マイナポイント事業では最大2万ポイントを獲得することができますが、さらにWAONでは、1万5,000ポイントが当たるキャンペーンが開催されています。
大変お得ではありますが、WAONでのポイントの受け取りはPayPayなどのように自動的に付与されることはありません。
もらい損ねることがないように、キャンペーンの詳細とポイントの獲得方法を詳しく紹介いたします。
目次
マイナポイント事業を簡単におさらい
マイナポイント事業は、次の3つを行うことで最大2万ポイントが付与されます。
(1) マイナンバーカード新規取得 2万円チャージすると最大5,000ポイント
(2) 健康保険証としての申し込み 7,500ポイント
(3) 公金受取口座の登録 7,500ポイント
≪画像元：WAON≫
マイナンバーカードそのものを作るのに、期限はありません。
ですが、マイナポイント事業第2弾は、すでにマイナンバーカードをお持ちの方、もしくは2022年12月31日までにマイナンバーカードを申請された方が対象となっており、2023年2月28日までが期限となります。
マイナンバーカードが手元に届くには1か月ほどかかりますし、WAONのキャンペーンと合算して3万5,000ポイントが狙えるのは11月末までですので、早めに手続きを行ってください。
プラス1万5,000ポイントを狙うには
≪画像元：WAON≫
11月30日までに、マイナポイント第2弾の「健康保険証利用申込」もしくは「公金受取口座登録」をWAONで登録し、全国のWAON加盟店で電子マネーWAONを5,000円分利用してください。
抽選で最大1万5,000WAON POINTがもらえます。
【1等】1万5,000 WAON POINT 1,000名
【2等】1,500 WAON POINT 1万名
5,000円分使用するWAONは、マイナポイント事業で受け取ったポイントの利用でもOK、キャンペーン期間中であれば、マイナポイントの登録前も対象となります。
抽選の応募口数は以下のように異なり、「iAEON」アプリでWAON番号を登録すると最大3口までチャンスが広がります。
≪画像元：WAON≫
買い物にも使いやすいWAONは、いただけると節約に直結します。
ですが、それぞれもらえるタイミングが異なるうえ、WAONの場合自動付与されることはありません。
筆者自身の戸惑った体験をもとに、陥りやすい注意点をまとめてみました。
WAONの落とし穴 (1)：マイナンバーカード新規取得したとき
チャージした金額は、1日から末日までの合計が集計され、まとめて翌月28日に電子マネー・WAONで受け取ることになります。
たとえば2万円を1度にチャージしても、場合によっては、1か月から2か月近く時間がかかることを理解しておいてください。
ポイントの受け取りには、ダウンロードが必要です。
さらに、通常のポイントとは方法が異なります。
たとえばイオン銀行では、以下のようにマイナポイントのロゴマークから操作してください。
イオン銀行の他、次の方法でダウンロードすることができます。
それぞれの公式ホームページからご確認ください。
WAONの落とし穴 (2) 健康保険証の利用申し込みをしたとき
特典が付与されるのは、即時ではなく、申し込みの3日後以降です。
ポイントの受け取り方は先に記したマイナンバーカード新規取得時と同様です。
WAONの落とし穴 (3) 公金受取口座の登録をしたとき
ここで注意したいのは、
⑴ マイナポイントの申し込み
⑵ マイナポータルhttps://myna.go.jp/での公金口座登録
以上の2つの手続きが必要だということです。
筆者自身、決済サービスはマイナンバーカード新規取得時に登録していたことから、すっかり失念していました。
ポイントは登録完了後、最短3日以降に進呈されます。
ポイントが確認できないときは、マイナポータルの登録状況をご覧ください。
WAONの落とし穴 (4) キャンペーンでは
ポイント受け取り開始日は、2023年1月26日からです。
当選の発表は、ご本人あてに通知が届くことはありません。
WAONステーションやイオン銀行ATM(一部除く)、スマートフォン用アプリなどから忘れずチェックしてください。
またキャンペーン特典には、1年間のポイント加算期間を含む最大2年間の有効期限があります。
早めにご利用ください。
最大3万5,000ポイント 節約に役立てよう
新しいシステムは理解するにも時間がかかり、ちょっとしたことで躓いてしまうことも往々にしてあることです。
特にWAONは、ダウンロードというひと手間が加わります。
値上げが続く家計に還元するために、今一度確認してみてください。（執筆者：FP2級 吉田 りょう）
