楽天カードに、2016年2月16日に新たなクレジットカード「楽天ANAマイレージクラブカード」が誕生しました。
今回はこのカードを紹介します。
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目次
楽天ANAマイレージクラブカードの基本スペック
まずは、楽天ANAマイレージクラブカードの基本スペックを見ていきましょう。
・国際クレカブランド:VISA、マスター、JCB
・家族カード:あり
・搭載電子マネー:楽天Edy
・チャージでポイント付与最初の電子マネー:モバイルSuica、ICOCA、nanaco、楽天Edy
・還元率:0.5%~2%
となっています。
密かにパワーアップ!
他の楽天カードでも地味に変更されている点なのですが、楽天ANAマイレージクラブカードにも楽天ポイントカードが搭載されており、これまでのクレカ、電子マネーに加えて、ポイントカード、マイレージカードの4種類の機能がつきました。
また、楽天市場で楽天カード決済で商品を購入数すると還元率が4%にアップしており、しかも面倒なエントリーは一切いりません。
ポイントは2コースから選べる
楽天ANAマイレージクラブカードのポイントは、「ANAマイルコース」、「楽天スーパーポイントコース」の2コースから選べます。
ANAマイルコースでは200円=1マイルのレート、楽天スーパーポイントコースは100円=1ポイントのレートとなっております。
ANAマイルコースを選択したとすると、毎月以下のような支出があった場合、マイルもたまっていきます。
・食費…3万円→150マイル
・公共料金…3万円→150マイル
月に450マイルだと年5400マイル、マイルの有効期限である3年間では16200マイル貯まり、閑散期であれば東京ー沖縄の往復特典航空券がもらえます。
維持コストは安い
ANAカードで年会費無料といいますと、「ANA JCBカード ZERO」のみで、しかも29歳以下の人が5年間しか持てません。
しかし、ANAカードではなく提携カードである楽天ANAマイレージクラブカードは、年会費が条件付きで無料なのに加え、マイル移行の際の手数料も無料、移行マイル数に特に上限もありません。
注意点として、ANAマイルコースを選択していても楽天Edyで決済した場合、そのポイントは楽天スーパーポイントとなってしまうので、改めて移行手続きが必要です。
また、楽天ANAマイレージクラブカードだからといって交換レートが優遇されているわけでもなく、通常の交換レートと同じです。
そして、券面はシルバーとピンクの2種類がありますが、券面がピンクだからといって「楽天PINKカード」ではありませんので注意しましょう。
1枚で何役も持たせたい、マイルの取りこぼしを極力なくしたい、搭乗がスムーズになる「SKiP」を利用したい方などはおすすめでしょう。(執筆者:角野 達仁)