今回紹介する「222(トリプルツー)」は滋賀を本社に置き、滋賀・京都・大阪・三重・神奈川に8店舗を展開する激安店であり、すべての商品が半額以下のアウトレット店です。

222が三重県にオープン

2022年4月20日、「222」が三重県に新店をオープンさせるという情報を得た筆者がオープン前後を取材、スタッフなど関係者にも話を聞いてきたので紹介します。

222が安いのはなぜ

 

「222」の商品はすべて半額以下

行列の開店

※4月20日にオープンした三重県芸濃店の様子。

「222」は、本店のある滋賀県を中心に、店舗のある京都・大阪・三重・神奈川では知名度が高いだけでなく、メディアでも多数取り上げられている人気の激安アウトレット店です。

「もったいない!」の精神を大切にし、まだまだ販売できるけれど規定などの関係で訳ありとなった商品を仕入れ、流通価格の半額以下で販売。

具体的には、ネット通販で返品された商品やパッケージに傷のある商品、賞味期限間近といった一般のスーパーやドラッグストアなどでは販売できない商品を取り扱っています。

 

アウトレット店のキッカケは東日本大震災

24円コーナー

※22円(税別)コーナーもチーク&リップなどお買い得感のある商品が多い。(芸濃店)

アウトレット商品を取り扱うようになったキッカケは、東日本大震災でした。

社長が、震災で被害を受けた知人から「返品も検品もできない商品に困っている。買い取ってもらえないか?」と連絡を受けたことです。

社長はすぐに知人のもとへ駆けつけ、中身がどうなっているかもよくわからない商品を一括購入し、検品して販売。

レジで50円になる商品

※レジで50円になる商品。ぬいぐるみや容器など種類が豊富! (芸濃店)

このような縁から、一般のスーパーなどでは商品として出せない外箱が破損した商品や在庫過剰の商品を買い取るようになったそうです。

「箱潰れなんか気にしない」というお客様が送料をかけずに安く商品を手に入れられるよう、ネット販売のみだった業態を変更して実店舗を構えています。

 

「222」が取り扱う訳あり商品

外箱の破損 中身に問題はない

※破損した状態の外箱。(芸濃店)

「222」が取り扱っている訳あり商品は、上記画像のように外装が破損しているもののほか、下記画像のように商品自体に傷や破損がある場合もあります。

破損状態を自分で確認

※傷や破損のある商品には、破損状態を記したシールが貼られている。(芸濃店)

た商品自体に傷や破損がある場合にはきちんと記載があるので、傷や破損状態を確認できます。

 

芸濃店オープンには特殊な事情

芸濃店オープン前日

※オープン前日の芸濃店には、什器に並んだ大量の商品とダンボール箱が。(芸濃店)

これまでの7店舗では、まったくの新しい店舗をイチから準備してオープンさせてきた「222」ですが、8店舗目となる今回の芸濃店オープンには特殊な事情がありました。

「222」は今年2022年3月末まで「新宿店」を運営していましたが、もともと期間限定の契約だったため閉店し、芸濃店をオープンさせています。

オープン当日

※芸濃店オープン当日の店内。駐車場には県外ナンバーも多かった。

新宿店で販売していた商品や使用していた什器などは芸濃店へ運び再利用するなど、閉店からオープンまでの運営にも「222」の「もったいない!」が生かされていました。

 

驚きの値段

※オープンセールで半額となっていたティファール。(芸濃店)

 

関係者に話を聞きました

-新宿店閉店前には大きなセールがあったそうですね。

新宿店では、これまで通ってくれたお客様に感謝の気持ちを込めて、閉店セールを開催しました。

-閉店セールで、いち早く売れた商品を教えてください。

ギターや有名メーカー電子ピアノといった高額商品のほか、一点もののコスメ「ロクシタン」や一点ものの家電系「電動歯ブラシ」などの一点もの。

BluetoothイヤホンやBluetoothスピーカー、オーラルケア関連も人気がありました。

土地柄もあってか、ブランドの高単価商材は軒並み完売しています。

 

-今回のように「閉店がキッカケでオープンする」というのはレアケースのようですね。

閉店した店舗からもってくるのではない場合、新店オープンのときはどのように商品を仕入れているのでしょう?

現在、御社のように多くのメディアに取り上げていただき、仕入れ先や当社の「もったいない!」というコンセプトに賛同いただく企業様も増えています。

新店を出すとなれば、仕入れ先からも「この商品を置いてください!」と言っていただけるので、オープン日を決めれば自ずと商品案内が入ってくるというありがたい状況です。

 

取り扱う商品や過去の目玉商品は?

-常に安く買える商品はありますか?

各種類にもよりますが、お米5kgはレジにて半額の990円(税別)ですし、ペットボトル飲料はレジにて半額の22円、マスク50枚入りはレジにて半額169円(税別)で販売しています。

ペットボトル飲料はレジにて半額の22円

※22円で販売される飲料。(芸濃店)

安いのにさらに半額

※キッチンペーパーやマスクなどの日用品も多く、価格が安いものも多い。(芸濃店)

いままで扱ったなかで、いちばんお得だと思った商品はなんですか?

金額でいうと液晶テレビです。70インチで通常30万円する液晶テレビを半額の15万円(税別)で販売したことがあります。

人気が高いのは「任天堂switch」で、3万2,800円を半額の1万7,410円(税別)で販売することもあり、4月20日の芸濃店オープンでも記念に抽選販売しました。

 

-新しいお店をオープンするときは、いつもセールを実施されるのですか?

オープンのときにはセールを実施していますが、期間は、とくに決めていません。

4月20日にオープンした芸濃店では、「222」の店名にちなんで22円、222円の特価商品を目玉商品として用意いたしましたので、その商品が完売するまでとなります。

ほかにも、1980円する5kgのお米をレジにて半額990円(税別)と、1,000円を切るお米を大量に用意しているので探してみてください。

お米が安いと助かります

※オープンに備え、大量に準備されたお米。

 

関係者が教えてくれた「お得情報」の入手方法

-アウトレット商品が入りやすい時期などがあれば教えてください。

基本的には日々入荷がありますので、「エブリデイ」となります。

 

-流動的な商品を扱う「222」で、商品を安く買うコツを教えてください。

値下げ交渉はしていないので安く買うというコツはないのですが、「222」では各店舗にInstagramとTwitte(芸濃店のtwitter)があり目玉商品などを日々投稿しています。

そのためフォローしてチェックいただくことがおススメですが、投稿した商品は早ければ5分以内で売れてしまうこともあるのでご了承ください。

また、当店オリジナルの「222PAY」というチャージ型電子決済があります。

こちらをご利用いただくとポイントが付与されますし、還元率も高いです。

目玉商品をさがしてみよう

※フォーマル用の子供靴が半額の500円(税別)(芸濃店)サイズが合えばラッキー。

 

-「こういう人には、こういった商品もおすすめ」など、さらにお得に購入できる方法があれば教えてください。

販売している商品、とくに家具の中には、一部品が欠品していたり、壊れたりしているという商品もあります。

そういった商品はさらに安くなっているので、「自分で直せるよ!」という人にはオススメです。

 

ネット販売への進出の可能性

 

-今後、「222」としてネット通販をする可能性はありますか?

お客様からもご要望はいただいていますので、可能性は十分にあります。

 

-リアルでの出店計画はいかがですか?

まだ公表はしていませんが、今回の芸濃店を皮切りに、三重県内にさらなる出店の計画がございます。

 

安さの裏側にも目を向けて価値あるものを

探そうと思えばいくらでも安いものが見つかる時代ではありますが、私たち消費者もただ安価な商品を購入するだけでなく、安さの裏側にも目を向けることが大切かもしれません。

「どうして、この金額なのか?」を考えながら購入すれば、販売している人の想いや商品の質を知るキッカケを増やすことができます。

価値あるものを安く購入し、ムダな出費を防ぐためにも、手にした商品の価格事情についてよく考えてから買う必要があると言えるでしょう。(執筆者:山内 良子)