私事ですが、このたび冷蔵庫を買いかえました。
いや、新婚当初に購入したものを使っていたので、子どもが大きくなるにつれて庫内が手狭になってたんですよね。
しかも、私としても主婦レベルが上昇するにつれ、おかずの「作り置き」という技も習得したので…。
「作り置き」はかなりの時短、お得です。
ということで、使っていた270L(小さい!)から買いかえよう、という話になったのです。
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「しんきゅうさん」でエコった!
家電を買いかえるとなれば、まず知らなければならないのは、消費電力(電力料金)の試算ですよね。
便利な省エネ製品買換ナビゲーションがあります。その名も「しんきゅうさん」。
冷蔵庫だけでなく、照明・便座・テレビ・エアコンの5家電を買い替えたときに、消費電力がどのように変化するのかをシミュレーションしてくれます。
さっそく、現在の冷蔵庫(270L)と、ほしい冷蔵庫(560L)の購入年と型番を入力して、「比較する」ボタンを押すと…。
「エコった!」とかわいいしんきゅうさん。
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この画面を見るためだけにも、ぜひ一度やってみていただきたい。
いやいや今回の目的は、消費電力差の試算にあります。
容積が270L→560Lと倍以上になるのだから、どのくらい電力料金が上がるのか…。
ん?
「年間電気代 約3,000円 おトク!」ですと?
それは本当かい? しんきゅうさん。大きくなるのに安くなるなんて。
大きくなるのに安くなる理由は2つあった
大きくなるのに安くなる理由、1つはすぐに思い当たるのです。
それは、
家電メーカーも研究を重ね、年々製品の省エネ度合いを高めています。
…でもね。私が結婚したのはたかだか4~5年前。今の冷蔵庫はそんなに古くないのです。
そんなことを思いながらいろいろ調べていると、驚きのことが分かりました!
例として、パナソニックのカタログから製品の一部をピックアップします。
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容積が大きいほど、消費電力が少なくなっていることが分かります!
なんでだろ。技術的な問題なのかしら。私には分かりません。大きい方が、いろんな機能を詰め込むことができるのかもしれません。
念には念を入れて「しんきゅうさん」でも、2016年に購入した小さな冷蔵庫から大きな冷蔵庫に買いかえる試算を行ってみました。…もはや「しんしんさん」ですね。一休さんらしさが名前から完全に消えても、健気にエコってくれます。
そして、やっぱり大きいものの方が消費電力が少ないとのことでした。
「しんきゅうさん」に安心させてもらって、冷蔵庫を買いかえました。
実際に大きい冷蔵庫を使ってみると、さらにおトクなことが色々わかります。
・庫内が広々して見渡せるから、食材がすぐに見つかる。存在を忘れない。
・製氷室と冷凍室に、まったく霜がつかない。(旧い冷蔵庫の製氷室はすぐに霜だらけになったので、頻繁に氷を捨てていたのです。)
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ただし、冷凍庫はぎゅうぎゅうの方が消費電力が少ないと言われています。
次はふるさと納税でもして、冷凍食品をたくさんゲットしないと。(執筆者:徳田 仁美)