今年は医療費控除が話題ですね。
10万円を超えればサラリーマンは確定申告で所得税が還付されます。問題は確定申告書の作成でしょう。
でも、ご安心ください。国税庁のHPからコンピュータの指示通りに入力すれば、税金の計算を自動的にしてくれます。
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コンピュータの指示通りに入力して確定申告
それでは現代版の確定申告書の作成にトライしましょう!
今回は年末調整を済ませたサラリーマンが医療費控除の確定申告をする設定です。
用意するのは源泉徴収票と医療費の領収書、そしてマイナンバーカードだけです。
まずは国税庁の確定申告書等作成コーナーに入ります。
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(1) トップ画面の赤く囲んだ部分をクリックします。
(2) 書面提出を選択します。e―Taxではありません。
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(3) パソコンの環境を確認して、すべての欄にチェックを入れます。
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(4) 紫色の「所得税コーナーへ」をクリックします。
(5) 今回は給与所得だけなので、一番左にあるブルーの「作成開始」を選びます。
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(6) 用意する書類を確認しましょう。今回は赤く囲んだどおりの給与所得の源泉徴収票と医療費の領収書です。
(7) 今回は「確定申告書を印刷して税務署へ提出」にチェックを入れて、生年月日を入力します。
(8) 一番上の給与のみを選択します。
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(9) 「給与の支払者(勤務先)は一か所のみである」と「年末調整済みである」にチェックを入れます。
(10) 確定申告する項目のうち医療費控除を選びましょう。
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(11) 源泉徴収票の金額を入力しましょう。
(12) 今回は4・5・6・7に入力する項目がないものとして、一番下の赤く囲んだ部分にチェックを入れます。実はここで年末調整の計算が正しいかどうかが確認できます。間違っていると次の画面へ進めません。
(13) 勤務先の社名と住所を入力します。
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(14) 確認画面が表示されます。正しければ次へ進みましょう。
(15) 自動的に給与所得が計算されています。これで源泉徴収票からの入力は完了です。
(16) いよいよ医療費控除のデータの入力です。
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(17) 今回は「医療費の合計額のみ入力」を選択します。でも、その前に緑色で囲んだ所をクリックしましょう。
(18) すると、(17)の入力方法確認フローが表示されます。このフローチャートに沿って入力方法を選択しましょう。
(19) 上段に医療費と病院までの交通費の合計額、下段に医療費のうち入院保険料などで補てんされた金額をそれぞれ入植します。
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(20) 医療費控除の確認画面が表示されます。問題なければ次へ進みましょう。
(21) 所得控除の最終確認画面です。
(22) 還付される金額が表示されます。この金額が貴方の口座へ振り込まれる金額です。
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(23) 一番上の「住民税の徴収方法の選択」は無視してください。サラリーマンが決めることはできません。
16歳未満の扶養親族と別居している控除対象配偶者と控除対象の扶養親族がいる場合には入力しましょう。今回はいない設定です。
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(24) 氏名・性別・電話番号を入力します。
(25) 住所を入力すると自動的に「麹町税務署」というように税務署名が自動的に表示されます。提出日も事前に分かれば入力しましょう。日程が未定なら空欄にして、印刷後に手書きで記入するのもアリです。
(26) 再度、還付される金額が表示されます。金融機関の情報を入力しましょう。間違えると税務署から連絡がいくので、正確に入力しましょう。
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(27) マイナンバーを入力します。入力した番号が違うと先へ進めません。
(28) いよいよ印刷です。赤く囲んだ「帳票表示・印刷」のアイコンをクリックするとPDFファイルで出力されます。
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(29) これがPDFファイルから出力された確定申告書です。
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(30) ここで提出前の最終確認です。熟読しましょう。
(31) これでおしまいです。お疲れさまでした。
画像はすべて国税庁の確定申告書等作成コーナーのものを筆者が加工しました。(執筆者:阿部 正仁)