金券ショップでは、商品券やギフトカードなどさまざまな金券が販売されています。多少お得なことは知っていても、活用できている人はまだまだ少ないのではないでしょうか?
金券には膨大な種類があり、マニアックなものや使い道が限られるものなどもありますが、今回は誰にでもおすすめできる金券を紹介していきます! ここで紹介する金券を買っておけば、必ず得になりますよ。
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目次
金券はクレジットカードより高い還元率が魅力
金券も、人気が高いものになるとあまり値引きはされていません。が、たとえ1%引きだったとしても、クレジットカードと同じぐらいの還元率だと思えば十分お得だと思いませんか? クレジットカードが使えないお店や交通費の支払に金券を使えば、クレカが使えないシーンでも確実に得し続けることが可能です。
わたしは普段はほとんどクレジットカードで支払いますが、クレジットカードが使えないところでは金券を出すように心がけています。
※割引率は目安です。ショップによっても異なります。
買うべき金券はこちら!
全国百貨店共通商品券 1,000円⇒990円(1%お得)
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その名の通り、百貨店で利用できる金券です。お得度で言えば友の会の方が有利ですが、
百貨店での買い物頻度が低い人や利用する百貨店がバラバラの人の場合は、少額から購入できてどこの百貨店でも使える全国百貨店共通商品券の方がお得です。
また、いつも行く百貨店が決まっている人は、その百貨店の商品券を購入する方がお得になります(2%前後の割引です)。
VISA、JCBなどクレジット会社のギフト券 1,000円⇒985円(1.5%)
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クレジットカードのギフト券(ギフトカード)は、百貨店の商品券とは違って
使えるお店が多いのが魅力です。しかも、割引き率も高く、2%程度の割引がある場合も。
スーパーでも使えるところは多いですし、コンビニでも利用可能。お持ちのクレジットカードのポイント還元率と比較して、ギフトカードの方がお得になることもあるのでぜひ持っておくと良いでしょう。
ジェフグルメカード 500円⇒480円(4%)
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飲食店の支払に使えるジェフグルメカードですが、意外と使えるお店が多いということはあまり知られていません。
大手チェーンのファミレス、ファーストフードはもちろんのこと、居酒屋や和食、デリバリーピザなど使えるお店はかなり多いんです!しかも4%引きという高い割引率。外食する際にはぜひ持っておきたいですね。ジェフグルメカードを使ってもクーポンの併用は可能なので、さらにお得に外食できることになりますよ。
切手 520円⇒494円
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手紙を出したり、オークションなどで定形外郵便を利用するときには、金券ショップで切手を仕入れるとお得です。1枚から売っているところもありますが、10枚単位での販売が主流です。
わたしもわりとお手紙を書いたりオークションで商品を発送したりすることもあるので、定期的に金券ショップでまとめ買いしています。
鉄道会社・バス会社の回数券
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新幹線や在来線、私鉄、バスなど、どこでも回数券が存在します。回数券は普通に買うだけでもお得なのですが、金券ショップだと
1枚単位で販売してくれて、さらに割引もあるのでとてもお得。
新幹線の切符も、普通に買うよりも5%ほど安くなるんですよ。ただ、新幹線ならエクスプレス予約の会員登録をした方が安くなる場合もあります。年会費が1,000円かかりますので、新幹線の料金と年間利用回数を計算した上でどちらがお得か判断しましょう。
その他の電車やバスも、頻繁に利用するものについてはICカードや定期の方がお得な場合もあります。たまにしか乗らないような交通機関なら、回数券を買った方がお得になるのでお出かけ前に金券ショップをのぞいてみてくださいね。
映画券 1,400円⇒1,390円(1%)
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映画は一般(大人)で1,800円ですが、前売り券を購入すると1,400円です。が、金券ショップではさらに、少しだけ安く購入できます。子供は800円のところが795円になります。
前売り券のノベルティが欲しい場合は正規ルートで購入した方がいいですが、そうでない場合は映画館に行く前に金券ショップに寄って前売り券を入手すると良いでしょう。
おこめ券 500円⇒430円(14%)
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割引き率は高いのですが、おこめ券は額面500円の券で、440円分の価値しかありません。そのため実質10円得になるだけです。それでも2%以上安いので、見つけたらぜひ購入しましょう。
おこめ券は、お店にもよりますがお米を買っていなくても使えるところもありますし、お米を買っていれば他にものを一緒に購入していても支払いに使えるというメリットがあるのでお得ですよ。
あまりおすすめしない金券
ここからは、よく見かけるものの、わざわざ金券ショップで購入するのはおすすめしない金券を紹介します。
QUOカード・図書カード
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いずれも金券の定番とも言える商品ですが、
使い勝手の悪さという点からわざわざ買う必要は無いかな、と思います。
QUOカードも書店や飲食店で使えたりしてお得ではありますが、節約を意識した生活をしている人だと行かないようなお店も多いのではないでしょうか。わたしが行くようなお店は全然ないので、QUOカードはもらってもなかなか減りません。
図書カードも本を購入するときに使えばいいのですが、最近はAmazonで購入したり電子書籍を購入する方が多いため登場頻度が低くなってしまいました。何年も前にもらった図書カードを最近やっと使い切った、というぐらい。
もちろん人にもよると思いますので、利用頻度が高そうであれば購入しておいても良いでしょう。利用頻度が低い場合は、滅多に使わない金券に財布のスペースをとられるのもわずらわしいのでわざわざ買わなくても良いでしょう。
ビール券
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おこめ券と同様にいただく機会の多いビール券ですが、金券ショップで購入する場合はさほどお得ではありません。
ビール券は、販売価格784円のもので額面724円分、販売価格539円のもので額面494円分しか使えません。724円よりも安く購入できればお得になりますが、そうでない場合が多いのであえて購入する必要は無いでしょう。
金券は積極的に利用しよう
金券ショップに行かなくても、家に眠っている金券がたくさんある、という人は珍しくありません。なぜか大切に置いてしまう金券ですが、使わなければただの紙キレです。
お金よりも使い勝手の悪いものなのですから、使う機会があればさっさと使ってしまうことをおすすめします。
また、今回紹介した金券は比較的使う頻度が高かったり利用できるお店が多いといった便利なものばかりですので、金券ショップで見つけたらまとめ買いしておくのがおすすめですよ。(執筆者:吉見 夏実)