マイカーユーザーにとって、5月は憂鬱な時期かもしれません。そう、自動車税の納付時期なのです。
納税は国民の義務ですので致し方ありませんが、どうせならば少しでもお得に納付したいですよね。
そこで注目なのが、「Yahoo!公金払い」です。このサービスを利用すれば、自動車税の納付がクレジットカードでできてしまい、しかもTポイントを支払いに充てられるのです。
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目次
「Yahoo!公金払い」を使った納付方法
(1) 納付通知書を準備し、手数料や注意事項を確認する
(2) 納付番号、確認番号を入力する
(3) 支払情報を入力する
(4) 内容を確認する
(5) 手続き完了
手数料を上回ってお得になるクレカは?
Yahoo!公金払いを利用する際には、自治体によって手数料があります。
その金額は自治体によって異なりますが、おおむね1件につき300円程度です。
せっかくクレジットカードで支払っても、手数料で損をしてしまっては意味がありません。
では、手数料を補って余りあるためには、どんなクレジットカードを選べばよいのでしょうか。
アクアの場合
トヨタのアクアの自動車税は、3万4500円です。
これを還元率1%のクレカで支払うと、345円分のポイントがつきますので、十分に得をします。
一方アクアは、購入翌年度の自動車税が50パーセント減税で1万7500円となります。
これを還元率1.5%のクレカで支払っても、262円分のポイントにしかならないので損です。
還元率2%のクレカで350円ですので、リクルートカードプラス(2%)や誕生月のライフカード(2.5%)で支払うのがいいでしょう。
ノアの場合
トヨタのノアの自動車税は、3万9500円です。
還元率1%のクレカで395円分のポイントがつきますので、十分に得をします。
ノアにも購入翌年度にはエコカー減税があり、最大で75%程度減税となり1万円となります。
これですと、誕生月のライフカードをもってしても250円分のポイントしか付きませんので、かえって損です。
注意点
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対応していない自治体もある
Yahoo!公金払いによる自動車税の納付、全ての自治体で対応しているわけではありません。東京都などは対応していませんので、対応についてはYahoo!公金払いをご覧ください。
Tポイントは貯まらない
自動車税の支払いにTポイントを利用できますが、Yahoo!公金払いで自動車税の納付をしてもTポイントは貯まりません。
ただし、自動車税の支払いでTポイントが最大2万ポイント当たるキャンペーンが開催中です。(開催期間:2016年4月28日(木)~6月30日(木)23:59)
利用しない方がいい場合も
Yahoo!公金払いを利用すると、自動車税納税証明書や領収証書は発行されません。
かつては車検の際に自動車税納税証明書が必要でしたが、現在は原則として必要ありません。
しかし、納付後すぐに車検を受ける予定の方や、翌年5月までに車を譲渡予定の方は、自動車税納税証明書が必要です。
確定申告で領収証書を使う方も、Yahoo!公金払いを利用せずに、これまで通り納税通知書をコンビニに持って行って支払ってください。
納付期限を過ぎると、自治体によってはYahoo!公金払いを利用できないこともあります。自治体ごとの注意事項をよく読んだうえで利用しましょう。(執筆者:角野 達仁)
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