アウトドアのベストシーズンが到来!
100円ショップの大好きのプチプラキャンパーの筆者が、今季注目したいちおしアイテムをご紹介します。
おすすめはハンギングラック。
ハンギングラックはハンガーラックなどとも呼ばれ、様々な道具をかけて使うためのラックです。
特にロースタイルのキャンプの際に使いやすく、焚き火のそばなどに用意しておくと、火箸やトング、火吹き棒などの置き場所に困りません。
撤収時にシュラフを干すなどの用途に利用している方も。
高さがあればアウターなどの洋服をかけても良いですね。
洗った後のカトラリーをかけて乾かすこともでき、使い方はまさにアイデア次第。
見た目もおしゃれで、使ってみるとぐっと雰囲気もよくなります。
情報は調査時のものであり、内容やデザインなどが変更となっている場合があります。なお店舗により取り扱いの内容は異なりますので、お求めの際には事前にご確認ください。また取り扱い説明をよくご確認いただき、ご使用いただけますようお願い申し上げます。
目次
小物をかけて使えるハンギングラック(税込み770円)
ダイソーで販売されているハンギングラックは、税込み770円。
中国製です。
材質は、本体はスチール、合成ゴム、ポリエステル、ナイロン、連結部分はアルミニウム、ポーチはポリエステルとなっています。
面ファスナー式の止めベルトがついていますので、収納もコンパクトに行えます。
組み立て後サイズは、高さ約69cm、幅約83cm、足の幅は約57cmと表記がありました。
各パーツの中がゴムでつながっており、パーツの上下などに悩む必要はありません。
筆者が家庭用はかりではかってみたところ、重さは収納袋合わせて約710gでした。
収納ポーチのサイズは、幅約13.5cm、長さ約47cm。
耐荷重は5kgとなっています。
耐荷重10kgなどの製品もあるハンガーラックの中では、決して値が大きい方ではありませんが、使用の目的を考えれば十分ではないでしょうか。
こちらの製品は、焚き火などの上で使用するようにはつくられていないため、焚き火の上で鍋をかけて調理する、といった使い方はできません。
高熱にならないよう注意してください。
一緒に買うべきアイテム
ダイソーでハンギングラックを買うなら、セットで使ってほしいアイテムを紹介します。
焚き火ハンガー用フック(税込み110円)
ハンギングラックの上部に、ひっかけるようにして使います。
焚き火ハンガー用フック(以下、ハンガー用フックと記載)という商品名ですが、焚き火用ではないラックにも使用可能です。
耐荷重は2kgとの記載がありました。
2つ購入して両側にかけ、ネットなどを間にわたして軽い物入れにするのも良いでしょう。
ハンガーフック(アイアン)(税込み110円)
ハンガーフック(以下、ベルトフッと記載)
材質は塩化ビニル樹脂とスチールは、2個セットで税込み110円です。
フックの先には保護ビニルがついており、ケガをしにくいようになっています。
取りつけはボタン式。
耐荷重などの記載はありません。
さっそく使ってみた!
ハンギングラックを組み立て、使ってみました。
ポールの内側にコードが通っているので、ひとつながりになっています。
コードに従って差し込むだけなので、悩まずに組み立てられます。
「うっかり1パーツだけ収納袋から抜け落ち、現地で使えなくてがっかり…」
「組み立て方がよくわからないかも…」
といった心配はありません。
色はマットな黒で、他のキャンプグッズとも調和し、シンプルでおしゃれです。
やや華奢なところがあり、横方向に揺らすとたわむのは気になります。
風を受けやすいものを干す時などでしっかり固定したい場合は、あらかじめペグダウンしておくと良いでしょう。
ポールの両端には直径約5mm程度の穴があり、ガイドロープは細めのものであれば通りそうです。
ペグもダイソーで購入可能。
一緒買いアイテムをセットして使ってみる
一緒にセットしてみると、このようなイメージになります。
見にくいですが、上のポールにベルトフックを、左ポールにハンガー用フックをつけています。
ベルトフックのフック部分はハンギングラックと平行になる形ですね。
ハンギングラック、ベルトフック、以下、ハンガー用フックを一緒にバッグに収納することも可能です。
ハンガー用フックのフック先がひっかかりやすくなっているため、ケガなどには十分注意してください。
コスパ
大手通販サイトで調査日に検索したところ、「ハンギングラック」でヒットした同型のラックのうち、最安値はフック付きで税込み1,990円でした。
耐熱性など機能が優れていると、1万円を超える商品もあります。
ダイソーなら、ベルトフックを4フック分追加購入しても合計990円。
使い勝手を試すにはちょうどよく、コスパも優れています。
ごはんが炊ける炊飯袋(税込み110円)
今期注目の生米を入れてご飯を炊く「炊飯袋」と呼ばれるアイテムがあります。
袋に生米を入れて、お湯に入れておくだけでご飯が完成する便利さが魅力の製品。
アウトドアでご飯を炊くのは、実はけっこう難しいのですが、こちらを使えばあっという間に炊きたてご飯が!
防災グッズとしてもおすすめです。
材質はポリプロピレン、ポリエチレン、PETの、いわゆる「不織布」です。
10枚入りで、日本製です。
使い方は簡単、不織布の袋に生米を入れ、沸騰したお湯に15~20分入れ、お湯から出して15~20分蒸らすとできあがりです。
アウトドアはもちろん、防災グッズに一つ入れておくと良いですね。
サイズは約15cm×11cm。
使ってみた
生米をはかって、袋に入れます。
「茶わん1杯分:1/2合(約75g) どんぶり1杯分:2/3合(約100g)」との記載がありました。
一袋で生米にして概ね100gほどが上限ということのようです。
筆者宅は無洗米を使用しているので、特に研がずに調理しましたが、研ぐ場合は袋に入れてから流水でもむようにすると良いとのこと。
お茶パックのような形をしており生米を入れて、上部をひっくり返して出ないようにします。
折り返しているだけなので、隙間からお米がこぼれ落ちてしまうことも…注意してください。
さっそく熱湯に入れて15分。
水を捨ててから15分程度蒸らしました。
芯もなく、おいしく食べられるご飯です。
ゆでているので、ふっくらというよりはもっちりとした仕上がりになりました。
これは簡単!!
以前、ダイソーメスティンでご飯を炊いたレポートを紹介しましたが、ご飯を炊くだけならばこちらの方が簡単かもしれません。
不織布もかなりしっかりしており、くたびれた様子もありません。
繰り返しの使用についてはパッケージに記載はありませんでしたが、被災時などどうしても物資が乏しい緊急の場合には、何回か使うことができそうです。
コスパ
同様の不織布の袋にお米を入れてゆでる商品ですが、有名アウトドアブランドの製品ですと、20枚入りで税込み1000円を超える価格で販売されていました。
コスパはダイソー製品に軍配があがりそうです。
高価格帯アイテムのコスパが良い!
ダイソーのアウトドアカテゴリは今期も熱が入っている様子です。
特に注目はなんといっても引き続き人気の高価格帯アイテム。
ハンギングラックはシンプルながらしっかりとした機能性で、使用感も上々でした。
品薄の店舗も出ているので、早めのチェックがよさそうです。
熱湯に入れるだけの炊飯袋は、プラスαでおすすめしたい逸品です。
熱湯に置いて15~20分、お湯から出して15~20分蒸らすだけの簡単調理で、アウトドアはもちろん、防災用品にもおすすめ。
どちらもコスパは抜群。
良い気候になってきましたので、今年もアウトドアでのレジャーを楽しみましょう。(執筆者: 新木 みのる)