ゴールデンウィークに海外旅行をお考えの方は円安が加速し、為替相場が気になるところですが…そこで今回は「外貨両替あれこれ…海外キャッシング」と題して外貨両替について少しお話したいと思います。
キャッシングと聞くと金利が18%(属性によりそれ以下の金利の方もおりますが…)と一般的に高金利の印象がありますが、実は!「海外キャッシング」に限ってはそうとも言えないのです。
意外と高い銀行などの両替手数料
海外旅行、海外留学と言えば、当然に外貨両替をするわけですが、この外貨両替ですが、いろいろな方法があるのは皆さんご存知だと思います。念のため、下記に主な両替方法を列挙してみますね。
1. 銀行での両替 手数料を金利換算すると…3%前後
2. 両替ショップでの両替 2%前後
3. FX 1%以下(予約が必要?)
4. デビッドカード 2.6%程度
5. キャッシング 1.5%前後以下になる?
(米ドルでの試算、ユーロなどでは差がさらに拡大すると思います。)
こんな感じでしょうか…王道は銀行での両替?それとも両替ショップ?でしょうか…しかし、この時の両替手数料を金利換算すると年18%どころではないことはお気づきでしょうか?
ここでひとつ確認しておきますが、キャッシングの金利18%は年換算です。通常はキャッシング後、決済(口座引き落とし)までの期間は1ヶ月程度ですから、月換算ですと18%÷12ヶ月で1.5%ということになります。
さらに海外キャッシングではチェンジ手数料(銀行の両替手数料に匹敵)は無料ですので、両替にかかる費用は実質的に金利の1.5%前後で済むということです。(国によってはATM取扱い手数料がかかりますが…)
もちろん、FX口座を活用することでキャッシング以上に節約はできる場合がありますが、予約必要、または限定された空港受取など若干手数と制限があります。
さらにお得な応用技
さらにキャッシングでは帰国後、カード会社に連絡して繰り上げ返済をすることでさらに手数料の節約ができます…これは私がユーロで実践しました…10日間での金利換算は0.4%前後でした。もちろん、返済は振込ですので振込手数料がかからないネットバンクなどを利用しなければいけません。
また、海外でのクレジットカードの買い物では一般的に1.63%程度のチェンジ手数料がかかっていることも覚えておくとよいでしょう。そして、海外留学などでは毎月の仕送りには両替手数料の他、送金手数料もかかりますので、海外キャッシングとデビッドカードを上手に活用することで大幅なコストダウンが図れると思います。
最後にこれらのコストは一般的なものでカード会社、その他両替業者で若干の違いがある場合がありますので、実際に活用する場合は自己責任でお調べすることをお勧めします。