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最近は子どもの頭髪もバラエティに富むようになってきました。以前はジャンボ尾崎風の襟足を長くした髪型が話題となるくらいでしたが、最近は親が子どもを金髪に染めるケースもあるそうです。
さて、最近はシェアが減っているものの、根強く残っている髪型として坊主(ボウズ)が挙げられます。もう死語となりつつありますが、スポーツ刈りと言い換えることもできます。
ボウズにする一番の理由は、「楽だから」ということになるでしょうが、頭の汗がすぐに「乾く」こともメリットの一つでしょう。さらに現実的な理由として見逃せないのが、「安い」という、経済的な側面です。
そこで今回は、ボウズの節約効果について、より具体的に記してみたいと思います。
目次
ボウズの節約効果
散髪代が安くなる
第一の効果が散髪代です。
長髪を整えるのは大変ですが、ボウズであればバリカン一つで可能です。10分カットでも、散髪屋さんに通えば1,000円の負担となります。
一方、ボウズを自主散髪すれば、バリカンの電気代約50円で済ますことができます。電気バリカンの購入費を2,000円~3,000円としても、2~3回の自主散髪で元がとれる計算になります。
ランニングコストも優れている
さらに、初期投資(散髪)だけではなく、ランニングコストの面でもボウズは優れています。
まず、ボウズにはリンス代がかかりません。ボウズの枝毛なんて見たことがないでしょう。
シャンプーやリンスは、概ね1ボトルを3ヵ月で消費すると言われています。300円のリンスを買わないで済むと考えると、1ヵ月あたり100円の節約となります。シャンプーが少量で済むことも合わせると、トータルで150円~200円くらいの効果となるかもしれません。
電気代も安くなる
加えて、ボウズはドライヤーで乾かす必要がありません。
男性が5分程度ドライヤーを使用すると、概ね1ヵ月あたり50円~100円程度の電気代を消費すると考えられます。この電気代を節約することができます。
このように、ボウズの節約効果は散髪代だけではありません。小学生低学年のおこづかい代くらいを毎月節約することができるのです。これから暑い日々が続くと予想されます。頭皮のメンテナンスを含め、子供の髪型についてもう一度検討してみてはいかがでしょうか?(執筆者:小山 信康)