小学生の子どもがいるご家庭では、そろそろ宿題の進行状況が気になり始める時期ではないでしょうか。
特に親の頭を悩ますのが自由研究です。
子どもができることや興味のあることで、あまりお金もかからず、できれば見栄えもそこそこ良いもの…となると、案外難しいものです。
そこで今回は、簡単であまりお金もかからない、身近な自由研究ネタをご紹介します。
目次
工作編
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1. 海や公園でひろったものだけを使ってフォトフレームを作る
夏休み中、家族で海水浴を楽しむ計画があったら、そこで自由研究も終わらせてしまいましょう。
海岸に落ちている木片や貝殻などをひろって、ボンドやグルーガン、紙粘土などで接着し、フォトフレームを作ります。
そこに海で撮った写真を飾れば完璧! 見た目もおしゃれで、自由研究として提出が終わったあとは、家のインテリアとして長く楽しむことができます。
海に行く予定がなければ、庭や近所の公園で手に入るものでもかまいません。ナチュラルなフォトフレームは、簡単に作れて見栄えもするのでおすすめです。
2. 近所で石をひろってペーパーウェイトにする
道端に落ちている手頃な石をひろってきて、アクリル絵の具で自由に着色します。しっかりと乾かせばできあがりです。
アルファベットを書いてみたり、スタンプを押してみたりすることで、お店で売っているようなスタイリッシュなペーパーウェイトを作ることもできます。
中~高学年の子どもであれば、「動物」、「魚」、「野菜」といったテーマを持たせて石にペイントするのも楽しいですよ。
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3. 絵本作り
子どもの興味に合わせて作りやすいのが絵本です。
空想の物語を描くも良し、大好きな電車の絵を何枚も描くも良し、テーマを決めて、子どもが好きなものを存分に描いてもらいましょう。
絵が描けたら、それを貼り合わせて絵本にしていきます。紙の大きさが異なる場合は、台紙を用意すると便利です。
貼り合わせた本に「〇〇の物語」や「電車図鑑」といったタイトルをつけて、表紙を描けばできあがりです。
100円ショップなどで買えるマスキングテープやシールなどで飾りつけをすれば、より華やかな作品になります。
研究編
4. 近所の地図を描く
近所を歩いて地図を描きましょう。画用紙と色鉛筆があればすぐにできます。
・ 建物を厚紙で作って立体地図にする
・ 交通標識を調べて地図に描き入れる
といったアレンジもしやすく、オリジナリティを出しやすいのもこのテーマのメリットです。
特に低学年の子どもであれば、「駐車場」や「工場」など、1人で入ってはいけない場所を地図に描き入れて、地域の安全マップを作るようにすると、実用的な研究になりますよ。
5. ごはんを作る
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子どもが料理に興味を持っているなら、ごはんを作ってもらうというテーマがおすすめです。
・ 材料とレシピを調べる
・ 予算を決める
・ 買い出しに行く
・ 料理を作る
・ 料理を盛り付ける
・ 料理を配膳する
・ 食器を洗う
・ 感想をインタビューする
など、ごはんを作るには多くのステップがあり、レポートとしてまとめるときもネタに困ることはありません。
思い立ったらその日にできるので、夏休み最後の駆け込み研究にもおすすめです。
6. どの国から来たものかを調べる
家にあるものを調べて、どの国から来たものかをレポートします。
例えば、タイ製の洋服、中国製のおもちゃ、ブラジル産のコーヒーなど、普段使っているものがどの国で作られたものなのかを調べ、その国の特徴や、日本に届くまでどのくらいの時間がかかるのか、といったこともまとめるとボリュームのある研究内容になります。
中~高学年の子どもであれば、食料自給率や貿易摩擦、フェアトレードといった内容にまで踏み込んでみると、より研究が深まりますよ。
お金をかけずに子どもが楽しめる自由研究を!
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「自由研究」というと、専用のキットを買ってきたり、難しい研究をしたりしなくてはならないような気になりますが、意外と自由研究のネタは身近にあるものです。
子どもの興味があることからヒントを見つけて、親子で楽しく取り組める自由研究のテーマを探してみてくださいね。(執筆者:青海 光)