FX取引で今のお給料の他にもう少し副収入を、と思いますが、FX取引に割ける時間がそんなにないという方は少なくありません。
しかし、今回紹介するFX取引法は月に最大6回取引するだけ副収入を狙えます。月に1、2回の取引でも問題ありません。
月に6回FX取引するだけで副収入をゲットする方法、その詳細をご紹介です。

目次
FX初心者が月に6回取引するだけで副収入をゲットする方法
FXで副収入をゲットするために、「仲値(なかね)」の意味と「ゴトー日」に取引する方法をマスターしましょう。
毎月の「ゴトー日」に取引する
初めに理解しておきたいのは、日本時間の午前9時55分頃に決定される仲値(なかね)についてです。
仲値とは、金融機関が顧客に対して取引する基準レートのことです。この基準レートを仲値と言い、仲値が決まるのは東京市場がオープンして間もない午前9時55分頃になります。
この仲値に基づいてその日の金融機関と顧客間の取引が行われます。毎日取引レートが違うのは、毎日仲値が決定されているからなんですね。
ドル円レートにおいて、仲値が円安にふれやすい日があります。それが「ゴトー日」です。
ゴトー日とは、日にちに「5」と「10」が付く日のことで、毎月の5、10、15、20、25、30日がゴトー日に当たります。
ゴトー日には日本の輸入企業が米ドルで支払いを行うことが多く、普段よりもドルが必要とされます。金融機関を通じて支払いを行いますが、金融機関がドル不足となれば(仲値不足という)仲値不足解決のためにドルを買い付けるわけです。
仲値決定前にドルが買われれば、当然円安になりますので、「仲値決定前の時間帯に円安になりやすい」というアノマリーを活用して副収入を得ようというわけです。
ゴトー日に取引する詳しい方法

ゴトー日に取引する詳しい方法を見ていきます。
・取引通貨ペア:USD/JPY
世界の基軸通貨は米ドルですので、輸入企業は円を米ドルに換えるのが基本です。ゴトー日アノマリーがストレートに出てくるのはUSD/JPY通貨ペアですから、取引通貨ペアはUSD/JPYでOKです。
・取引時間帯:午前8時~9時55分頃まで
取引開始時間は午前8時前後で。明確な決まりではなく、8時前後に仕込みましょうという話です。以下のUSD/JPYチャートをご覧ください。

≪USD/JPY5分足チャート(
SBIFXトレード)≫
ゴトー日である8月5日の5分足チャートになりますが、ご覧の通り午前9時頃から急激に円安にふれていることが見て取れます。
この日のゴトー日アノマリーにおける戦略としては、レートが落ち着いている午前7時~8時頃の時間帯に仕込みます。そして、レートが円安になってから適時、決済で。
ゴトー日によってレートの動きは異なりますが、基本的な戦略は以上の通りです。
「ゴトー日取引」の注意点
・ゴトー日でも円安にならない日がある
ゴトー日ならいつでも9時55分前に円安になる、というわけではありません。9時を過ぎても円高進行となる日がありますから、その時は潔くあきらめましょう。
・利益を狙い過ぎない
9時55分前に円安にふれたら利益を狙い過ぎずに利益確定するのがベターです。
上の画像でもそうでしたが、円安に向けて急騰したのは1回だけ。円安の波が何回も起こるわけではなく、ほとんどの場合が大きな波が1回だけです。
もう少し利を乗せようと思うと利確チャンスを逸することになりますから、適度に含み益が乗ったら決済する。これで手堅く利益を獲得しましょう。
月に6回FX取引するだけで副収入をゲットする方法 まとめ
ゴトー日の午前8時~9時55分頃までにUSD/JPYを取引するという、副収入を獲得できる方法をご紹介しました。
ゴトー日のレート変動に慣れると、比較的容易に利益獲得できるようになります。ゴトー日取引に慣れたら、取引数量を増やすと利益率を高めることができますので、試してみてください。
もちろんFX初心者が取引数量を多くして取引するとリスクが高まりますから、初めは少額から取引を始め、少しずつ取引量を増やしていくのが賢明です。
1通貨~取引できるのはSBIFXトレード⇒SBIFXトレードへ
それでは、また。(執筆者:堀 聖人)