おカネに縁がなくなると、不思議と次々にお金を失うようなことに遭遇するようです。

私が元金融会社社員として働いていたときも、顧客や保証人などが詐欺や落とし穴にハマってしまい、相談にやって来るケースも少なくありませんでした。

この記事では、読者の方にも気をつけてほしい「顧客たちがハマった、日常に落ちていそうな詐欺や落とし穴」について紹介します。

ぜひ参考にして、ムダな出費が発生しないよう注意してください。

元金融社員は見た

「お前だけが頼り」

意外に思うかもしれませんが、「お前だけが頼り」などと囁かれ、お金を貸したり保証人になったりする人は後を絶ちません。

また、お金を貸したのに返済してもらえなかったり、保証人になった途端、保証人をお願いしてきた債務者が雲隠れしたりして、「騙された」や「ハメられた」と感じる人も多いようです。

保証人になるリスク

頼み込まれたときの雰囲気や勢いにのまれ、情もあって「つい」という人が多いので、そういった相談を受けた場合は安易に返事をせず、1週間ぐらい冷静に考えてください

相手が「早く保証人になってくれ」などと急かしてくる場合は、借りたお金で滞っている返済金を支払おうとしているケースが多く、とても危険と言えます。

元金融社員としてお伝えしたいのは、「どんなに信用している人がいても、保証人には絶対にならないこと」です。

保証人が付いた途端、支払わなくなったり行方を眩ませたりするケースもあります。

どうしても保証人になりたいときは、「この人の代わりに借金を返すんだ」というぐらいの覚悟を決めておいてください。

お金を貸すときのリスク

1度お金の無心をした人は、同じように2度3度とお金を借りにくるケースが多く、貸していた人まで借金地獄に陥ることも少なくありません。

誰かにお金を貸すと、その人との関係がこじれてしまうことが多いので、よほどの事情がないかぎり貸さないことを心がけるのがおすすめです。

何か事情があってお金を貸すときは、あげたつもりで貸すようにしましょう。

誰かが間に入っている話

投資話などでもそうですが、最近仲良くなった人や仕事関係で知り合った人がもうけ話を持ち掛けてきて騙されるパターンはとても多いです。

「手続きが複雑だから、私がやっておくわ」とか、「俺に任せておけば大丈夫」と、その人に頼まざるを得ないような話は投資に限らず怪しいことが多いので注意してください。

また、個人間での商品の売買や取引もトラブルに発展するケースが多いですし、誰かが間に入っている話は詐欺や落とし穴のある可能性大なので要注意です。

ゴージャスな身なりや生活をしている人に注意

それほど稼いでいるふうでもないのに、やたらとゴージャス感を漂わせてくる人には、注意しておきたほうがいいかもしれません。

もちろん、給料をアウトレットなどにつぎ込んでブランドを購入し、自慢したいだけの人もいますが、借金を重ねたり人を陥れたりしてゴージャスを保っているケースは多いです。

奢ってもらったり旅行に連れて行ってもらったりと、いい思いをさせてもらっているうちにお金を無心されたり保証人を頼まれたり、ヘンな儲け話を持ち掛けられることも

収入源が謎なのに羽振りのよさそうな人には、近づかないのがいちばんです。

「手数料を払うから」という話

「代わりにクレジットカードを作ってくれたら手数料を払うよ」

「名義だけ貸してくれたら手数料を払うよ」

など、代わりにやってほしいとお願いするケースもあります。

上記のどちらも、詐欺罪に問われる可能性があり危険です。

本人でなければ手続きできないことを頼まれた場合は理由をつけて断り、そんなことを頼んでくる人とはかかわらないようにしましょう。

手数料に目がくらんで実行してしまうと、「詐欺の片棒を担いだな」と強請られて抜け出せなくなってしまうこともあるので注意してください。

注意してムダな出費を防ぐ

世の中には残念なことに、必死で節約したり働いたりして貯めたお金を平気な顔でくすね取っていく輩が一定数存在します。

甘い言葉を囁かれてお金を貸したり保証人になったりしてしまうケースも含め、詐欺や落とし穴は日常の中に普通に転がっているものです。

今回紹介した話も参考に、せっかく貯めたお金が一瞬にして奪われてしまわないよう注意してください。(執筆者:山内 良子)