JCBが発行する「JCB EIT」には、8つの大きなメリットがあります。
一方で、リボ払い専用カードならではのリスクもあります。
この記事では、JCB EITのメリットだけでなく、デメリットも合わせて紹介します。
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目次
JCB EITの8つのメリット
カード名にもあるように、JCB EIT(エイト)には、8つのメリットがあります。
以下で詳しく紹介していきましょう。
(1) カードデザインがスタイリッシュ
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JCB EITのカードデザインは、「ストライプ」、「ブラック」、「ステッチ」、「チェック」、「ドット」、「ロゴ」の6種類から、好きなデザインを選べます。
クールなデザインからかわいいデザインまであり、どんな好みの方でも満足いくでしょう。
(2) 年会費が永年無料
JCBカードは、年会費が有料、もしくは条件付きで年会費無料というカードがほとんどですが、JCB EITは無条件で年会費が永年無料です。
ETCカードや家族カードも永年無料なので、持っていても維持費は発生しません。
(3) ポイント還元率は1%
JCB EITは、税込1000円利用ごとに「Oki Dokiポイント」が1ポイント貯まります。
1ポイント=5円相当なので、ポイント還元率は1%です。
これは、JCB一般カードの2倍に相当します。
(4) 海外旅行保険最高2000万円が自動付帯
年会費無料ながら、JCB EITには最高2000万円の海外旅行傷害保険が付帯します。
しかも、海外航空券や旅行ツアー代金をカード払いしなくても付帯する「自動付帯」なので、お守り代わりに持つのにぴったりです。
(5) 最高100万円まで補償してくれるショッピング保険
海外旅行保険だけでなく、最高100万円まで補償してくれるショッピング保険も付帯しています。
年会費無料カードでショッピング保険が付帯しているのは、なかなかありません。
しかも、海外での購入商品だけでなく、日本国内で購入した商品も対象です。
(6) リボ払いの初回手数料が無料
JCB EITはリボ払い専用カードで、利用金額に対してリボ払い手数料が発生します。
しかし、JCB EITは、リボ払いの初回支払いに限り、リボ払い手数料がかかりません。
(7) ネットショッピングも安心
ネットショッピングで、自分のJCB EITの不正利用が発覚した場合も、JCB EITには「JCBでe安心」制度があります。
これは、不正利用と認められた場合、不正利用の請求を取り消してくれる制度です。
これで、安心してネットショッピングができますね。
(8) 個人情報漏えいも心配なし
JCB EITは、WEB明細サービスの「MyJチェック」に自動登録されます。
利用明細書が自宅に届きませんので、明細から個人情報が漏れる心配がありません。
ネットショッピングでも、本人認証サービス「J/Secure」を利用でき、ショッピング時の情報漏えいの心配もいりません。
JCB EITのデメリット
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一見いいことづくめにも思えるJCB EITですが、デメリットもあります。
ここからは、デメリットも紹介します。
(1) QUICPayを搭載できるカードは限られる
6つのカードデザインのうち、後払い式電子マネー「QUICPay」をカードに搭載できるのは、「ストライプ」、「ブラック」、「ステッチ」のみです。
どうせならば、6種類すべてに搭載可能にしてほしいですね。
(2) 海外でのATMキャッシングはできない
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JCB一般カードの裏面には「Cirrus」の文字があります。
これは、世界的なキャッシングネットワークの名称なのですが、JCB EITの裏面を見ても、「Cirrus」の文字があります。
現地金融機関の窓口でお金を借りる方法もありますが、借入できる時間帯が限られるうえに、手続きが非常に面倒です。
つまり、JCB EITは海外でのATMキャッシングができないのです。
(3) 「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」のポイントアップがない
JCBが発行するカード(プロパーカード)には、「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」のポイントアップがあります。
セブンイレブンやイトーヨーカドーではポイント3倍、オリックスレンタカーでポイント6倍など、カード決済をすると通常より多くのポイントがもらえます。
ただし、JCB EITにはこのようなポイントアップの仕組みがありません。
(4) リボ払い専用カードである
そして最大のデメリットは、リボ払い専用カードであるという点です。
初回支払いこそ手数料無料ですが、2回目以降は普通に年8.04~18%の手数料が発生します。
これについては、毎月のリボ払い支払金額をショッピング枠の上限に設定すると、実質一括払いカードとなるため、回避できます。
しかし、その手続きも会員ページから行なう必要があり、多少面倒です。(執筆者:角野 達仁)