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たった20分で達成率2~3倍 家計簿継続のための心理テクニックを紹介

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たった20分で達成率2~3倍 家計簿継続のための心理テクニックを紹介

家計簿は続けてナンボですが、それがなかなか大変です。

筆者も何度も挫折しかけました。

しかし、挫折しかけた時にちょっとした心理テクニックを使い、何とか持ち堪えています。

現在、家計簿歴は3年目に突入しました。

この記事では実際に筆者が行った「心理対比セッティング」という心理テクニックのやり方をご紹介します。

作業時間の目安は20分程度ですが、それだけで目標達成率が2~3倍アップするとも言われています。ぜひお試してください。

家計簿継続のための 心理テクニック

【Step1】目標を1つ決める

まず目標を決めます。

家計簿継続の場合は具体的な金額がいいと思います。

節約したい額やこの項目の出費額はいくらにする、などです。

筆者は1か月分の出費の総額や食費にしていました。

ポイントは必ず1つにすることです。

いくつか目標がある場合は、最も優先したいことにしましょう。


【Step2】それを達成するメリットを挙げる

続いて、それを達成するとどんないいことがあるのか考えます。

筆者は

・ 貯蓄額がアップしてシンプルにうれしい

・ 家計を把握できている安心感が得られる

・ 生活が見える化して日常が整う

を挙げました。

このステップで挙げる内容は、モチベーションアップにつながっていきます。

続にはモチベーションが重要ですので、しっかり考えるのがおすすめです。

なぜこの目標を達成したいのか、成功したらどんなうれしいことがあるのか、ワクワク、ニヤニヤしてしまうような具体的な内容をしっかりイメージして挙げていきます。

【Step3】目標達成を阻むものを見つける

メリットがしっかり感じられたら、それを阻んでいる原因を探します。

筆者の場合は

・ 家事育児に追われて時間が確保できないこと

・ 他の予定を優先してしまうこと(自分じゃないとできない子供の対応など)

・ 掃除が止まらなくなる

・ 仕事のアイディアが浮かぶと仕事を始めてしまう

・ 猫が気になる

・ 溜まり過ぎているレシートを見るとうんざりしてやる気が起きない

が挙がりました。

原因も具体的にすることが大事です。

次のステップで対処法を考えていくのですが、具体的に原因がわかっていた方が解決策もより具体的で確実なものにできます。


【Step4】障害の対処法を考える

目標の達成を阻むものがわかったら、その対処法を考えます。

筆者は

・ 家事育児に追われて時間が確保できないこと

→ 決まった日時にスケジュールの1つとして入れる

→ 余裕を持って時間を確保する=1時間くらい

→ 水曜の朝、子供達を送り出した後に1時間

・ 他の予定を優先してしまうこと

→・ 自分じゃないとできない子供のこと

・ 掃除が止まらなくなる

・ 仕事のアイディアが浮かぶと仕事を始めてしまう

・ 猫が気になる

→・ 子供がいる時間はやらない

・ ブラーバのセットをしない

・ アイディアはメモ帳に書いて作業は始めない

・ 家計簿をつけているときは猫をリビングへ移動、おもちゃもセット

・ 溜まり過ぎているレシートを見るとうんざりしてやる気が起きない

→ 作業もレシートも小分けにしてどれか1つでいいからやる

→ ・ 20枚前後で1セットにしてファイルへ入れる

・ レシートを日付順に並べる

1セット分ずつレシートをノートに貼る

PayPay支払い分を入力

・ クレカ払い分を入力


かなり細かく個人的なことが羅列してありますが、これが一番のポイントです。

自分なりにやるべきことをできるだけ小さい作業に噛み砕いておくと成功率が上がるからです。

例えば、「決まった日時にスケジュールの1つとして入れる」で終わらせず、「水曜の朝、子供達を送り出した後に1時間」と日時まで具体的にします。

「作業もレシートも小分けにする」は何枚なのか、どの作業までやるのか、など、細かく数字を使ってしっかり決めます。

Step.4で挙げた内容から逆算していくものおすすめです。

筆者の場合は「掃除が止まらなくなる」のを防ぐために「ブラーバのセットをしない」としました。

いつもブラーバのセットするとお掃除スイッチが入ってしまうからです。


【Step 5】すぐに行動する

計画を立てて満足しないように、可能な範囲ですぐに下準備だけでも始めます。

筆者はカレンダーの毎週水曜日のところに大きく丸をつけ、すぐにレシートを入れる蛇腹ファイルと仕事用のネタ帳を用意しました

確実に無駄な出費が減ります

筆者はこれを過去3回実施したことがあり、毎回家計簿のやる気を取り戻せています。

生活環境が変わったこともありますが、家計簿など全くつけていなかった3年前よりも毎月510万は確実に無駄な出費が減っています。

子供が1人増えているのに、全体の出費を減らせているので、家計簿効果はやはりすごいと思います。

気分の浮き沈みは避けられませんが、挫折しかけたらその都度対処するのが家計簿継続のコツだと思います。

実は筆者はちょうど今、家計簿存続の危機に瀕しております。

でもまたこのテクニックを使って、乗り越える予定です。

心理対比セッティング、家計簿がなかなか続かないとい方にご活用していただければうれしいです。(執筆者:田丸 可奈)


《田丸 可奈》
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田丸 可奈

執筆者: 田丸 可奈 田丸 可奈

未就学男児2人を育てる兼業主婦。お金に無頓着に生きてきたがコロナ禍で一転、お金ときちんと向き合う日々に。ただし自分の意思の力には全く期待していないため、ズボラに何も考えずに生活しても自動でお金がたまる仕組み作りに力を入れている。読みやすい文章でわかりやすく伝えるのが得意。 寄稿者にメッセージを送る

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