契約している保険の内容によりますが、新型コロナウイルス感染症と診断されて保健所等の判断により宿泊施設や自宅で療養した場合は入院給付金の支払対象となるケースが多いです。

宿泊・自宅療養では何かとお金がかかります。

その間は出社できないので、収入が減るのもかなりの痛手です。

入院保険に入っている方は忘れずに入院給付金の請求をおこないましょう。

入院給付金申請までの手順と金額

今回は自宅療養でも入院給付金を受け取るための手順を紹介します。

実際に私や家族が自宅療養した際の保険金の手続きや、受け取った入院給付金の金額などについてもお話ししますので、ぜひ参考にしてください。

入院給付の対象はいつからいつまで?

入院給付の対象はいつからいつまで?

≪画像元:住友生命

入院給付の対象となるのは「PCR検査等による陽性判明日~厚生労働省の定める解除基準に該当した日(保健所等から通知された療養の終了日)」です。

保険会社によって多少基準が異なるケースもありますが、発症日ではなく陽性判明日や診断日が基準となることに注意しましょう。

この「入院給付金を支払う期間」が契約している入院保険の支払事由に該当すれば、自宅療養でも入院給付金を受け取れます。

保険請求には「療養証明書」が必要

宿泊・自宅療養した場合は「療養証明書」を自治体に発行してもらい、この書面を添付して保険請求をおこないます。

療養証明書の発行方法は自治体により異なりますが、電子申請もしくは書面での申請で発行してもらえます

自治体によっては発行までに1~2か月かかるところもあるので、療養終了後早い段階で申請しておきましょう。

私が住んでいるさいたま市は電子申請に対応しておらず、市のホームページで印刷した発行申請書・返信用封筒及び本人確認書類をさいたま市保健所へ郵送して請求する方式で、申請から到着まで1か月ほどかかりました。

また、現在では多くの自治体で療養期間中に健康状態の入力等をおこなう「My HER-SYS」でも療養証明書を発行できるようになっています。

My HER-SYSでの療養証明書発行は、ログイン後のトップページ「療養証明書を表示する」で表示してスクリーンショットし印刷するだけでOKです。

紙の療養証明書とは違って、必要な時に即時表示・印刷できるので、スマホやパソコンなどをもっている方はこちらがおすすめです。

注意点としては療養期間が10日以上の方、みなし陽性の方はMy HER-SYSでの療養証明書発行ができませんので、自治体に紙の療養証明書を発行してもらいましょう。

療養証明書が用意できたら、次に保険会社に保険金請求をおこないます。

保険会社へ連絡し保険金請求書を送ってもらう、もしくは電子申請をおこなうなど、保険会社によって請求方法が異なりますので保険証券などを確認してください。

実際いくらもらえる? わが家の場合

わが家では私と6歳の子供が3月と8月に陽性になりました。

どちらも37度台の発熱・咳・のどの痛みで発熱外来を受診、PCR検査で陽性と診断されました。

2人とも軽症だったので自宅療養となりました。

療養期間終了後、療養証明書の申請から到着までに約1か月・保険金請求の連絡から入金前までに約1週間かかりました。

気になる入院給付金ですが、3月の自宅療養では約12万円を受け取りました。

内訳は以下の通りで、8月の自宅療養でも同程度を受け取ることになりそうです。

 

私(県民共済 医療特約あり・9日) 約6万円

娘(キッズガード・自宅療養期間9日間) 約6万円

 

わが家の場合は本当に軽症だったのでこれで保険金請求していいのかなとも思いましたが、こういういざという時のために毎月・毎年保険料を納めているのでしっかりと保険金請求させてもらいました。

これらの保険のおかげで何かとお金がかかる自宅療養中も金銭的なストレスを感じることなく療養に専念できました。

多少割高でも野菜や飲み物・デリバリーなどを置き配してもらったり、療養期間後半には元気なのに外に出られずストレスがたまりがちな子供のために普段は買わないおもちゃや絵本をネット注文したりできたので本当に助かりました。

自宅療養でも入院給付金はもらえる! 忘れずに申請しよう

陽性による自宅療養でも入院給付金はもらえるケースは多いです。

いざというときのための保険なので、加入している方はちゃんと活用しましょう。

手続きも簡単ですので、療養期間が終わったら忘れずに申請してください。

それぞれの手続きの詳細は自治体や保険会社によって異なるので、詳しくは対象の自治体・保険会社にご確認くださいね。(執筆者:浦辺 愛美)