全国旅行支援は、2023年から還元率が40％から20％に下がります。
しかし、独自クーポンを「増量」する自治体があります。
大阪府の「日本中から大阪いらっしゃいキャンペーン2022」でも、期間限定の地域クーポンが増量。
いつ旅行し、どういった施設で利用するとお得なのかを、考えました。
目次
大阪府の全国旅行支援「日本中から大阪いらっしゃいキャンペーン2022」
≪画像元：大阪府≫
全国旅行支援では、自治体の独自還元がある都道府県を探すのがポイントです。
2023年1月10日からは、基本20％の還元率になってしまう全国旅行支援ですが、2023年、大阪府の「日本中から大阪いらっしゃいキャンペーン2022」では、期間限定でお得に利用できます。
1. 「日本中から大阪いらっしゃいキャンペーン2022」では大阪府独自の上乗せクーポン
≪画像元：大阪府≫
大阪府では、2023年1月25日～2月28日の期間中、「1人1泊、平日税込7,000円、休日税込4,000円以上」の宿泊プランを利用する人はクーポン上乗せになります。
上乗せ額は、平日3,000円、休日2,000円。上乗せ後のクーポン額は平日5,000円、休日3,000円です。
平日1人1泊7,000円の宿泊をした場合
【2023年1月25日～2月28日】
20％（1,400円）を割引、上乗せ後のクーポン額5,000円（基本額2,000円、上乗せ額3,000円）
→ 実質600円相当額で宿泊できた計算
【2022年】
40％（2,800円）を割引、平日クーポン3,000円
→ 実質1,200円相当額で宿泊できた計算
7,000円ちょうどを攻めると、2022年中よりも2023年の指定期間（1月25日～2月28日）の方がお得だという「逆転現象」も起こります。
2. 大阪府内でのイベント割・地域クーポン
≪画像元：イベント割≫
大阪府内では、2022年までユニバーサル・スタジオ・ジャパンのイベント割を開催していました。
あいにく、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのイベント割チケットは販売終了してしまったのですが、ユニバ以外で、イベント割が利用できる施設があります。
一例としては、1月31日までなら、ハルカス300や通天閣の入場券、ひらかたパークの前売りチケットが20％オフのイベント割で適用できるとわかりました。
旅行時に20％割引で入場券やチケットが買えるならありがたいと思う人も多いのではないでしょうか。
3. 上乗せクーポンで「サンクスガチャ」の抽選も
≪画像元：大阪来てな！キャンペーン事務局≫
2023年1月25日からの「上乗せクーポン」を持っている人は、大阪来てな！キャンペーンの「ポップアップフェスin大阪・梅田」のサンクスガチャに参加できます。
景品例は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン、太陽の塔、梅田スカイビル空中庭園、大阪府立近つ飛鳥博物館など。
安く旅行できるうえ、景品で大阪府内のアミューズメントパークや施設チケットも当たるかもしれません。
地域クーポンを保有している人は、コイン2枚でガチャ2回のチャンス。
運試しとして挑戦してみると、当たるかもしれません。
ただし、サンクスガチャ実施期間は「1月25日～2月12日」のため、2月12日までに利用してみてください。
大阪府の地域クーポン利用店舗の検索方法
≪画像元：大阪府≫
大阪いらっしゃいキャンペーンでは、クーポン加盟店舗を事前に検索できます。
1. 対象サイトを開き、「クーポン加盟店舗を探す」をタップ
2. エリア、ジャンル、使用できるクーポン、店舗名で探すから選べる
≪執筆者撮影≫
検索したところ、飲食店が多くヒットしました。
ルクア大阪内の飲食店、ハードロックカフェ、杵屋麦丸、スシローなどのユニバーサルシティウォークの飲食店、サンマルクカフェ、サーティワンアイスクリーム、徳兵衛など、おみやげを買いたい時のギフトキヨスク新大阪も対象でした。
コンビニエンスストアは対象外だったため、旅行時はQUOカードを持参するとよいようです。
地域クーポンが利用できる店舗を事前に調べることで、株主優待券などを持参し、活用することもできます。
※チェーン店では、すべてが対象ではない場合があります。使いたい店舗が対象かはご自身で検索してみてください。
大阪府の全国旅行支援は2022年よりお得になることも
独自政策を予定している自治体での全国旅行支援は、2022年に利用するよりもお得になる可能性があり、大阪府も、1月25日～2月28日を狙うことで2022年よりもお得に宿泊できそうです。
大阪府内では、大阪来てな！キャンペーンでガチャで特典を当てたり、イベント割と併用するとさらにお得に。
2023年も全国旅行支援は続きます。近隣にお住まいの方も週末ホテルステイなどで利用できそうな予感。
気になる方は、全国旅行支援の予算があるうちに予約しましょう。（執筆者：節約生活スペシャリスト 谷口 久美子）
