生活者の健康と暮らしに関する情報を発信するポータルサイト「マイライフニュース」を運営するヒューマン・データ・ラボラトリ株式会社は、2024年に自然災害による被害が相次いだことを受け、全国の男女500名を対象にアンケート調査を実施しました。
2024年に災害支援寄付をした人は16.6%にとどまり、半数以上が寄付経験がないことが明らかになりました。
寄付方法では街頭やオンラインが主流であり、商品購入を通じた一部寄付も約3割の人が行っています。
Q どのような方法で寄付をしましたか?
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「自治体や支援団体への街頭での寄付」(29.7%)
「クレジットカード等のポイントによる寄付」(27.1%)
「自治体や支援団体へのオンラインでの寄付」(24.5%)
「ふるさと納税を活用した自治体への寄付」(18.1%)
金品による寄付が上位を占めました。
商品やサービスの購入を通じた寄付について
「購入代金の一部を義援金として寄付できる商品の購入」が同率4位(18.1%)
「チャリティコンサートや公演等のチケットやグッズ購入」が6位(7.7%)
寄付できる商品が売られていた場合、寄付できることを理由にその商品を購入しますか?
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約3割の人が「購入する(「絶対購入する」+「たぶん購入する」)」 (34.4%)
「購入しない(「たぶん購入しない」+「絶対購入しない」)」(44.6%)
「購入する」を約10ポイントも上回る結果となりました。
Q 購入代金の一部を義援金として寄付できる商品を購入する理由は何ですか?
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「支援・応援したいから」が65.7%
「寄付できる商品なのに販売価格が適正だから」26.7%
「寄付金の使われ方が適正だから」25.0%
「購入金額の一部が寄付されるから」19.8%
Q 購入代金の一部を義援金として寄付できる商品として購入したいと思うものは何ですか?
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「食料品・菓子」78.5%
「コーヒー・お茶・清涼飲料などの飲料」45.9%
3位は「ビール・日本酒などのアルコール飲料」35.5%
日々の生活において必需品である食料・飲料がトップ3に挙がりました。
4位以下は、「日用品」(37.6%)、「物産・工芸品」(9.9%)、「コンサートや公演等のチケットやグッズ商品」(12.8%)
Q 購入代金の一部を義援金として寄付できる商品を購入しない理由は何ですか?
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「寄付金の使われ方が不明だから」 (39.0%)
約4割の人が義援金の使途に不安を感じていることがわかりました。
3位にも「きちんと情報が開示されていないから」(19.3%)
多くの人が災害に関する義援金詐欺への警戒心を高めている実態が浮き彫りとなりました。
調査名 | 災害時の寄付に関する意識調査 |
調査対象者 | 有効回答数 500件 20歳~29歳「20代」 100件 30歳~39歳「30代」 100件 40歳~49歳「40代」 100件 50歳~59歳「50代」 100件 60歳以上 「60代」 100件 |
調査手法 | インターネット調査 |
調査時期 | 2024年12月14日(土) |