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「欲しいものはたくさんあるの、お金がない!」 そんなあなた、ひょっとして貯金ゼロ、なんてことはありませんよね?
ちゃんと働いているのにお金が無い、実家暮らしなのに貯金が無い。そんな独身女性は、一体どこに問題があるのでしょうか? ここでは、独身女性のダメなお金の使い方について紹介いたします!
目次
バーゲンの時期になると服を買わなければならないと思っていませんか?
女性は特に、バーゲンがお好き。しかし、「バーゲンだから!」、「お得だから!」と必ず何かしら買っているという方はお金の使い方がマズイと言わざるを得ません。
お店にもよりますが、バーゲンの時期に並ぶのは「バーゲン用の服」であって、たとえ70%OFFの値札がついていようとも、もともと安い洋服だ、ということもあります。つまり、そのブランドの正規品というよりも、バーゲン向けに安い生地で安く作られた服だということ。本当に欲しいものがバーゲンで安くなっているなら「買い」ですが、そうでないならわざわざバーゲンに飛びつくのはやめましょう。
まずは自分のクローゼットを棚卸しして、手持ちの服でできる限りのコーディネートパターンを考えて、それでも足りないという場合のみ買い物OKにしましょう。
バーゲンの時期になると「何か買っておかなくちゃ」という気になっている人は、買った服をちゃんと着こなせているのか、使っていないバッグが無いか、今一度ご確認を!
収支を把握していますか?
あなたは、毎月いくらの収入があって、何にいくら使っているのか把握していますか? 貯金うんぬんよりも前に、収支を把握することが先決です。
まず、収入。あなたの収入は、給料明細に記載されている「総支給額」ではなく右下に書かれている「差し引き支給額」です。さらに、ここからスマホの通信料や生命保険といった必要な支払をしたのち、手元に残るのが「使ってもいいお金」です。
次に、支出。何にいくら使ったのかさっぱり分からない! という人はかなり深刻……。家計簿を付けるのが三日坊主になる人は、デビットカードを使うのがおすすめです。デビットカードとは、クレジットカードと同じようにカード決済をするのですが、使った金額がすぐに銀行の口座から引き落とされる仕組みなので使いすぎる心配がありません。(参考記事⇒家計簿が続かない人こそ使うべき VISAデビットカードとは?)
月に1回でもいいので、預金通帳やクレジットカードの明細をこまかくチェックする習慣をつけてください。何に使ったのか思い出せない明細が多かったりATMの引出手数料が多い場合はアウト。これらのムダ遣い要因を減らすことで、お金の使い方は上手になっていきますよ。
リボ払い・分割払いしてませんか?
上記でも、クレジットカードではなくデビットカードをおすすめしました。お金の使い方が上手でないなら、クレジットカードは極力使わない方がいいからです。
特に怖いのが、分割払いとリボ払いです。分割払いとは、高額な買い物をしたときにその費用を分割して支払うことですね。当然手数料がかかり、数千円の損になっているケースも少なくありません。分割払い(ローン)をしていいのは家を買うときと車を買うときだけです。分割払いするとしても、手数料のかからない2回払いまでと心得ましょう。
リボ払いはもっとダメです。リボ払いは手数料も高く、キャッシングやカードローンと変わらないぐらいの手数料(利息)をとられてしまいますから、決して利用しないと心に誓ってください。(リボ払いでカード破産する人は山ほどいます)
ここまで見てきて、お金の使い方がマズイと自覚した人は一度クレジットカードの使用を我慢してみてください。しばらくは現金とデビットカードのみでやりくりしてみて、貯金ができるようになってきてからクレジットカードを解禁しましょう。
まとめ ~欲しいものが欲しいなら節約しよう~
貯金をするのは、本当に欲しいものを買うためです。「お金が無いよ~」と言いながら無駄遣いばかりしていては、一向にお金は貯まらず本当に好きなものを買うことができません。
「今、特に欲しいものは無いから別にいい」なんて思っていてはダメです! お金さえあれば、将来何か欲しいものがみつかったときにすぐに買えます。お金がなければ、欲しいものを見つけてから貯金をするか、ローンを組んで利息を取られるかのどちらかになります。
結婚が決まったとき、貯金がなければキレイなウェディングドレスが着られません。(結婚費用を全額負担してくれる男性を見つけるより、貯金する方が10,000倍簡単です!)お金があれば、全身脱毛も海外旅行も思いのまま。もちろん、失業したときや病気になったときにも貯金があればなんとかなります。
貯金するには、まずは今のお金の使い方を見直すことが大切です。お金の使い方がマズイと感じた方は、今日からでも自分のお金の使い方を改めてくださいね!
※お金の使い方を改善したら……貯金の方法を近日お伝えしたいと思います!(執筆者:吉見 夏実)