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【元金融社員は見た】借金にハマるキッカケ 実際にあった事例と、注意点・対策ポイントを紹介

ローン 借金
【元金融社員は見た】借金にハマるキッカケ 実際にあった事例と、注意点・対策ポイントを紹介

「借金をすること」や「お金に困る」ことは、自分には関係のない特別なことに感じます。

しかし、日常生活の何気ないことがキッカケで借金をしてしまったり、お金に困るようになってしまうこともあります。

実際にあった事例と、注意点・対策ポイントを紹介します。

借金にハマるキッカケ

キッカケ1:宝くじ

商店を営む経営者の男性は、はじめて買った宝くじで1万円が当選したことから、宝くじにハマってしまいます

宝くじは購入から当選番号の公開日まで日数がかかるという話を商店のお客に話したところ、その客からパチンコに誘われ、競輪・競馬と手を出すようになり、順調だった商店の売り上げに手を出してしまいます。

それを補填するために消費者金融や銀行などに手を出すことになった男性ですが、借金を重ねながらも何度か100万円以上の高額当選を繰り返していました。

何度か返済と借り入れを繰り返したのちに破産。

本人をよく知る人物の話によると、パチンコや宝くじがやめられず、そのうちに商店の経営が悪化して破産に至ったとのことでした。

注意点・対策

ギャンブルに勝ったときの高揚感はカラダに沁みついて離れず、「やめたくても止められない」そうです。

当落に一喜一憂したり、パチンコや競輪・競馬などのギャンブルで得た賞金に興奮したりする人が陥りやすいパターンとも言えます。

ギャンブルに誘うような知り合いや友人をできるだけ避け、パチンコや競輪・競馬、宝くじ売り場などが視界に入らないルートで通勤やお出かけをするなど、まずはギャンブルから遠のくことを心がけてください。

キッカケ2:結婚

元顧客だった男性は、いつも高そうなスーツをパリっと着こなし、ピカピカに磨いたブランドの腕時計と靴を身につけ、やさしそうな笑みを浮かべているような人でした。

けれど、たまに支払いが遅れた返済金を支払いに来る保証人であり男性の妻は、いつも手が荒れて赤く腫れあがり、暗い表情で俯いてばかりの対照的な印象でした。

そんな妻の苦労が発覚したのは、男の支払いがストップして連絡がつかなくなったとき。

震える声で電話をかけてきて、夫と連絡ができないこと、そしてこれまでは妻が昼夜関係なく働いていたが借金が膨れ上がって支払えない状況にあることを説明してくれました。

夫の借金を、すべて妻が支払っていたようです。

暴力や暴言などがあったわけでもなかったため、子供たちのことを考えると離婚を切り出せずにいました。

最初は困っている夫に貸すぐらいのつもりでお金を渡していたのが、いつの間にか当たり前になり、お金を貸してもらった妻の実家とも疎遠になって、さらに離婚が難しい状況になっていました。

注意点・対策

家族や他人のお金を使い込む人は少なくありません。

使っている側も自分のしていることを悪いと気付かず、お金を渡している方も、まわりの心配や制止を聞かずに尽くしてしまうことが多いです。

一途で真面目、何事も最後までやり遂げようとする性格の人が陥ることが多いです。

たとえ将来を誓い合った恋人や家族であったとしても、お金の貸し借りや貸したお金が返ってこないといった場合には、冷静に相手や状況を判断することが大切です。

自分自身が金銭的にも精神的にも自立していないと、相手にうまく利用されていると気づいても抜け出せないケースもあります。

自分の力で稼ぐこと、そして、誰かに依存せずに生活する習慣をつけておくことがおすすめです。

キッカケ3:お金を貸す・保証人になる

借金人生に転落するキッカケとして、「嫁さん・旦那さんには黙っておくから」など、風俗やギャンブル通いの弱みを握られてお金を貸したり保証人になったりするケースもあります。

お金を貸したことや借金していることを言い出せず、ズルズルと深みにハマっていくケースが多いです。

弱みをネタに金銭を要求してきたり、保証人になってほしいとお願いしてきたりする人は、要求が1度とおると、図々しく2度3度とお願いしてきます。

注意点・対策

たとえ握られている弱みを暴露されたとしても、1回目に頼まれた段階でキッパリと断ることが大切です。

ひとりで抱え込まず、だれかにすぐに相談することも大切です。

身内に言えないときは、自治体の生活損談窓口など行くなど方法はあります。

キッカケは一瞬

日々節約していても、お金に見放される状況や借金しやすい環境に立たされるキッカケは身近に潜んでいます。

今回紹介したキッカケの事例は、決して珍しくも特殊でもなく、日常のちょっとした原因で起こることばかりです。

自分のお金や財産を守るためには、ときどき自分の状況や環境を振り返ってみることが大切です。

《山内 良子》
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山内 良子

執筆者: 山内 良子 山内 良子

2008年頃から接客業務改善などの業務に携わりつつ、資格を生かした親子クッキングイベントなどを開催。現在は主にライターとして活動し、レジャーや旅、暮らしや妊活、ママ向け記事やインタビュー、経営者向けの記事などなど幅広く執筆中。 寄稿者にメッセージを送る

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