そんなお悩みを抱えている方にぜひ試してほしいのが、「刷毛（はけ）を使った小掃除術」です。
100均やホームセンターで買える刷毛で、細かいところのお掃除がぐっと楽になります！
目次
ブラシじゃ掃除しづらい場所でも「刷毛」ならできます！
掃除をしていて、サッシや水回りの細かなところにブラシが届かずイライラしたことはありませんか。
筆者もエコのために古歯ブラシなどを使って掃除をしているのですが、サッシの細かな部分や角の部分にはブラシが当たってしまい、結果的に掃除残しが出るのが悩みでした。
細かなところを掃除する専用の道具もあるのですが、ネットなどで1,000円程度するので、買うのにブレーキがかかってしまいます。
また高いので思い切り使えず、「期待していた効果が出ないのでは？」と疑心暗鬼になることも。
そこで最近掃除好きの間で知られている「刷毛」を導入してみました！
刷毛は主にペンキを塗ったりするためのもの、という思い込みがあるので、最初は「この刷毛がそんなに効果があるのかな」と疑っていました。
しかしネットで調べていくうちに、
- 刷毛の強み「毛が細かく、角の掃除も行いやすい」
- 加えて「実はプロも使う、ちょっと知られた道具」
であることがわかったのです。
話題の刷毛をキッチン、リビング、水回りの3か所で使ってみた
ネットで調べてからさっそく、刷毛を2本購入しました。
100均の刷毛もおすすめなのですが、ちょうど夏休みあけの工作グッズが品切れの最中だったからか、ちょうど良いものが見当たらず、ホームセンターでの購入になりました。
- 大きいのが90円程度
- 小さい方が80円程度
と、100均よりも安い！！これはちょっとうれしい誤算でした。
万能用刷毛という名前で、毛の材料は山羊の毛と化繊です。
密度が高く、細かな部分のほこりも出してくれそうです。
キッチン
キッチン水栓の細かな部分が掃除しにくくて悩みでした。
今回刷毛を使って、水栓の裏側までしっかりとブラシが届いてきれいにできました。
パッキンとの境にあるピンク汚れも、軽い力でなでるようにこすっていると取れてきて感動です。
リビング
サッシや、パソコンの画面、巾木の部分、レールの部分などやりたかった場所です。
サッシの部分は歯ブラシで全然うまくできなかったので、リベンジです。
なんと、洗剤なしで、かき出すだけでも相当な汚れが取れていきます。
細かくて見落としていたようなすきまにもブラシが入って、ちゃんとかき出してくれています。
巾木は何度かなでるだけで、カピカピになった埃も取れました。
洗剤なしでここまでできるのは、刷毛の密度が濃く柔らかで、届いてほしい部分にジャストで届いてかき出せるからではないでしょうか。
パソコンのほこりとりにも使ってみました。
密度が高く柔らかな毛質なので、ほこりがサッと取れます。
キーボードの間にあるほこりも少し取れました。
ふすまのレール部分、ここは裸足で踏まれることも多く、皮脂汚れも多いので、「ウタマロ」も一緒に使ってみることに。
ウタマロを1プッシュ出したところを刷毛で広げて、少し放置した後拭き取ってみました。
見づらいですが、泡も黒くなっています。…すごく汚れていることはわかりました。
水回りは回り込んで掃除したり、長さを生かして
水回りで使いたい場合は、洗面台のオーバーフローの掃除や、排水溝の中をざっと掃除するときなどに。
ほぼ水だけできれいになります！
刷毛はホームセンターや100均で買える
気になる刷毛の入手方法ですが、100均やホームセンターで購入できます。
100均で購入する場合は、工作や絵の具がある売り場、ペンキやDIYのコーナーで探してみてください。
ホームセンターではたくさんの大きさの刷毛が売っています。
100円しないものから、数百円、1,000円近いものまでたくさんあります。
家で掃除に使うくらいなら、100円以下のもので問題ないと思います。
秋に行いたい小掃除に、刷毛はすごく便利！掃除の悩みも解決
なるべく気候の良い時期に、気になっているところをどんどん掃除していきたいですよね。
そんなときにも刷毛は便利です。
サッと使えるし、ブラシ類よりも持ちやすく、自分が思っているよりも早く掃除が進むと感じました。
掃除用品の中に入れておくだけでいいし、壊れたら100均やホームセンターで買えばいいという気軽さがうれしいですね。
耐久性は高い方だという情報もあります。
これからの時期の掃除に、ぜひ刷毛を取り入れて、簡単楽ちん、コスパよしのお掃除を一緒にがんばりましょう。（執筆者： 松田 潔子）
