2023年4月より、TポイントとWAON POINTが相互でポイント交換できるようになりました。
1ポイントずつから交換ができ、アプリやポイントポータルサイトなどオンラインから簡単に交換ができるようになります。
相互交換できるようになり、ポイントの利用できる幅が広がり便利になります。
特にWAON POINTはTポイントの利用先も使えるようになるので、かなり大きな変化といえます。
ただ、イオンにはポイントが「WAON POINT（英字）」と「電子マネーWAON ポイント（カナ）」と2種類あったりと、交換前に事前にチェックしておきたい情報があります。
ここでは、「TポイントとWAON POINTとの相互ポイント交換」に関しての概要と注意事項をご紹介します。
目次
相互ポイント交換概要
- TポイントをWAON POINTに、
- もしくはWAON POINTをTポイントに、
変更できるようになりました。
交換はそれぞれのアプリやポイントポータルサイト内などオンライン上で行い、即時交換となります。
交換単位
1ポイント単位、最少1ポイントから、双方のポイント「1：1」のレートでポイント交換が可能
（WAON POINT 1pt ⇔Tポイント 1pt）
交換上限
指定した交換先に対して、最大3万ポイント／1か月
交換場所
- WAON POINTから T ポイントへの交換は、「 iAEON アプリ」
- TポイントからWAON POINTへの交換は、「Tサイト」
「TポイントとWAON POINTとの相互ポイント交換」注意事項
相互ポイント交換の際に注意すべき点について説明します。
WAON POINTから T ポイントへの交換時に必要なもの
- 「 iAEON アプリ」「 iAEON のログイン ID 」
- 「 Yahoo! JAPAN ID 」
※iAEON アプリは、最新バージョンへのアップデート（バージョン：3.1.1）が必要です。
TポイントからWAON POINTへの交換時に必要なもの
- 「TサイトのログインID（Yahoo! JAPAN IDまたはTカード）」
- 「iAEONのログインID」
- 交換ポイントは、各ポイントの提携店で、通常のポイントとして利用可能。
- この相互ポイント交換は1年を目途にした期間限定のサービスとなります。サービス終了やサービス内容変更の際は、公式サイトにて発表されます。
- WAONのポイントサービスは、「WAON POINT（英字）」と「電子マネーWAON ポイント（カナ）」の2種類があり、今回の相互交換は「WAON POINT（英字）」のみ対象となります。
「WAON POINT（英字）」と「電子マネーWAON ポイント（カナ）」とは
今回のTポイント交換可能な「WAON POINT（英字）」は、1ポイント1円としてお買い物で利用可能です。
利用可能なカードの種類は、各種イオンカード、WAON POINTカード、電子マネーWAONカードです。
「電子マネーWAON ポイント（カナ）」はTポイントとの交換対象外
交換対象外の「電子マネーWAON ポイント（カナ）」は、1ポイント1円分のWAONポイントにチャージしてお買い物に利用できます（電子マネーWAONに交換）。
利用可能なカードの種類は各種イオンカード、電子マネーWAONカードです。
2種類のカードの見分け方
この2種のポイントサービスは非常に似ていますが、異なるポイントサービスなので注意が必要です。
見分け方は、
- 英字表記とカナ表記、
- ロゴマークにリンゴが記載されていないのが「WAON POINT（英字）」になります。
イオン経済圏の外でもポイントが使えるように
イオン経済圏は、他の経済圏と異なりすべてイオンで完結しています。
金融サービスにイオンカード、イオン銀行があり、その利用先が主にイオンモールやイオンに関連したお店となり、お金やポイントの流れがイオンに関連していることが特徴的でした。
WAON POINTはポイント還元率が良いので、日常的にイオンやまいばすけっとを利用している人にとっては身近なポイントになりますが、結局ポイントの利用先が主にイオン系しかないというイオンループにはまりがちです。
そのため、今回発表されたTポイントとの相互交換は、かなり意外な展開です。
Tポイントに変換できるようになるということは、貯めていたWAON POINTの利用方法がかなり広がり、便利になります。
ただ1年間の期間限定サービスと予め発表されていることから、あくまで試験的な試みのようにも感じます。
終了もしくは変更時期とされているタイミングは、2024年4月までです。
来年4月といえば、今後TポイントとVポイントに統合されるかもしれない時期が2024年春期とされていることから、Vポイントとはこのポイント相互交換は実施しない可能性があります。
終了、もしくは変更の情報は、公式サイトで発表されるということで動向に注目です。（執筆者： 太田 玲世）
