私は仕事の報酬の振込や、公共料金・携帯代金・クレジットカードの支払いにみずほ銀行の口座を使っています。
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頻繁にお金の出入りがある口座なので、ちゃんと管理しなければ、と思っていました。「簡単にわかる方法がほしい」…そんな時に教えてもらったのが、LINEを使う方法です。
目次
残高確認の方法
お金の管理においては「一体、自分は今、いくら持っているのか」という数字を把握するのが大事です。残高確認をこまめにしておくのが有効であるのは間違いありません。しかし、従来の方法だと問題がありました。
たしかに、ATMや銀行の窓口に行けば簡単に残高照会はできます。しかし、そういった場所に行くほどの時間もない場合だってあるのです。私も仕事に本格的に復帰してから「あ、銀行行く時間ない…」と呆然としたのは数知れません。
みずほダイレクトを使っていれば、ログイン情報を使ってすぐ確認できるのも事実です。しかし、ログイン情報をしょっちゅう持ち歩くのも、セキュリティの観点から見ると不安が残ります。
「すぐに情報がわかって、しかも簡単な方法はないのか?」と本気で悩んでいたとき、みずほ銀行の「LINEでかんたん残高照会」を知りました。
LINEでかんたん残高照会とは?
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基本的な仕組み
わかりやすく言えば、「無料通話アプリのLINEで銀行口座の残高がわかる」サービスです。
みずほ銀行では、インターネットバンキング(みずほダイレクト)を使っていなくても、簡単な手続きでインターネット上から残高照会・入出金明細照会を利用できるサービスを設けています。
基本的な設定方法
みずほ銀行の口座をすでに持っていることを前提として話を進めます。
みずほ銀行LINE公式アカウントと友だちになる
みずほ銀行LINE公式アカウントと友だちにならないと、このサービスは使えません。次の3つのステップで、友達になりましょう。
(2) タイムラインから公式アカウントのアイコンをタップする。
(3) 友だち画面から公式アカウントへ移動し、みずほ銀行アカウントをタップする。
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かんたん残高照会サービスへアクセスする
公式アカウントと友だちになったら、かんたん残高照会サービスにアクセスしましょう。次の3ステップを踏んでください。
(2) トーク画面上に「メニュー」スタンプを送信し、応答されたメッセージに記載されたURLにアクセスする。
(3) みずほ銀行より配信されたメッセージに記載されたURLにアクセスする。
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スタンプをダウンロード
かんたん残高照会サービスにアクセスできたら、公式スタンプをダウンロードしてください。トーク画面に送信すれば、入出金・残高照会ができるようになります。
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普段からLINEを使い慣れていれば、すぐに使いこなせるサービスです。
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実際、使ってみた感想は?
便利です。本当に便利です。ATMや窓口に行かなくても、みずほダイレクトにログインしなくても、その場で残高や入出金履歴が簡単にわかるので、「あ、これなら大丈夫だな」と思えるようになりました。
一方で、改めてスマートフォンのセキュリティを考えるきっかけにもなりました。かねてからスマートフォン自体にロックをかけていたのですが、このサービスを使い始めたことで、LINE自体にもロックをかけています。
また、飲食店で席を立つときも、財布とスマートフォンとSuicaは持ち歩くようになりました(いつも小さなトートバックを入れています。)。
セキュリティ対策さえしっかりすれば、十分に使う価値のあるサービスです。みずほ銀行ユーザーの方は、ぜひ導入を検討してください。(執筆者:菊地 美亜)