ゴールデンウィークは楽しく過ごされましたか? まだ今週末までお休みという方やゴールデンウィークは働いてずらして休みを取る方もいるかもしれませんね。大型連休になると家族が集まる機会も増えます。このような家族が集まる機会に色々な話し合いをしましょう。
今回は、残り数年で定年を迎えるという方が話し合うべきことについて、書いてみます。
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残り数年で定年を迎えるにあたり、何よりも大切なこと…それは現状把握です。
たとえば次の質問に答えられますか?
「定年後も生活費は変わりませんか。」
「いま、預貯金はいくらありますか。」
「受け取る退職金の額はいくらですか。」
「何歳から年金がもらえますか。」
「もらえる年金額はいくらですか。」
「定年後にまとまったお金を使うイベントはありますか、またどれぐらい支出予定ですか。」
どうですか?
いまは情報社会です。インターネットを調べると、色々な情報があります。
たとえば
「定年後の生活費は約27万円ですよ」
「住宅ローンは定年までに返済しましょう」
「日本の年金制度は破綻しますよ」
「保険に加入して安心を得ましょう」
など
それぞれ家族状況が異なるので、多くの情報がご自身に合うとは限りません。まずは現状把握をしっかりして、それを材料として、錯綜する多くの情報からご自身に合った情報を手に入れましょう。
現状把握が終わり、ご自身の生活費と受け取る年金額との間に差がある場合、生活費の見直しも大切です。頭の端に、その差のことを意識することからまずは始め、少しずつ時間をかけて、その差を埋めていく練習をしましょう。
とにかく早いうちから定年後の生活をイメージすることそれがポイントです。(執筆者:秋口 千佳(旧姓:宮島))