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充電池は節約になる? コスパ・もとが取れる回数・注意点・捨て方を解説

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充電池は節約になる? コスパ・もとが取れる回数・注意点・捨て方を解説

繰り返し使えるものは、使い捨てより節約効果が高い傾向にあります。

普段何気なく使っている乾電池も、充電式にすることで節約につながります。

今回は、充電池のコスパともとが取れるまでの回数を解説します。

充電池を使う場合の注意点と使用後の捨て方にも触れるため、ぜひ参考にしてください。

充電池と乾電池の コスパ比較

充電池と乾電池のコスパ比較

単3電池1本あたりの価格相場は、下記の通りです。

充電池乾電池
1本あたりの価格310~510円95~100円
充電にかかる電気代約1円(4本あたり)※

参照:Panasonic

また、100均では、4~6本入りの乾電池が110円販売されています。

1本あたり約18円とリーズナブルです。

1本あたりの価格は圧倒的に乾電池が安いものの、容量がなくなればゴミとなり買い替えが必要です。

一方、充電池なら繰り返し使えるため、使う頻度が多い人ほど節約になります

ただし、充電器も購入する必要があり初期費用がかかります。

充電池のもとを取れるまでの使用回数は?

充電池4本と充電器をセットで購入した場合の初期費用は、約2,000円です。

1カ月に単3電池を4本使用する場合にかかるコストは、下記の通りです。

充電池乾電池
半年約2,000円約432~2,400円
1年間約864~4,800円
3年間約2,592~14,400円

乾電池の年間コストは約864~4,800円、充電池の年間コストは約2,000円となります。

普段使用している乾電池の価格や使用頻度にもよりますが、半年~数年でもとが取れる計算です。

充電池を使用する際の注意点

お得かつ安全に充電池を使用するために、以下の点に注意しましょう。

使用NGの製品もある

電池を使用する製品の中には、充電池を使用できないものもあります

乾電池の特性に合わせて作られている製品もあるため、使用する前に必ず確認しましょう。

乾電池の使用を推奨する製品に充電池を使用した場合、異常動作や発熱などが起こるリスクがあります。

充電式にも寿命はある

充電池の繰り返し回数は商品によって異なるものの、約500~1,200回が相場となっています。

参照:Panasonic

繰り返し使えるとはいえ、寿命を迎えたら買い替えが必要です。

「いつもと同じように使用しているのに持ちが悪くなった」と感じる場合は、充電池の寿命が近づいている可能性があります。

寿命の見極めに悩む場合は、充電池の寿命チェック機能が付いた充電器がおすすめです。

指定の充電器を使用する

充電池と充電器のメーカーが違っていても、充電して使うことができます。

しかし、安全性や製品の保証は、指定の充電器とセットで使用した場合のものです。

充電器とメーカーが異なる場合、充電池への負荷が大きくなり、液漏れが起こったり寿命が短くなったりするリスクがあるため注意が必要です。

災害時や停電時に充電できない

コスパが良く節約に効果的な充電池ですが、災害時や停電時には充電ができなくなります

災害や停電に備えて、乾電池も備えておくことが大切です。

充電池の捨て方は?

充電池捨て方

乾電池は、お住いの自治体の指示に従って捨てることができます。

一方、充電池は回収リサイクルを行っているため、充電池式電池リサイクルBOXへ捨てなければなりません

一般ごみとして捨てると、発火事故につながるためNGです。

充電池の回収を行う協力店・協力自治体は、下記サイト(一般社団法人JBRC)から確認できます。

正しい使い方を心がけて充電池を節約につなげよう!

繰り返し使える充電池は、電池を使う頻度が多い人ほど高い節約効果が得られます。

さらに、使用後のゴミを減らせてエコにも効果的です。

ただし、使い方によっては充電池の寿命を縮めたりリスクを招いたりすることもあるため、正しく使うことが大切です。

災害時に役立つ乾電池も備えつつ、充電池を上手に活用して節約とエコに役立てましょう。(執筆者: 成田 ミキ)

《成田 ミキ》
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成田 ミキ

執筆者: 成田 ミキ 成田 ミキ

神奈川県在住。 書籍はもちろんコラムやブログ記事など、とにかく文章を読むことが大好きです。 Webライターとして子育て・美容・健康などライフスタイルに関する記事を執筆中。読んだあとにアクションを起こしたくなるような文章を心がけています。 寄稿者にメッセージを送る

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