
年収300万円の人向けの投資術(6)
の中で、ネット上でインデックス型投信をするのが良さそうだ、という話をしました。今回はその続編として、具体的にどの投信を買ったら良いのか考えてみます。
今回紹介したいのは、インデックス型投資ファンドの中で、とりわけ信託報酬が安く、低コスト実現可能なものです。それをふまえて読んでいただければ幸いです。
目次
この記事の結論
以下3種のインデックス型投信をご紹介します。
日経平均連動型投信:ニッセイ日経225インデックスファンド
先進国株式連動型:EXE-i 先進国株式ファンド
お試し投信:ワンコイン積立投信
日経平均連動型投信:ニッセイ日経225インデックスファンド
現時点での信託報酬最強投信、それは「ニッセイ日経225インデックスファンド」です。
・ニッセイ日経225インデックスファンド

投信概要:日経平均株価に連動のインデックス型投信
運用方法:日経平均株価に採用されている中から200銘柄を選別・運用
販売手数料:0円
信託報酬:0.27%(年率)
取扱販売会社:SBI証券、楽天証券、マネックス証券、カブドットコム証券など
日経平均に連動するインデックス型の代表的投信です。信託報酬は年率で0.27%と、現時点で最強コスパのインデックス型投信。投信内容と手数料の面から見て、投信初心者向けの投信ファンドと言えそうです。
SBI証券で口座開設する⇒公式サイトへ
楽天証券で口座開設⇒公式サイト
先進国株式連動型:EXE-i (エグゼアイ) 先進国株式ファンド
日本国内だけではなく先進国にも投資したいというなら、こちらの「EXE-i 先進国株式ファンド」に注目です。
・EXE-i 先進国株式ファンド

投信概要:日本を除く先進国株式市場に連動するインデックス型投信
運用方法:基本投資割合を米国60%、欧州30%、アジア・太平洋地域10%とし、状況により調整
販売手数料:0円
信託報酬:0.3574%(年率)
取扱販売会社:SBI証券、楽天証券、カブドットコム証券、SMBC日興証券など
先進国株式市場(日本は含まず)に連動するインデックス型投信「EXE-i 先進国株式ファンド」の信託報酬は0.3574%。先に紹介したニッセイ日経225インデックスファンドの0.27%には及ばずとも、コスパの面で魅力を感じる銘柄です。
また、新興国株式連動のものより先進国のほうがリスクは相対的に低いですから、リスク面でも一定のメリットがあると思います。
SBI証券に口座開設する⇒公式サイトへ
iphoneからの開設手順はこちら
お試し投信には「ワンコイン積立投信」
上で紹介した2つの投資ファンド。毎月1,000円~積立方式で買付可能となっています。毎月1,000円、年で12,000円。これを高いと見るか安いと見るかは個人差があることでしょう。
いやいや、投資信託なんかしたことがないから、もっと初心者向けのものが良いというなら、カブドットコム証券でお試し投信をしてみるのはいかがでしょうか。
・ワンコイン積立投信

こちらの投信は毎月ワンコイン(500円)から1円単位で投資できる、カブドットコム証券提供のお試し投信です。どの投信ファンドに投資するかは自分で選択可能で、対象は722ファンドと種類はかなり豊富になっています。
「まずは少額で」という方はこちらで投信体験をしてみて、投信とはどんなものか理解を深めてから投資金を増やしても遅くないと思います。
カブドットコム証券で口座開設⇒公式サイト
最後にひとこと
アクティブ型投信で積極投資をするのも一つの手ですが、投信初心者ならまずはインデックス型投信です。コツコツと手堅く利益を狙っていきましょう。(※記事中で紹介した投信銘柄は、購入を推奨しているわけではありません。投信銘柄の選別は自己責任でお願いいたします)(執筆者:堀 聖人)