガソリン価格が高騰すれば当然いつもほどの量を給油できませんので、車を使う頻度や距離を減らす必要があります。

よってこの方法は、生活の中で車を使う頻度を工夫できる方に向いています。

・ 車での買い出しをやめて徒歩や自転車で行けるスーパーで買い物をする

・ ネットスーパーで配送料無料になる金額までまとめ買いをする

などの工夫を、ガソリン代の予算コントロールと並行して行ってみてください。

自転車移動でガソリン代節約

4. LINEのお友達登録でクーポンをもらう

ガソリンスタンドをLINEでお友達登録すると、定期的に割引クーポンを配信してくれるサービスがあります。

たいていスタンド内のどこかに案内とQRコードが掲示されていて、登録するとその場で割引してくれるケースもあります。

LINEが普及するずっと前から「メールマガジン」で同様の割引クーポンを配布しているスタンドもあるので、給油に行った際にはそのようなサービスがないか探してみてください。

5. レシートにある割引クーポンを使う

給油した際にもらうレシートに、次回使える割引クーポンがついていることもあります。

リッター3円引き

など、けっこうお得な条件のスタンドも多いです。

給油をしたらレシートをその場で捨ててしまうのではなく、クーポンがついていないか確認をしてください。

6. 特売日をねらう

スタンドによっては「特売日」を設けている場合があります。

「毎月〇日」などスタンド内に予告掲示されていないか、確認をしてお得な日に給油しましょう。

なお特売日は、どこのスタンドでも混雑が予想されます。

通勤途中に寄る場合などは、時間に余裕をもって、安全に順番待ちの停車ができるようお店の案内に従ってください。

特売日にお得に給油

7.「自治体PayPay」や「ペイペイジャンボ」のキャンペーンを利用する

PayPayの自治体応援キャンペーンの対象店舗にお目当てのスタンドが入っていれば、10~30%還元が見込めます。

お住まいの自治体が対象になっているかどうか、専用ページからチェックしてみてください。

いまなら3月31日まで、1等最大全額戻ってくる「超ペイペイジャンボ」も開催中です。

1等:100%、2等:5%、3等:0.5%のいずれかが3回に1回に当たるというお得なキャンペーンを活用すれば、ガソリン代を節約できます。

超ペイペイジャンボ
≪画像元:PayPay

8. ポイントを使って給油する

大手のガソリンスタンドはポイントサービスと提携しています。

たまったポイントを使って給油すれば、ガソリン代の節約が可能です。

ガソリンスタンド 提携ポイント 給油でたまるポイント ポイントで給油
エネオス Tポイント 200円につき1p 〇(1pにつき1円)
apollostation
(出光、昭和シェル)
楽天ポイント/Pontaポイント どちらも2Lにつき1p どちらも〇(1pにつき1円)
コスモ 楽天ポイント/dポイント どちらも200円につき1p どちらも〇(1pにつき1円)
キグナス 楽天ポイント 1Lにつき1p 〇(1pにつき1円)
SOLATO 楽天ポイント 1Lにつき1p 〇(1pにつき1円)
伊藤忠エネクス 楽天ポイント、dポイント どちらも200円につき1p どちらも〇(1pにつき1円)
宇佐美 Usappy(うさっぴー) 1Lにつき1p 〇(1pにつき1円)

ポイントの付与方法に結構違いがありますね。

現在のガソリン価格で言えば、1番高還元なのは「1Lにつき1p」です。

165円につき1pもらえる計算です。

次が「200円につき1p」で、「2Lにつき1p」は現在の価格だと「330円で1p」に相当します。

ポイントカードとクレカの併用ができるか確認を

ポイントのたまりにくいスタンドは、ポイントカードとクレジットカード払いの併用ができないか、よくチェックしてみてください。

クレジットカードの方のポイント付与でお得を補えるからです。

ただし店によっては、クレカでの支払いだとガソリン価格が高くなるケースがあるので、支払方法ごとのガソリン価格もよく見てください。

またポイントカードとクレジットカードが併用できない店舗もあります。

提携クレジットカードがそのスタンドの最安値になる場合もあるので、スタンドごとのお得なクレジットカードも知っておくことをおすすめします。

スタンドごとの「最安値」な支払方法を研究しよう

多くのガソリンスタンドではポイントカードや決済方法によって、ガソリン価格と割引率が変わってしまいます。

先述のとおり、ポイントの付与に「2リットル給油につき1p」などと変動しやすい基準を設けているケースもあり、正直どれがお得なのかパッと見ただけではわかりにくいです。

今回ご紹介した方法の中から、お目当てのスタンドでできそうな方法をピックアップし、うまく組み合わせて最安値を確立してください。(執筆者:石田 彩子)