先日、喫茶店で過ごしていると、女子高生が黙々とスケジュール帳に向かっていました。よくみると、可愛いシールをペタペタと貼っています。これからの予定を、それぞれの行事ごとにシールの使い分けをして貼っているようでした。
女子高生シール症候群という言葉を聞いたことがありますが、若い女性たちの中には、スケジュールを先取りする意識を持つ人がたくさんいらっしゃるようです。
キャンドルウィック株式会社が行った、女性のライフスタイルに関する調査の、新年の過ごし方や慣習についての意識調査の中にも興味深い結果が見て取れました。
• 新年に「目標を決める人」は、「目標を決めない人」に比べて、「年越しそばを食べる」「おせちを食べる」「初詣に行く」などの新年の行事に対しても熱心であることが分かった。
•「大掃除をする」割合も、「目標を決める人」はそうでない人に比べ約20パーセント高いという結果が得られた。
•「目標を決める人」は61.8パーセントと、おせち料理を作る割合が高い。
• 新年に「目標を決める人」の年齢別構成を見てみると、20代が最も高く32.4パーセントで、最も低いのは、50代の19.1パーセントだった。
私がここから感じ取ったのは、達成感でした。よく、人を前向きに動かすものは達成感だと言われています。実現可能で具体的であるほど、達成感が得られます。夢を持ち、夢が現実になるほど、達成感と満足度も大きいのです。
先ほどの女子高生も、毎月のスケジュールを一つ一つこなすことで、大きな達成感を得ているのかもしれませんね。彼女が社会人になった時には、きっと時間の管理もお金の管理もしっかりこなせるステキな女性へと成長していることでしょう。
それにしても50代の女性としては、残念な結果です。まだまだ若い子には負けたくない…と思うのは、私だけでしょうか。