おはようございます。
崩した体調も戻りつつあり、
久しぶりに4時半起きを実践、新潟パワーランチ世話人の藤井です。
さて、今日も本業のお話をお届けします。
題材は昨日に続き日本国債について。
ちょうど今朝の日経新聞5面(経済2)について興味深い記事がでていましたので、
取り上げてみました。
最近、あまり魅力のない日本国債が、
外国人投資家に買われているという話題。
投資に興味のある方なら、
情報として知っていることかと思います。
ではなぜ魅力のない日本国債が買われているのかというと、
昨日お伝えした欧州債務問題が理由。
本来なら欧州諸国に向かうお金が、
消去法で短期の日本国債に向かっているのです。
つまり、為替が消去法で円高になっているのと一緒ですね。
しかし、これも一時的なもので、
日本の経常収支が赤字に転落したときには一転「売り」の標的になる可能性が。
(経常収支とは、海外とのモノやサービスの取引状況を示すもの)
そうすると日本国債の国内での消化が厳しくなることで、
構造的な問題を抱えている日本は「売り」の標的になりやすい。
また、「日本は首相が頻繁に変り、一貫した経済・財務戦略が実行できない」
というイメージが出来上がっていることから、
外国人投資家の関心は「今年中の解散・総選挙の確率は?%」とのこと。
つまり政治の指導力が今後の日本の運命を決めることは、
間違いないといったところですね。
それでは今日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。