本や雑誌、漫画などをよく読む方は、電子書籍か紙の本、どちらをよく購入していますか? 電子書籍の方が価格が安いことも多く、さらに場所をとらないので電子書籍を愛用している人も増えているようです。
ただ、本にかけるお金を節約したいなら、「電子書籍にするか紙の本にするか」を判断する基準を知っておくのがおすすめです!
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目次
それぞれのメリット・デメリット
電子書籍
【メリット】
・場所をとらない(持ち運びが容易)
・いつでも買える
・その場で買ってすぐ読める
【デメリット】
・書き込みができない
・慣れるまでは読みづらい
・他の人に貸したりあげたりできない
紙の本
【メリット】
・手に取って読める(慣れ親しんだ方法)
・本棚に並べる達成感
・書き込みができる
・人に貸したりあげたりできる
【デメリット】
・かさばる
・年月が経つと汚れたり傷んだりする
・買いに行ったり宅配だったりと手に入るまでの時間がかかる
節約的なメリット・デメリット
電子書籍と紙の本の、一般的なメリット・デメリットは上記のとおりです。次に、節約的な意味でのメリット・デメリットを見てみましょう。
電子書籍なら無料のものもたくさんある
著作権の切れた古い小説や、著作権フリーにしている作家さんの作品などは、無料で手に入れることができます。(わたしも夏目漱石のような古い作品や、著作権フリーになっている「ブラックジャックによろしく」(漫画)などを持っています。
電子書籍は紙の本よりも安いことがある
紙の本と違い、セールで一時的に安くなっていたり、そもそもの価格が紙の本より少し安いことも多いです。先日買った本も、紙の本は1,404円、Kindleでは1,300円でした。
紙の本なら売れる
紙の本であれば、ブックオフなどの古本屋やオークションで売ることができます。わたしも、今年に入ってからの分ですでに17,000円ほど手に入れました。(全19冊)
売れるものは紙の本で!
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書籍代を節約するなら、
読み終わったあとに売れる見込みがあるものは紙で買う、というのが鉄則になります。わたしはAmazonマーケットプレイスで売ることが多いので、買う前に中古価格を確認するようにしています。
モノレートというサイトではAmazonでの価格推移が見られます。グラフを見れば「この商品はずっと高値だな」とか、「価格が徐々に下がってきてるから、売れたとしても100円ぐらいにしかならないだろうな」ということがわかります。
売れそうにない本は、はじめから価格の安い電子書籍で買う方がお得になります。たとえば雑誌。雑誌はどんどん情報が古くなっていきますから、よほどのプレミアがつかない限り高値で売れることはありません。ですから、わたしの場合はdマガジンで雑誌を読んでいます。(月額432円で読み放題です)
また、いくら面白い作品でもメジャーでないものだと需要が少ないため、売りたくても高値はつきません。こういう本は、電子書籍で買った方がお得です。
もちろん、「これは資格の勉強で使うから書き込みのできる紙の本がいい」とか、「好きなアイドルが載っているから紙の本で!」という節約以外の部分で判断することも大切です。(dマガジンだと、ジャニーズアイドルは肖像権の問題からか黒塗りにされています……)
わたしも、イラスト集や写真集のような本だと節約にならなくても紙の本を買いますし、仕事上急ぎで手に入れたい本の場合は割高でも電子書籍を買うこともあります。でも、なるべく「これは読み終わったあと売れそうだから紙の本」とか、「これは売れなさそうだから電子書籍で」という判断を習慣づけていると、書籍にかけるお金をぐっと節約することができますよ。(執筆者:吉見 夏実)