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目次
6月は児童手当月間
6月は、児童手当受給対象世帯にとっては意味ある月です。
もちろん、2月から5月分までの児童手当が支給される月ですが、もうひとつ大きなイベントがあります。それは現況届の提出月です。この現況届、市区町村からの「依頼」で提出していると思っている方もいるようですが、現況届の提出は「義務」ですので、対象者は期限内にしっかり出しましょう!
さて、今回は児童手当受給についてお話させていただきます。
公的な手当に関しては不正受給の問題がよく取りざたされています。また、その反対に「知らなかった」「手続きを怠った」と言う理由で本来受給できるものを受給できないこともあります。今回は基本的な「受給できるものを受給する」ためのポイントをお伝えします。
1.所得オーバーでも支給される「特例給付」
「忙しくて役所に行けない」と言う方もいらっしゃるでしょう。その場合、郵送でも対応しています。市区町村によって「返信用封筒が入っていない」「切手貼るの?」と郵送に関するサービスは、まちまちかもしれませんが。ただ、はじめに書いたように現況届の提出は「義務」ですので役所もそこまでは、至れり尽くせりではないようです。
また、特に所得制限が導入され昨年は、所得オーバーの方が「もらえない」と勘違いされ提出されないケースもありました。その方々には、「特例給付」の話をさせていただきました。「特例給付」とは、所得基準を超えていたとしても対象児童一人につき一律 5,000円/月は支給されるものです。
とにかく対象世帯は、「現況届」の提出をしましょう!
2.月末で月を跨いでも大丈夫、「15日ルール」
お子さんが生れた場合、引越しをされた場合は必ず15日以内に手続きをしましょう。児童手当は、原則、申請月の翌月分からが支給対象となります。4月に申請したら5月分からが対象となります。仮に4月4日に引越しをした、あるいは、お子さんが生れた場合に、その20日後に申請しても同じ月の4月内申請ですので5月分からが支給となります。
では、4月28日に引越しをした、あるいは、お子さんが生れた場合に10日後に申請したら。原則で考えると申請月は5月になってしまったので6月分からの支給となります。4月中に申請していたら5月分からもらえたのに・・・。「バタバタしていたし、連休もあったりしてそれどころではなかった!」と愚痴のひとつも言いたくなります。
そのようなときの救済措置が「15日ルール」。月末だったので申請が月を跨いでしまった場合、15日以内の申請であれば申請月分から支給対象となります。
先送りせずに、善は急げ!