かさ増しに向いていて冷凍できる野菜は、できるだけセールや割引のタイミングを狙って購入し、寿命を延ばしつつ上手に使い切りましょう。

かさ増し向きなだけでなく、冷凍することで節約効果がアップする野菜のほか、冷凍方法や注意点についても紹介します。

冷凍節約

大根

大根は冷凍すると繊維が壊れるため、味がしみこみやすくなります。

おでんなどの煮物に使う大きな輪切りの場合、普段なら下茹が必要な大根も、冷凍することで下茹ですることなく使うことができ、水道光熱費や時間の節約になります。

冷凍方法(冷凍期間の目安:約2週間)

大根の皮を剥いて使う大きさに切り、キッチンペーパーで水気を拭き取ってください。

1回分ずつ小分けしてラップで包み、ジップロックに入れて空気を抜いて口をしっかりと閉じ、冷凍庫で保存するだけです。

注意点

冷凍庫から取り出した大根は解凍せずにそのまま使うため、最初から使いたい大きさに切っておくことがポイント。

たとえば、おでんなどの煮物なら輪切り、味噌汁やスープ、炒め物なら短冊切りやいちょう切りにしておきます。

使い方

冷凍庫から取り出した大根は、解凍せずにそのまま味噌汁や煮物、スープなどに入れるだけで使えて便利です。

冷凍した大根は、火を通すと味の劣化もほとんど感じることなくおいしく食べられます。

向いている料理

おでんなどの煮物

味噌汁

スープ

シチュー

炒め物

ブロッコリー

価格差が激しいブロッコリーですが、お皿に乗っているだけでもボリュームを感じさせてくれる食材なので、「あと、もうちょっと何かあれば…」と思うときに使いたいものです。

とくに国産や地場食材にこだわらない人なら冷凍食品のブロッコリーを使うという手もありますが、セールや割引時ならスーパーで買ったほうが安いこともあります。

ブロッコリーは約1か月と長期保存できる野菜のため、冷凍することで高騰時の購入を避け、使いたいときに利用できるというのがメリットです。

冷凍方法(冷凍期間の目安:約1か月)

ブロッコリーの茎を切り、房と分け、房を適当な大きさに切ってキレイに洗います。

水分をキッチンペーパーで拭き取り、使う分3~5房分ずつぐらいをラップに包み、ジップロックに入れて空気を抜き、口をしっかり閉じて冷凍してください。

注意点

冷凍中のブロッコリーは、蕾の部分がナイーブになっているため、ラップに包んだあとは必ずお弁当箱などしっかりとした保存容器に入れてから冷凍してください。

使い方

冷凍庫から取り出し、解凍せずにそのままスープに入れたり炒めたりできます。

向いている料理

蒸し焼き

炒め物

スープ

カレーやシチュー

もやし

かさ増しにもなって安価なもやし、大量に購入しておけばお得だけれど傷んでしまうから少しずつしか買えないという人におすすめしたのが「冷凍」です。

約2週間冷凍できるので、好きなときにかさ増し料理が作れるだけでなく、買い物へ行くガソリン代や時間も節約できます。

□冷凍方法(冷凍期間の目安:2週間)

もやしをザルに入れてキレイに洗い、水をよく切ってジップロックに入れ、冷凍するだけなので手間もかかりません。

注意点

もやしには独特の臭みがあるので、おいしく食べるためにも必ず洗ってから冷凍してください。

使い方

冷凍庫から出し、解凍せずに炒め物やスープに使えます。

向いている料理

炒め物全般

味噌汁

スープ

節約冷凍ロールサンド

 

「ジャムや生クリームを最後まで使い切れずに困っている」

「ハムやベーコンが1枚や2枚あまってしまう」

 

ジャムや生クリーム、ハムやベーコンは最後まで使い切れず、冷蔵庫の奥や隅に追いやられ、食べられなくなったこと見つかることが多いです。

こちらも冷凍を使えば無駄なく使いきれます。

おやつや朝食にピッタリのメニューです。

冷凍ロールサンド

サンドイッチパンにあまったジャムや生クリームを塗ったり、ハムやベーコンを乗せて巻き、冷凍保存すれば「冷凍ロールサンド」のできあがりです。

10枚切などのパンの耳を切り落として活用したり、少し集めのパンならば、使って巻かずに冷凍保存も可能です。

冷凍庫から取り出した「冷凍ロールサンド」は、様子を見ながら2~3分軽くトーストすれば食べられます。

切り落としたパンの耳は、トースターでこんがり焼いてラスク風にして食べてもおいしいですし、油で揚げて砂糖をまぶし、本格的なラスクを作るのもおすすめです。

食品を長く保存する場合「直接触らない」というのは重要です。調理用手袋などを装着して清潔な状態で調理してください。

レシピ1:ハムやベーコンで冷凍ロールサンド

ハムやベーコンも意外と割引されているので、一気に購入したときはパックのまま冷凍しておけば2週間程度は長持ちします。

もしも1枚や2枚だけあまったときには、冷凍ロールサンドにしておけば1週間ぐらいはおいしく食べられるのでおすすめです。

材料

サンドイッチ用の食パン 1枚

ハム 半枚

  1.  ハム1枚を半分にカットする
  2. サンドイッチ用の食パンの2/3にマヨネーズを塗って1を乗せ、クルクルと巻いてラップで包んで両端をねじり、ジップロックに入れて空気を抜き冷凍庫に入れる

※食パンをそのまま使用するときは、クルクルせずにラップで包み、ジップロックに入れて空気を抜き、冷凍庫に入れればOKです。

レシピ2:ジャムで冷凍ロールサンド

材料

・サンドイッチ用の食パン 1枚

・ジャム

作り方

  1. サンドイッチ用の食パンの2/3にジャムを塗る
  2. 1をクルクルと巻いてラップで包んで両端をねじり、ジップロックに入れて空気を抜き冷凍庫に入れる

※食パンをそのまま使用するときは、クルクルせずにラップで包み、ジップロックに入れて空気を抜き、冷凍庫に入れればOKです。

レシピ3:生クリームで冷凍ロールサンド

材料

・サンドイッチ用の食パン 1枚

・生クリーム

作り方

1. サンドイッチ用の食パンの2/3に 生クリームを塗る

2. 1をクルクルと巻いてラップで包んで両端をねじり、ジップロックに入れて空気を抜き冷凍庫に入れる

※食パンをそのまま使用するときは、クルクルせずにラップで包み、ジップロックに入れて空気を抜き、冷凍庫に入れればOKです。

フルーツサンドは冷凍NG

少し前から人気のフルーツサンドのように、「どうせならフルーツも挟んで冷凍しておきたい」と考える人もいるかもしれません。

けれど、フルーツを挟むと日にちをかけて果物から水分がしみ出してしまい、解凍すると味の劣化が激しいのでNGです。

どうしてもフルーツサンドを冷凍しておきたいときは、冷凍した翌日には食べ切ってしまうようにしてください。

冷凍でチリツモ節約

冷凍すると節約効果アップする「かさ増し野菜」は、意外とたくさんあります。

野菜だけでなく豆腐や厚揚げなど、冷凍することで節約効果が高まるような食品もありますので、ぜひ探してみてください。

大きな金額の節約にはなりませんが、コツコツとチリツモ貯金に励みましょう。

「冷凍ロールサンド」は、時間のあるときや食材があまったときに準備しておくだけで、忙しい朝や小腹が空いたおやつどきに活用できるおいしいレシピです。(執筆者:山内 良子)