三井住友カードでは、NL(ナンバーレス)・CL(カードレス)といった新たなカード、家族ポイント・学生ポイントとといった新たなポイントアッププログラムを導入しています。

その陰で、ひっそりと終了するサービスは、気づきにくいものです。

三井住友カード

今回は、5月で新規募集を停止するカードについて、徹底解説します。

学生カード・デビュープラス・プライムゴールドの新規募集が5/31で終了

新規募集終了するカード
≪画像元:三井住友カード

2022年5月31日をもって、以下の三井住友カードは新規募集を終了します。

・ 三井住友カード(学生)

・ 三井住友カードデビュープラス(学生・学生以外の両方)

・ 三井住友カードプライムゴールド

上記のカードがどのようなカードなのか、簡単に説明しましょう。

三井住友カード(学生):在学中の年会費無料

在学中の年会費無料
≪画像元:三井住友カード

まずは、三井住友カード(学生)です。

通常の三井住友カードと大差はありませんが、以下の点が異なります。

在学中の年会費無料

・ 満18歳以上の学生(高校生は除く)のみ申込可能

・ ショッピング枠が最高30万円

通常は1,375円の年会費がかかるところ、在学中に限り、三井住友カード(学生)は年会費がかかりません。

卒業後は通常の三井住友カード扱いとなり、1,375円の年会費がかかります

多くのお金を稼げない学生専用カードのため、ショッピング枠は最高30万円と控えめです。

三井住友カードデビュープラス:25歳以下限定の1%還元カード

25歳以下限定の1%還元カード
≪画像元:三井住友カード

三井住友カードデビュープラスは、通常の三井住友カードと以下の点が異なります。

・ 18~25歳が申込可能

・ 実質年会費無料

・ 還元率1%

・ 旅行保険なし

・ 26歳以降最初の更新でプライムゴールドに切り替え

18~25歳であれば、学生でも社会人でも申し込めます。

学生用はショッピング枠が最高30万円ですが、社会人向けは最高100万円です。

初年度年会費は無料、年1回利用で翌年度も無料と、実質年会費がかかりません

通常の三井住友カードは還元率0.5%ですが、デビュープラスは2倍の1%です。

旅行保険は付いていませんが、ショッピング保険は付帯しています。

満26歳以降は、「プライムゴールド」に切り替わります(一般カードへの切り替えも可能)。

三井住友カードプライムゴールド:コスパに優れた若者向けゴールド

三井住友カードプライムゴールド
≪画像元:三井住友カード

三井住友カードプライムゴールドは、通常の三井住友カードゴールドと以下の点が異なります。

・ 20代のみ申込可能

・ 年会費が半額

・ 30歳以降最初の更新でゴールドに切り替え

・ 「プライムゴールド → ゴールド」の継続でポイント・クーポンをプレゼント

通常の三井住友カードゴールドは、年会費1万1,000円なのに対し、プライムゴールドはその半額の5,500円です。

年会費はお得ですが、スペックは通常のゴールドと遜色ありません。

加えて、「プライムゴールド→ゴールド」の継続で2,500ポイントがもらえ、グルメクーポンももらえます。

30歳以上最初の更新で、通常のゴールドに切り替わり、確実なステップアップが可能です。

新規募集停止の背景は

非常にお得度の高いカードが、いずれも新規募集停止となります。

そこにはどのような背景があるのか、考えてみます。

NL・CLの導入

非常にお得度の高いカードが、いずれも新規募集停止
≪画像元:三井住友カード

今回新規募集停止となるカードは、いずれもコスパに優れたカードです。

しかし最近、NL(ナンバーレス)やCL(カードレス)タイプが登場しました。

一般カードの場合、いずれも年会費無料です。

いずれもカード番号などがありませんが、Vpassアプリで確認可能でさほど不便は感じません。

その他は一般カードと遜色ないのですから、新規募集停止となるカードの優位性(年会費の安さ)が少なくなります。

「学生ポイント」の導入

「学生ポイント」の導入
≪画像元:三井住友カード

三井住友カードでは、学生専用カードを発行するのではなく、学生専用のオプションを用意しています。

それが「学生ポイント」です。

サブスクサービスで+9.5%還元、携帯料金が+1.5%還元など、学生はポイント高還元を受けられます

学生であれば、基本的にどの三井住友カードでも構いません。

高還元を狙う学生は、わざわざ学生カードを発行するメリットが少なくなります。

年会費永年無料も可能な「三井住友カードゴールド(NL)」の登場

年会費永年無料も可能なカード
≪画像元:三井住友カード

プライムゴールドは、通常のゴールドの半額の年会費です。

しかし、それを超えるお得なゴールドが、「三井住友カードゴールド(NL)」です。

三井住友カードゴールド(NL)の年会費は5,500円と、プライムゴールドと変わりません。

しかも、年間100万円の利用で翌年以降の年会費が永年無料になります。

現会員の気になるポイントを聞いてみた

対象カードを持っている現会員、切り替えなどについて気になることもあるでしょう。

気になるポイントを、三井住友カードに問い合わせてみました。

(1)【学生カード】一般カードへの切り替えはできる?

三井住友カード(学生)や三井住友カードデビュープラス(学生)は、学生だけが持てるカードです。

新規募集停止を機に、一般カードへの切り替えを検討する現会員もいるかもしれません。

ただし、学生は会員サイト「Vpass」からの切り替え手続きが行えません。

新規申込は可能なので、 一般カードやNL、CLへ申し込み、その後に現カードを解約するとなります。

この場合、カード番号が変わるので、注意が必要です。

(2)【デビュープラス】26歳以降最初の更新で届くカードは?

デビュープラス会員は、26歳以降最初の更新でプライムゴールドが届くことになっています。

今回はあくまでも新規募集の停止であり、現会員への影響はありません

よって、26歳以降最初の更新で届くカードは、プライムゴールドです。

万が一、切り替えカードが変更となる場合は、事前にホームページやメールにて案内があるとのことでした。

(3)【プライムゴールド】30歳前に更新のタイミングを迎えて届くカードは?

プライムゴールドは、20代が申し込めるカードで、30歳になって最初の更新タイミングで、ゴールドに切り替わります。

カードの有効期限は5年間なので、20歳でプライムカードを申し込んだ人は、25歳で更新のタイミングです。

今回はあくまでも新規募集の停止であり、こちらも現会員への影響はありません。

25歳以降30歳前の更新のタイミングで、期限が延長されたプライムゴールドが送付されます。

ゴールドが送付されることはないようです。

デビュープラスは新規募集停止前の申込がおすすめ

学生カード・デビュープラス・プライムゴールドの新規募集が、5月31日でで終了します。

NLや学生ポイントなど、新たなサービスで、これらのサービスのメリットを代替できます。

駆け込みで新規申込の必要もありませんが、デビュープラスだけは別です。

1%還元は魅力的ですし、「デビュープラス → プライムゴールド → ゴールド」のエスカレーターは魅力的だからです。

18歳~25歳の方は、検討してみてください。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)