消費税が8%になり、モノの値段がその分上昇していますが、収入においては、一部の大手企業がベースアップを実施したのみで、特に中小企業においては厳しい状況がありました。
そこで、少しでも手元のお金を増やす必要がありますが、手元のお金をすべて株式や投資信託などといったリスク商品で運用するのは、万が一、株式市場が下落し始めた時には大きな損失を抱えてしまうことになるでしょう。したがって、手元のお金の一部は定期預金で運用する必要性もありますが、みなさん、ご存じの通り、定期預金の利息はスズメの涙程度にしかなりません。
しかし、金融機関の選び方一つで、スズメの涙も少し大粒の涙にすることもできるのです。ここでは、少しでも有利な定期預金をご紹介しましょう。
平成26年4月1日時点での大手都市銀行の定期預金の金利は、平均で0.025%となっています。しかし、下記の金融機関であれば、大手都市銀行の10倍もの金利がついています。
:0.300%(期間:1年間)
・東京スター銀行 スターワン1週間円預金(ネット専用・10万円~)
:0.300%(期間:1週間)
・オリックス銀行 スーパー定期(ネット専用・100万円~)
:0.270%(期間:1年間)
(いずれも平成26年4月1日時点)
いずれもインターネットでのお取引になっていますが、中でもおススメなのが東京スター銀行・スターワン1週間円預金です。これは、1週間で満期を迎える定期預金ですが、満期を迎えた後も、自動継続で預け入れることが可能で、金利も0.300%(※)が適用されます。
(※)満期時点での金利水準により、0.300%よりも低い金利が適用されることもあります。
1週間で満期を迎えますので、1週間で得られる利息は僅かですが、10万円以上1円単位で預けられますので、少し余った余剰資金でも、この預金で活用することができます。
最後に、最近はインターネットバンキングにおいて、パスワードが盗み取られる被害が出ていますので、その点には注意する必要があります。(執筆者:岡田 佳久)